日本で人気のスポーツといえば、やっぱり野球!
夏の高校野球は数多い学生スポーツでも最も注目を集めるイベントです!
また、2020年の東京オリンピックでも競技が行われることが決定しています。
漫画の世界でも他のスポーツを題材とした作品と比べて、野球を題材とした作品は非常に数が多いです。
もはや野球漫画という一大ジャンルを築き上げていると言っても過言ではないほどたくさんの名作、傑作が生まれています。
今回はテレビアニメも放送されている、満田拓也による人気作『MAJOR』の続編『MAJOR 2nd』を紹介していきます。
本作のあらすじと見どころ紹介!
父親のようなプロ野球選手になることを夢見て、日夜トレーニングに励む5歳の野球少年・吾郎!!友達の寿也君とリトルリーグに挑戦!?
(C)満田拓也/小学館
引用元:Comee.net
天才父さんの息子は凡才少年!
前作の『MAJOR』は主人公“茂野吾郎”がプロ野球選手の父に憧れ、実力のある野球選手になることを夢見て、日々努力する野球人生を描いた作品です。
吾郎のポジションは他の野球漫画においても主役が多い、ピッチャーです。
野球好きの中でもピッチャーに向いている性格として、神経が図太い、自分勝手、物事をはっき言う、などが挙げられています。
それを体現したかのような吾郎は圧倒的な野球の才能と根性、そして努力によって周囲を翻弄しながらも、勝利を目指していく主人公でした。
一方、今作の主人公である“茂野大吾”は吾郎の息子ですが、真逆の性格をしています。
身体能力が特別高いわけではなく、精神面でもどちらかというと失敗を引きずるような繊細な性格です。
そんな彼のポジションはピッチャーの女房役とも称されるキャッチャーです。
キャッチャーが主人公⁉ 珍しい野球漫画!
ピッチャーに比べるとキャッチャーというのは、そこまで人気のあるポジションではない印象もあります。
過去の野球漫画でも、キャッチャーが主役の作品はドカベンなどの大ヒット作もあるものの、それほど数が多いわけではありません。
また、どうしてもキャラクターデザインも体が縦にも横にも大きな人が多く、イケメンヒーローのようにすらっとした主人公に対して、どっしりとしたキャラクターの印象が強いです。
本作はなぜキャッチャーを主役に選んだのでしょうか?
もちろん、前作との差別化を図るということもあるでしょう。同じピッチャーだと似たようなキャラクターになってしまいがちです。
差別化が難しいので、まったく違うポジションにした、ということも考えられます。
しかし、この設定変更が前作と違う新しい味をもたらしています。
頭脳とチームの力で勝負!
キャッチャーはグラウンドの司令塔と呼ばれています。
相手のランナーの動き、味方の守備位置の確認、配球などの頭脳的なプレーが多く求められるポジションでもあります。
今作の特徴の1つとして、味方チームに可愛らしい女子が多いことが挙げられます。
男女一緒にプレーする機会の多い小学生時代はともかく、中学生に上がっても女子が多いチームで大吾はプレーします。
これは作者の満田拓也が、男子と女子という身体能力でどうしても劣る味方を、どのように勝たせるべきか?
ということを考えながら物語を進行させていこう、という狙いではないでしょうか?
前作の吾郎が「俺についてこい!」と先頭で走るキャラクターであるのに対して、大吾は「こうしたらいいと思うよ」と後ろからみんなをじっと観察して、アドバイスをおくるタイプの主人公です。
前作が吾郎という天才の力を重視した個の野球を描いていたことに対して、本作は大吾のアイディアや観察力を駆使して、チームとしての野球を描くことを重視しています。
まとめ
いかがでしたか?
破天荒な吾郎の魅力に満ちた前作が好きだった方には、少しだけ違和感があるかもしれません。
1人の天才ピッチャーの力で勝つのも野球の魅力の1つですが、チームをまとめ、全員で団結して勝つのも、また野球の魅力の1つです。
まだまだ続くMAJORのストーリーにアニメも漫画も目が離せません。
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