ハマる男性読者続出!秋本治先生をメロメロにさせた少女漫画『好きにならずにいられない』

ハマる男性読者続出!秋本治先生をメロメロにさせた少女漫画『好きにならずにいられない』
     
元少女漫画大好き芸人。
少女漫画歴22年、生涯で10000冊以上、5000作品以上の少女漫画を読んでいます。
男りぼんっ子です。男目線で少女漫画の魅力を語ります。

『好きにならずにいられない』という漫画をご存知でしょうか?
この漫画、ただの少女漫画だと思ったら大間違いで、とてつもなく可愛さに特化しているんです!
なんと、あの『こち亀』の秋本治先生が胸キュンし、虜になったほどの作品です!(詳しくは後ほど)

キャラクター、絵、ストーリー、世界観、台詞回し、など目に飛び込んでくるものすべてが可愛すぎて、全コマ全セリフから目が離せません!!

そんな『好きにならずにいられない』の魅力を紹介します。

『好きにならずにいられない』ってどんな漫画?

 

恋愛に興味はあるけど、誰かを好きになったことがない祝。初めて合コンに参加したけど、失敗して終了…。でも合コンしたお店で働いてた青戸くんていう店員さんが祝を励ましてくれて、復活! 祝は青戸くんのことが好きになってしまい…。そして恋に気づいた日、留年した青戸くんが祝のクラスに復学してきて!?

(C)木村恭子/集英社
引用元:Comee.net

2016年から2017年にかけて雑誌『りぼん』で連載された木村恭子先生の大人気作品。
全2巻。

物語は、恋をしたことがないヒロインが、落ち込んだ時に励ましてくれた優しい男の子に初めて恋をしてしまい、留年して休学していたその男の子が突然ヒロインのクラスにやってきて、、、という王道展開です。

それだけ聞くとよくある普通の少女漫画のように思われるかもしれませんが、全然普通じゃありません!!
可愛さに特化していて、王道展開であってもすべてが新鮮に感じます。

コミックの第一巻では、『こち亀』の秋本治先生と『アオハライド』の咲坂伊緒先生が帯にコメントを寄せているのですが、お二人とも「祝ちゃんが可愛くてキュンキュンする」と大絶賛しています。
第一巻の巻末のおまけページで木村恭子先生は、りぼんに第一話が掲載されたあとに秋本治先生からお手紙で感想が届いたというエピソードを綴っています。
つまり『好きにならずにいられない』は少女向けにりぼんで連載されていましたが、大人の男性である秋本治先生までもがメロメロにさせられた、読者層を選ばず幅広く愛される少女漫画なんです。

散々可愛い可愛いと連呼してきましたが、秋本治先生を始め男性読者もハマってしまう可愛すぎるポイントについて次項から詳しく紹介していきます。

ヒロインが可愛すぎる!

ヒロインの“栄祝(さかえしゅく)”ちゃんが最初から最後までずっと可愛いです。
まるで小さな姪っ子を見ているような微笑ましい気持ちになります。
りぼんで新連載が始まり第一話を読んだときの衝撃が今でも忘れられません。
冒頭から、祝ちゃんの天然キャラに心を鷲掴みにされちゃいました!!

友達に連れて行ってもらった合コンでの自己紹介で「好きなごはんはごはんです!」と元気よく大声で変なことを言ってしまいます。
さらに、これに男子陣が引いているのを見て祝ちゃんは「あれ?みんなごはん好きじゃないの!?」と、自分が変なことを言ってしまったことにすら気づかない天然っぷり。

もしかしたら最初は祝ちゃんのことをちょっとぶりっこなんじゃないかと思われる方もいらっしゃると思いますが、読み進めていくうちに祝ちゃんのピュアで元気で何事にも一生懸命な人柄が見えてきて、祝ちゃんの天然な発言や行動が計算されたものではないとわかります。
合コンでの一件も、生まれて初めての合コンに一生懸命になりすぎた故の失敗だったのです。
頑張りすぎて失敗しちゃう姿が可愛くて、心の中で「頑張って!」と応援しながら読んでしまいます。

中でも僕が1番可愛いと思ったシーンは、祝ちゃんが恋をした“青戸結(あおとむすぶ)”には他に好きな人がいると発覚したときに、祝ちゃんは青戸くんの恋を応援すると決意し、泣きそうな気持ちをぐっとこらえて「私の気持ちはしまっておこう、絶対に出てきちゃダメだよ」と自分に言い聞かせるシーンです。
懸命に自分の気持を押し殺して笑顔で青戸くんにエールを送る祝ちゃんの姿があまりにも切なくて、でも精一杯自分に言い聞かせる祝ちゃんの健気な姿に胸が締め付けられました。

他にも祝ちゃんはリアクションや動きも可愛くて、嬉しいときはすぐに飛びついたり、驚いたときにはぴょんぴょん飛び跳ねたり、と、まるで小動物のような可愛さも持っていて、その姿はずっと見ていたくなります。
漫画の絵だけど実際に今まさに動いたんじゃないかと感じるほどぴょこぴょこ動き回ります!

可愛い姿だけではなく、顔を涙でぐしゃぐしゃにしながら青戸くんのために女の子と喧嘩をするシーンや、寝起きで髪の毛ボサボサのブタのキャラクターの腹巻きを巻いている姿を青戸くんに見られちゃうシーンなど、可愛くない姿を見せる時があるのも祝ちゃんに好感を持てるポイントです。

祝ちゃん以外にも可愛いキャラクターばかりで、親友の“マリ”が、泣いている祝ちゃんを笑わそうとしていろんな牛乳を一気飲みしてお腹を壊したという1コマも、親友のために手段を選ばないマリが可愛くて微笑ましいです。

台詞回しや表現が可愛すぎる!

上で紹介した、自分の気持ちに対して「絶対に出てきちゃダメだよ」と言い聞かせるシーンもそうなのですが、台詞回しや表現の仕方が可愛すぎます!

例えば、駅のホームで線路を挟んで祝ちゃんと青戸くんが電車が来るまでの間ずっとペコペコとお互いにお辞儀をし合っているだけのシーンがあるのですが、電車が来た時に祝ちゃんのモノローグで「電車が来なかったらいつまでやってたんだろ」「一生終わらなくていいと思った」という表現が個人的にツボでした!

他にも印象的だったのは、前項でも少し触れた、祝ちゃんがある女の子と喧嘩をするシーンなのですが(ちなみに作中で喧嘩のことは「たたかう」と表現されていてそれも可愛い)、普通に殴り合ったり罵り合ったりする喧嘩ではなく、祝ちゃんが怒りと悲しさで涙を流しながら「私ぼうりょくとかしないから、そのかわいいメイクぐちゃぐちゃにしてやる」と相手の顔をベタベタぐりぐり触るのです。
台詞も可愛いし、暴力の代わりにメイクをぐちゃぐちゃにするという喧嘩もすごく可愛い描写だなと思いました。
(女の子にとってメイクをぐちゃぐちゃにされるのはけっこうな暴力だとは思いますが)

世界観が可愛すぎる!

忘れてはいけないのが、可愛すぎる世界観です!
作中に出てくるお店や祝ちゃんたちが通っている学校、何気ない背景などすべてが、見ているだけでワクワクするような楽しい雰囲気なのです。

まず、第一話で祝ちゃんが青戸くんと出会った「スペースダイナー」というレストラン。
第一話にしか出てこないのがもったいなすぎるくらい可愛いお店です!
宇宙をコンセプトにしているっぽいお店で、宇宙船のような形をした美味しそうなオムライスにグレイ(宇宙人)が乗っていたり、その横に土星の形をした揚げ物のようなものが添えられていたり、女子トイレのマークが頭にリボンをつけてワンピースみたいなのを着ているグレイだったりと、とても細かく描かれています。
楽しそうな雰囲気で、実際にこんなお店があったら僕も行ってみたいと思いました!

そして、1番は祝ちゃんたちが通う高校です。
男子は制服で通っている生徒が多そうなのですが、女子の服装がめちゃくちゃ自由です!
特に祝ちゃんとマリがすごいです。
表紙絵からもわかるように、祝ちゃんの頭にはいつもプードルが2つついていて、たまに服にもプードルの人形が2体ついているときがあり、そのときは合計4プードルです。
チアガールの人形をピアスにして耳につけているときもあります。
マリは、ナースの格好をして登校しているときもありました!笑
祝ちゃんとマリはいつも不思議なキラキラふわふわした格好をしていて目立ちまくりです。

そんな超自由な校風が、物語やキャラクターたちの雰囲気にぴったり合いすぎていて、作品の面白さをさらに底上げしています。

まとめ

もしも、少女漫画の《可愛さ》を競う大会があったら、この漫画は間違いなくグランプリ候補です!
《目に飛び込んでくるものすべて》が可愛すぎる作品なので実際に漫画を手にとって読んでみていただきたい!!
きっと「好きにならずにはいられない」と思います。

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