ファッション×友情!新世代の王道少年漫画『ランウェイで笑って』が熱い!

ファッション×友情!新世代の王道少年漫画『ランウェイで笑って』が熱い!
     

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記事を読んでくれた方に、作品の知識を深めてもらい、より楽しめるようになれるような記事を書いていきます!

   

皆様は『ランウェイで笑って』という作品をご存知でしょうか。

猪ノ谷言葉による作品で『マンガ大賞』にノミネートもされており、今絶対に読むべき作品の一つです。

『ランウェイで笑って』はファッションを題材にした漫画なのですが、非常に熱く心が踊るような王道少年漫画になっており、この面白さを皆様にもぜひ知ってほしいと思い今回紹介させていただくことにしました。

『ランウェイで笑って』はファッション漫画

身長は、158cmから伸びなかった・・・。藤戸千雪の夢は「パリ・コレ」モデル。モデルとして致命的な低身長ゆえに、周囲は「諦めろ」と言うが、千雪は折れない。そんなとき、千雪はクラスの貧乏男子・都村育人の諦めきれない夢「ファッションデザイナー」を「無理でしょ」と切ってしまい・・・!?「叶わない」宣告をされても、それでも一途に夢を追って走る2人の物語。

(C)Kotoba Inoya/講談社
引用元:Comee.net

 

『ランウェイで笑って』はモデルを目指す少女とデザイナーを目指す少年がファッションショーの最高峰である”パリコレ”に出場することを目指して努力していく話です。

ファッションを題材にした漫画と聞くと少年漫画に比べ、女性向けの漫画が多いことから、少年漫画と相性が悪いと思ってしまいます。

ですが、本作には夢を諦めなければいけない人ならではの苦悩、夢を阻む大きな壁、主人公たちの「努力」を感じるようなシーンやその「努力」を認められた時の達成感など、少年漫画のような熱くなれるシーンがたくさんあります。

ファッション漫画ですがしっかりと少年漫画を読んでいるんだなという読み応えを感じることができます。

本来なら夢を諦めるはずだった二人の主人公

身長が足りないモデル・藤戸千雪

本作の主人公である藤戸千雪を紹介します。

彼女のスタイルはモデル向きな上にタフな精神力を持っています。
それに父はファッションブランドのオーナーです。
他のモデルが欲しくてたまらないような要素を多く持っています。

しかし彼女にはモデルに必須と言われる要素”身長”だけは持ち合わせていませんでした。

彼女の身長は158センチ。
女性としては平均的な数値で普通に生活するには何も問題はないと思いますが、モデルを目指すとなると必然的に高い身長であることが求められます。

千雪は身長がないという生まれ持った要因故にモデルという夢を諦めないといけなかったのです。

家庭環境のせいでデザイナーになれない都村育人

次に『ランウェイで笑って』のもう一人の主人公の一人である都村育人は昔から妹たちの服を作っているので服を作るセンスだけはあります。

しかし彼の家は非常に貧乏なので服のデザインを学ぶための専門学校に通うだけの経済力はありませんでした。

通常、ファッションデザイナーは専門学校や大学で知識と技術を学んでからブランドに就職します。
雇用条件としても、専門学校・大学卒業以上が条件として設けられていることが多く、就職するのは難しい業界です。

もし彼の家に専門学校に行けるほどの経済力があるなら、彼はデザインの勉強をし、ファッションデザイナーの夢を追いかけていたはずです。

この作品の3つの魅力ポイント

① 一緒に夢を追いかける仲間の存在

『ランウェイで笑って』は普通なら夢を叶えられないような二人が出会う事で化学反応を起こし、夢を叶えていくという話です。

お互いに夢を目指すのに大切な要素が無いということを自覚しており、時には自分には無理だと思ってしまう時があります。
なので、二人とも生まれ育った環境のせいにして幼い頃から憧れていた夢を諦めかけていました。

ただ千雪は「無理なんじゃないの」という他の人から絶対に言われたくない言葉を育人に使ってしまった事、育人は千雪と出会ったことで服によって人は大きく変われる事が分かり、お互いに夢を諦めきれなくなり、再び夢に向かって諦めない覚悟を得ることができました。

お互いの存在が自分の夢と向き合うきっかけとなったのです。

困難に直面しても夢を諦めない片方の主人公を見ることで、自分も負けてられないと思うようになり再び夢に向かって努力できるようになります。

二人はお互いに支えあいながら本来なら絶対に叶わないような夢に向かって突き進んでいくのです。

② 夢に向かって本気で努力する二人が熱い!

本作の2つ目の見どころは夢に向かって必死に頑張っていく二人の主人公の努力する姿です。

先程もまとめたように、二人は本来なら夢を叶えるのは難しい環境の中、自分の才能の無さを自覚してもなお諦めずに努力を続けます。

千雪は自分の身長が低すぎて普通のモデルとしては使われない事を自覚しているので、歩幅や手の振り頭の動かし方までコントロールする訓練をしています。

その結果自宅にある絨毯の中央にはなんども刻まれた無数のくぼみが出来てしまいました。
モデルに必須な身長がない分、他の強みを得ようと必死に努力しているのです。

一方で育人は偶然ファッションデザイナーの事務所で働く機会を得たのですが、彼にはデザイナーに必要な知識がなく「ヘタクソは帰ってくれ」とまで言われてしまいます。
ですがデザイナーになりたいという覚悟があるので、何回も「帰れ」と言われても諦めない事により、自分の才能や能力を認められるようになりました。

普通の人なら諦めざるをえないような状況なのですが、そんな状況でも夢に向かって突き進んでいく二人の姿はカッコいいですし、純粋にこんな風な人間になりたいと思ってしまいます。

不利な状況で頑張っている二人はとても尊敬でき、我々読者も二人に夢を叶えて欲しいと思ってしまいます。読んでいると応援したくなりますね。

③二人の努力が報われる瞬間

作品の中では二人が現実と向き合いながらも努力する姿を何度も目にします。
だからこそ二人の努力が認められる瞬間は何よりも嬉しいですし、熱くなれます。

モデルがファッションショーで歩く道のことをランウェイというのですが、ファッションショーが成功した瞬間というのが、そのランウェイで大きな拍手と大歓声が起こった時です。

二人の努力が実りランウェイで大歓声が起きた時、まるで自分の努力が報われたようなとてもスカッとする気持ちになります。

本作は夢を諦めないといけないはずの二人の努力が報われる瞬間が何よりも楽しく、純粋に読んでよかったなと思います。

まとめ

今話題の最高に熱くなれる王道少年漫画『ランウェイで笑って』を紹介させていだだきました。いかがだったでしょうか。

この記事を読んでもらったことで本作のことが気になり、読みたいと思ってもらえたら嬉しく思います。

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