”黒トリガー”は本作の戦闘において重要視される要素の一つでこれがあるだけで選曲が大きく変わってしまいます。
現在ボーダー側に黒トリガーは3個しかありません。
一方でネイバーの国家であるアフトクラトルには13個の黒トリガーがあります。
アフトクラトルとはコミックス6から10巻にかけて行われた大規模侵攻にて敵になった国家です。
今回はネイバー側に黒トリガーが多く存在する理由を考察してみることにしました。
黒トリガーとは
本作に出てくる武器・”トリガー”の一種です。
製作者の人格や感性が強く反映されるので起動できる人間が限られるものの
* 相手の能力を学習
* 視界に入るものに対して斬撃を加える
など普通のトリガーとは比べ物にならないような能力と性能を持ちます。
黒トリガーが有ると無いとでは戦局が大きく違ってくるのです。
本作の戦闘では黒トリガーの使用者をどのように対処するかが非常に重要になっています。
黒トリガーの制作方法
黒トリガーが強力ならそれを量産すれば良いじゃないかと思う人もいるかもしれませんが黒トリガーの制作方法は特殊で大量に作ることはできません。
その制作方法は優れたトリオン能力の使い手が自分の命と全トリオンをトリガーにつぎ込まないと作ることが出来ません。
もちろん黒トリガーの製作者は作った後に死んでしまいます。空閑遊真(くがゆうま)の父である空閑有吾(くがゆうご)は黒トリガーを作った後に塵となって死んでしまいました。
また迅悠一(じんゆういち)の黒トリガーである”風刃”を作った最上宗一(もがみそういち)もこの世にはもういません。
ボーダーには黒トリガーが3個しかない
黒トリガーは制作難易度が非常に高いので数が限られており、主人公たちの組織であるボーター側には黒トリガーの使い手は以下の3人しかいません。
* 空閑遊真
* 迅悠一
* 天羽月彦
黒トリガー使用者は性格的に難がある人が多い上に、黒トリガーの所持者の一人空閑遊真はもともと人間を攫うボーダーの宿敵、ネイバー側にいました。
迅悠一に至ってはそんな空閑をボーダーに入隊させるために自身の持つ黒トリガーである風刃を手放しています。
風刃には他の黒トリガーほど使用者が限られておらず起動できる人間も多く存在します。
現在風刃はボーダー本部が管理しており任務によって使用する人を変えて運用しています。
また天羽月彦はまだ本格的な戦闘シーンは一切描かれていなく黒トリガーの能力も謎に包まれています。
天羽月彦はその黒トリガー能力の危険さ故に慎重に扱われているようです。
今の所彼が黒トリガーを使用したシーンは描かれていません。
これからの展開によっては天羽が黒トリガーを使用する可能性も十分考えられます。
彼の活躍に期待ですね。
ネイバー側の事情
ネイバー側には黒トリガーが出来やすいような要素がたくさんあるかもしれないので要因となりそうなものをまとめてみました。
戦争が多い
ネイバー側の国には戦争が多く、常に新しい戦力を欲しがっています。
そもそもネイバーが人を誘拐する理由はトリオンの量が多い人間を生け捕りにして、戦争に使う”トリオン兵”というトリオンで動く巨大兵器を動かす原動力にするためです。
それに戦争になって追い込まれると黒トリガーを作って反撃することを試みることが多くなり、黒トリガーが作られる原因にもなるようです。
仲間を大切にしない
アフトクラトル側はあまり仲間を大切にしていなく失敗した人は次々に切り捨てられてしまいます。
自身の体を液体や気体に自由に変える能力を持つ黒トリガー泥の王 (ボルボロス)の使い手エネドラが忍田真史(しのだまさふみ)本部長たちに負けてしまった時、すぐに仲間である空間移動能力を持つ黒トリガーの使い手・ミラに殺されてしまいました。
またヒュースも黒トリガーの使い手ではありませんが任務が終了後に仲間と合流出来ずに取り残されてしまいました。
ネイバーのアフトクラトルでは人の命よりも黒トリガーの方が優先されているという証拠とも言えるシーンでしょう。
トリガーに関する実験が盛んに行われている
アフトクラトルは以前より強力なトリガーを使用する人間を作る研究を行ってきました。
その成果が”角つき”の人間です。
トリガーを加工した角を幼少期より埋め込むことで後天的に優れたトリオンを持つ人間を作ることが可能になります。
それ以外にも頭につけた角からデータを得ることで、本来なら使い手を選ぶはずの黒トリガーの使用者をすぐに探すことができます。
もともとトリガーはネイバー側の技術
ボーダーが使うトリガーは元々ネイバー側の技術を模倣して作られたものです。
ボーダーのトリガーは能力を自由にセッティングできたり、トリオン体が起動不能になったら自動的に脱出できる”緊急脱出 (ペイルアウト)”など独自の機能があったり、攻撃性能的にはネイバー側に劣っています。
その証拠にボーターとネイバーのトリガー使用者同士で戦った場合ネイバー側が優勢になることが多くボーダー側は人数を動員して応戦するようなパターンが多いです。
まとめ
ネイバー側の黒トリガーに関する事情を軽くまとめると
* 人命よりも黒トリガーの方が優先される
* トリガー自体ネイバーの技術
* トリガーに関する実験が盛んに行われている
ということでネイバー側に黒トリガーが多く存在する理由は
* ネイバーには戦争が多く黒トリガーを作る機会が多い
* 単純にトリガーを作る技術が高い
のが要因になっていると考察しました。
ネイバーの使う黒トリガーはボーターの使うものよりも遥かに高性能なものが多いです。
これからボーダーの隊員たちは強力な黒トリガーの使い手に対してどのように対処して行くのでしょうか?
これからの『ワールドトリガー』から目が離せませんね。
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引用元:Comee.net
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