漫画家たちの裏側を知る! 漫画を作る漫画4作品を紹介!

漫画家たちの裏側を知る! 漫画を作る漫画4作品を紹介!
     

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漫画が好きな方の中には趣味で絵を描いている方や、将来漫画家になるために努力を重ねている方もいらっしゃるのでは?
また漫画家には興味があり、どんなことを考えながら描いているのか知りたい!
という人も多いと思います。

今回は漫画制作者たちを描いた『漫画を作る漫画』を4作品紹介します。

メディア化なども果たした代表的な作品を中心に紹介しますので、漫画好きなら1度は手にとってほしい作品ばかりです。

漫画を作る漫画4作紹介!

まんが道( 藤子不二雄(A))

戦後漫画史の貴重な記録でもある、連載期間43年に渡った藤子不二雄A先生の自伝的作品。満賀道雄と才野茂。北陸で出会い、“漫画”に魅入られた2つの才能が、漫画家という夢に向かって共に歩んでいく長編ロマン。青春の悩みや歓びを丹念に描き、読んだ者誰もが引き込まれる日本漫画の金字塔。待望の第1巻!!

(C)藤子不二雄(A)/小学館
引用元:Comee.net

漫画を作る漫画を紹介する上でこの作品は絶対に欠かすことができません!

『怪物くん』などの代表作がある藤子不二雄Aが描いた本作は、漫画の道に突き進む“満賀道雄”と“才野茂”の2人の少年の物語です。

主人公たちの名前こそ違うものの、藤子不二雄の2人が少年時代の出会いから、プロの漫画家となり活躍するまでの道のりを描いた、実話ベースの物語となっています。藤子不二雄が住んだ伝説のアパート、トキワ荘で共に生活していた手塚治虫をはじめ、石ノ森章太郎、赤塚不二夫なども登場します。
今につながる漫画文化を作り上げた漫画家たちの素の表情なども窺い知れる作品です。

昭和のレジェンド漫画家がどのような人生を送り、どれだけ漫画に情熱を傾けたのか、漫画の歴史を読み解くうえでも欠かせない作品です。

バクマン。(原作:大場つぐみ 漫画:小畑健)

一握りの者にしか得られない栄光を手にするため、険しい“マンガ道”を歩む決意をした二人。高い画力を持つ真城最高と、文才に長ける高木秋人がコンビを組み、新たなマンガ伝説を創る! 新時代成功物語開始!!

引用元:Comee.net

週刊少年ジャンプに連載されていたほか、NHKで放送されたテレビアニメや実写映画なども有名な作品です。
漫画を作る漫画と聞くと、本作を連想する方も多いでしょう。

こちらもまんが道と同じく2人組の漫画家の物語です。
主人公の“真城最高”が作画を担当、相棒の“高木秋人”は原作、ストーリーを担当しています。

本作は原作を大場つぐみ、作画を小畑健が担当しており、2人の漫画制作の悩みやトラブルは、漫画の誇張もありますが本当に作者が体験している悩みでもあるのだろうと想像させます。
また少年ジャンプの編集者との生々しいやりとりなども見どころの1つ。

現代のまんが道として漫画を作る漫画を語る上では欠かせない作品です。

編集王(土田世紀)

幼い頃、『あしたのジョ-』を読んで感動し、ボクサ-になると宣言したカンパチこと桃井環八。念願のボクサ-になり、チャンピオンを目指しているものの、成績は不振で、万年10回戦ボ-イと呼ばれていた。ある日、定期検診を受けたカンパチは、眼の精密検査を受けるようにと医者から忠告を受ける。網膜剥離でボクシングを断念せざるを得なくなったカンパチは、幼なじみのヒロ兄ィこと青梅広道の紹介で、青梅が働くヤングシャウト編集部でアルバイトをすることになる

(C)土田世紀/小学館
引用元:Comee.net

ここまで紹介した2作品は主人公たちが漫画家になる物語でしたが、こちらは漫画の編集者にスポットライトを当てた作品となっています。

怪我により引退することになった元プロボクサー“桃井環八”が、漫画の編集部で繰り広げる騒動を描いた作品です。
漫画家を主人公とした作品では悪役とまではいかないものの、小姑のように少し嫌な面を強調されることも多い編集者。
しかし、作品にかける思いは漫画家にも劣りません。

本作は1994年から1997年にかけて連載されていました。
バブルによる日本経済の狂乱がわずかに残っている時代感覚や、いわゆるオタクに対するメディアのバッシングなども描かれています。
当時の日本の世相などもうかがうことができる作品です。

零落(浅野いにお)

浅野いにお、衝撃の新境地へ――

ある漫画家の、脇目もふらず駆け抜けてきた連載が終わった。
久しぶりに立ち止まった自分に残されていたものは、
残酷なまでの“空虚感”だった。
大切な存在ほど信じ切れず、束の間の繋がりだけに
縋り始める日々―――
漂流する魂が着地した時、男の本当の姿が現れる。

浅野いにお、極限の最新作。

(C)浅野いにお/小学館
引用元:Comee.net

『ソラニン』など多くの作品を発表する浅野いにおが描いた漫画家を主人公とした漫画です。

本作は上記の3作と違い、主人公である“深澤薫”は8年にわたる長期連載を終えて燃え尽きてしまった漫画家です。
30代も半ばを過ぎて、かつての情熱を失ってしまい真っ白な用紙の前に座っても何も描くことができません。

漫画が好きで、情熱に溢れている作品が多い漫画を作る漫画の中でも、異例な作品となっています。
浅野いにおは現代人が抱える、退廃的な雰囲気を描く漫画家ですが、本作もその魅力は健在。

深澤のリアルな悩みに対して、共感してしまう方も多いのではないでしょうか?

まとめ

いかがでしたか?

漫画を作る漫画は、やはり漫画家としての熱い思いが筆にのりやすいのか、面白い作品がたくさんあります。

漫画家としてどうあるべきか? 仕事とは何か? ということを考えさせられる作品も多いです。

ここで挙げた4作以外でも名作がたくさん!
ぜひお手にとって読んでください。

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