誰もが知っている偉人の才能を取り入れた、新感覚の異能バトル漫画『リィンカーネーションの花弁』。
小西幹久による作品で既に70万部を突破するほどの勢いで人気作の仲間入りを果たしました。
なぜそんなに人気になったのか、今回はその魅力を解説していきます。
『リィンカーネーションの花弁』とは
前世を、掘り起こせ。 決別せよ! 無才と罵られる日々に!! 目覚めよ!!! 自身に眠る、前世の才能に!!!!宮本武蔵の剣と数学者の超高速演算、シリアルキラーの大虐殺がいきなり激突する、天才異才鬼才続々登場の異能バトル!
(C) Mikihisa Konishi
引用元: Comee.net
『リィンカーネーションの花弁』は、「月刊コミックガーデン」で連載中の小西幹久原作によるバトル漫画です。
前世の記憶を呼び覚ます”輪廻返り”で、偉人格や罪人格特有の異能を手に入れた”廻り者”と呼ばれる者たちがバトルを繰り広げていく物語。
実在した偉人らの才能を受け継ぐ者、大罪人の才能を受け継ぐ者など、輪廻帰りをしてみないと何の才能を受け継ぐのかはわかりません。
また、自分自身でも才能を選ぶことは出来ないので、ある種の賭けといっていいでしょう。
まずは、本作を理解するための用語をご説明いたします。
【輪廻の枝・輪廻返り】
廻り者になっている者から手渡される、前世の記憶を呼び覚ますのに必要な枝です。
枝といっても木の枝のようなものではなく、ナイフのような形をしているもの。
これで、自らの首を掻き切って死に、それゆえに輪廻が巡り偉人もしくは罪人として甦るという仕組みです。
この行為を”輪廻返り”と呼び、才能を引き出した者は、偉人や大罪人の才能である異能力を使うことが出来ます。また、うまく輪廻返り出来た際には、血ではなく真っ赤な花弁が舞い上がるのが特徴です。
【廻り者】
輪廻返りをした者は”廻り者”と呼ばれるようになり、才能を引き出した偉人や大罪人の姿に変わります。
しかし、廻り者になっている時間には制限があり、一定時間経過すると元の姿に戻ってしまうのです。
【完全な廻り者】
何度も輪廻返りを繰り返すと”完全な廻り者”となり、時間制現がなくなります。
また、既に廻り者である仲間から敬意を表され本来の名ではなく、引き出した偉人または大罪人の名で呼ばれるようになるのです。
輪廻返りした廻り者の中心人物
扇寺東耶(せんじとうや)
”扇寺東耶”は、安土桃山時代に実在したと言われる天下の大泥棒:石川五エ門に輪廻返りした青年です。
引継いだ才能は“盗人の右腕“といい、物質を貫通することもできるので、右手が届く場所であればどんなものでも盗むことが出来ます。
ジョン・フォン・ノイマン
”ジョン・フォン・ノイマン”は、現代のコンピューターの生みの親と言われている実在した天才数学者です。
本作に登場するノイマンは、可愛い少女ではありますが、偉人たちだけで結成された”偉人の杜”を率いるリーダー。
才能は、驚異的な計算能力を駆使し、正確な未来を予測する予測演算です。
アインシュタイン
”アインシュタイン”は、理論物理学者アルベルト・アインシュタインに輪廻返りした偉人の杜に所属する少女です。
彼女の才能は、自由に空間を移動することが出来る空間転移ですが、自分の知らない場所には移動できないというデメリットもあります。
ナイチンゲール
”ナイチンゲール”は、負傷兵たちに献身的に尽くした実在したイギリスの看護師です。
本作でのナイチンゲールも同じく、傷を癒す才能を持っています。
しかし、傷を癒した人物を操ることが出来る裏の才能も持っている要注意人物。
これは、かつて傷病兵がナイチンゲールの影にキスをした逸話が元になっているといえます。
『リィンカーネーションの花弁』魅力は新感覚の世界観
首を掻き切るという賭け
輪廻の枝を使って首を掻き切る輪廻返り。
しかし、誰しもが思ったような輪廻返りが出来るわけではありません。
偉人となるのか、大罪人となるのか、まさに一か八かの勝負でもあるのです。
中には、大罪人に輪廻返りして自ら死を選ぶというケースもあり、扇寺東耶も受け継いだ才能に不満を抱いていました。
ただ、その才能の使い方さえ間違えなければ、偉人にも勝る才能になることもあるのです。
偉人や罪人のバックボーンも取り込んでいる
本作のキャラクター設定は、先ほど紹介したキャラクター以外にも、宮本武蔵やニュートン、ヒトラーといった誰もが知っている歴史上の人物が登場しています。
彼らの才能だけではなく、立ち振る舞いなどもリアルに表現されているのも魅力です。
中にはどんなことをした人物なのか分からないキャラも登場するので、本作で興味を持った人物を調べて学ぶということに繋がるいいチャンスにもなります。
巻末にある偉人解説が勉強にもなる
本作では、巻末及び所々に実在した人物の解説が書かれています。
実際に何をした人物なのか、何世紀頃に活躍した人物なのかが一目瞭然です。
こういった説明も大いに活用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
異能力バトルの本作では、大罪人だから悪、偉人だから良という考えを覆してくれる面白さがある作品です。
漫画を通して偉人や大罪人らを知るいい機会にもなるので、バトル漫画好きには絶対オススメしたい作品です。
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