『監督不行届』から学ぶ、安野モヨコと庵野秀明の奇妙な結婚生活!

『監督不行届』から学ぶ、安野モヨコと庵野秀明の奇妙な結婚生活!
     

漫画や映画、アニメなどの物語を幅広く鑑賞。
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サイトでは映画を中心に記事を書いています。

   

今、この記事を読まれている中には漫画やアニメが大好き!
という方も多いかと思います。

もちろん、私も漫画やアニメが大好きなのですが、趣味を楽しむ一方で気になるのが結婚。

オタク趣味を続けながら結婚生活を送ることは可能なのか?
結婚のためにはオタク趣味を卒業しなければいけないのか?

そんなことを考えてしまう方も多いのではないでしょうか。

そんな方にオススメしたい!

今回はオタクの中でもとりわけ濃い、一組のオタク夫婦を取り扱った漫画『監督不行届』をご紹介します!

作品紹介

人気漫画家・安野モヨコと夫・庵野秀明のデイープな日常が赤裸々につづられた爆笑異色作! アニメ界と漫画界のビッグカップルが、こんなにもおかしく愛おしいオタク生活を送っているなんて…! 世界中に生息するオタク君はもちろん、オタ嫁(オタク夫を持つ妻)も共感すること間違いなしの衝撃作!!

(C)安野モヨコ/祥伝社
引用元:Comee.net

庵野秀明と安野モヨコの結婚生活

本作は『新世紀エヴァンゲリオン』などの数々の名作アニメを監督してきた庵野秀明と、『働きマン』などの漫画で知られる安野モヨコの夫婦の実生活を描いた作品です。

作中では主人公であり、奥さんの安野モヨコを“ロンバース”旦那さんである庵野秀明のことを“カントクくん”と呼称しています。

庵野秀明といえば、オタクの中のオタク!

ウルトラマンを愛し、数々のアニメや特撮などにも精通している、間違いなく日本でも5本の指に入るであろう、濃いオタクです。
一方の安野モヨコも漫画家ですので、一般の方よりも漫画やアニメに精通しており、作中でも 「私がオタクだから、オタク男性とは付き合わなかった」 と語っています。

奇妙な2人の結婚生活

そんな2人の結婚生活は、一般的に想像される結婚生活とは全く違います。
結婚式すらも、新婦のロンバースが花嫁衣装ですが、新郎のカントクくんは仮面ライダーのスーツを着ると言い出します!

また、服を買いに出かけて試着をしてもウルトラマンのポーズをとる。少し外に出かけても、行く場所は仮面ライダーのロケ地など、オタク趣味全開の結婚生活を送ります。
一方でロンバースもそれに慣れてしまっており、ドライブ中には車の中でアニソンの大合唱!
車の外から歌っているところを見られてもOK!
それどころか、旅館の従業員が車を移動している最中に、つけっぱなしだった大音量で流れるアニソンを聞いたとしても「気にすることはないか……」と考えるまでになります。

変わっているのは間違いないですが、これはこれで楽しそうな結婚生活です。

夫の苦悩とそれを支えた妻の姿

もちろん、夫婦なので病気などの際にはお互いに力を出し合って支えます。
作中でも病気の際に支え合う夫婦のお話が出てきますが、特に伝えたいのが、庵野秀明監督が所属するスタジオカラー10周年を記念して公開された『おおきなかぶ(株)』というお話です。

庵野秀明監督は近年、精力的に活動をしており『新世紀エヴァンゲリヲン』の劇場映画を3作品公開しました。しかし、エヴァを制作することはプレッシャーも強く、また内容も難しい話なので、相当苦心されたようです。

その結果、庵野監督は病気にかかり仕事ができなくなってしまいます。

多くのアニメファンからはエヴェンゲリヲンの続編を制作してほしい、という声が多くあがりましたが、とてもそんな状況ではなかったことが漫画から伝わってきます。

妻の献身的な看病もあり仕事復帰した後、2016年に大きな話題を巻き起こした『シン・ゴジラ』の総監督を務めます。
そして次の仕事に意欲を見せる姿で、漫画は終わります。

病の苦悩、妻としてどのように支えたのか、などを詳しく書いているわけではありません。
しかし、その優しい視点からの漫画の描き方で、どれほど妻として心配し、そして支えてきたのかよくわかります。

まとめ

いかがでしたか?

オタクであり続けるか、結婚をして脱オタクをするか……というのは、よく話題になる問題でもあります。
しかし、オタクを続けながら結婚をするという選択もあるかと思います。

確かに奇妙な結婚生活ですが、ストレスはほぼなく、本人たちも楽しんでいる模様。

こんな生活もいいのかな……なんて、想像してみるだけでも面白いのでは?

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