続編公開! 銀魂が実写映画で大ヒットした理由とは?

続編公開! 銀魂が実写映画で大ヒットした理由とは?
     

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2018年8月には新作映画も公開される、大人気作品の『銀魂』

読んだことはなくても、名前だけなら知っているという方も多いのではないでしょうか?

今回は漫画を実写映画化した作品の中でも、第2弾がつくられるほど人気を獲得している『銀魂』の魅力と、なぜこれほどまでにヒットしたのか?について考えていきましょう!

【銀魂実写映画化に関する情報はこちらでCheck↓】

実写映画も人気の銀魂!

福田監督との相性の良さ

本作は週刊少年ジャンプにて2004年に連載が開始され、2018年6月には73巻が発売するなど、長期にわたって人気を集めている作品です。
主人公“坂田銀時”をはじめとした便利屋、万事屋を営む面々などが織り成すギャグと、シリアスな一面が人気の作品です。

今作の監督を務めたのが『勇者ヨシヒコシリーズ』『アオイホノオ』などのテレビドラマの演出を中心に人気を集めている福田雄一監督です。
コメディタッチの作品を多く手がけており、特にヨシヒコシリーズは大きな話題を呼び、3作品放送されていました。

銀魂の魅力の1つがコメディの面白さですが、実写映画もそれは発揮!
特に中盤の超有名アニメ作品のオマージュについては、劇場内で大きな笑い声が響きわたっていました。
どの作品のどんなオマージュなのか、気になる方は実際に鑑賞して確認してくださいね。

邦画のCGとコメディ

漫画の実写映画作品はファンから非難を浴びることも多い印象があります。

その理由の1つがチープな世界観。
どうしても舞台設定などが異世界やSFを意識した作品だと、背景などのCGの作りがハリウッドに比べて見劣りしてしまいます。
またどうしても衣装などのデザインが現実と乖離していることもあります。
その結果、衣装や大道具などがコスプレに見えてしまい、違和感が強く働いてしまうことも少なくありません。

しかし、銀魂はそのCGや違和感をギャグとして扱いました。
“エリザベス”という全身にシーツを被ったような、着ぐるみのキャラクターがいますが、漫画やアニメであれば特に違和感がありません。しかし、実写映画となると明らかに違和感があり、おかしな存在です。

作中では小栗旬演じる銀時がエリザベスを「お前は実写で観ると迫力があるな」と実写映画であることをいじることによって、その違和感を笑いに変えています。
ちょっとチープなCGや世界観、コスプレのような衣装などを笑いに変えることで、観客を自然に映画の世界に誘導しています。

コメディ要素の強い作品ならではの演出方ですね。

コメディとシリアスのメリハリ

本作の魅力はコメディパートだけではありません。

シリアスなパートでは小栗旬演じる銀時と、堂本剛演じる“高杉晋介”などが、多くのアクションを披露しています。
131分と少し長い上映時間ですが、これをコメディだけで魅せようとすると大変です。観客もさすがにギャグに飽きてきてしまうでしょう。

その中でも、時にコメディ、時にシリアスと物語を切り替えることによって、作品のメリハリがついています。

何よりも本作に登場するキャストはイケメン、美女ばかり!
そういったキャストがコメディ、アクションなど様々な面を見せてくれるだけでも、ファンはとても嬉しいものですね。

実際の歴史を下敷きにすることで……

物語を楽しむ際に、あまりに現実と乖離していて、世界観や設定についていけないことってありませんか?
完全に架空の世界観では、初見の観客などが理解するのが難しいこともしばしば。
特にファンタジーやSFはある程度の慣れが必要な場合もあります。

しかし、本作の舞台設定は幕末の日本を参考にしており、一部では歴史に沿うような展開もあります。
時代劇などで見慣れた幕末の世界であり、登場するキャラクターも歴史上の偉人をモチーフとなると、特別な説明がなくとも理解しやすいのではないでしょうか?

漫画を知らなくても理解できる作品の設定は、映画から入る観客に対して、とても大切なものです。

まとめ

いかがでしたか?

漫画原作の実写映画は賛否両論が巻き起こりやすく、本作も評価が割れているようです。
ただ、有名な漫画原作作品だからと言って簡単にヒットしません。
ヒットするには、それだけの理由があると考えると、本作の場合は特にコメディ描写が多くの観客の琴線に触れたのだと思います。

続編も公開される銀魂はこれからも盛り上がりを見せるでしょう。
これからも注目していきたい作品ですね。

 

江戸では、突如宙から舞い降りた異人「天人」の台頭と廃刀令により侍が衰退の一途をたどっていた。しかし一人、侍の魂を堅持する男が…。その名は坂田銀時。甘党&無鉄砲なこの男が、腐った江戸を一刀両断…するかも!?

(C)空知英秋/集英社
引用元: Comee.net

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