ゴルフは紳士のスポーツと呼ばれていますし、スポーツの中でもクールな印象がありますよね。
週刊少年ジャンプにて連載されていたゴルフ漫画『ライジングインパクト』は、クールなゴルフに少年漫画らしい熱さを取り入れた作品。
一度短期打ち切りとなりながらも、読者からの強い要望で連載が復活するという前代未聞の偉業を成し遂げた本作。
その魅力を紹介します!
あらすじ
祖父と二人で暮らす元気な小学生・ガウェインの夢は、世界一の飛ばし屋になること! 女子プロゴルファー・西野霧亜と出会い、ゴルフの楽しさを知ったガウェインは、世界一のプロゴルファーをめざして上京、霧亜の家に居候することに…。
引用元:Comee.net
小学生のガウェイン・七海は、ドライバーで330ヤードを飛ばすという驚異的な才能を持っていたため、キャメロット学院というプロゴルファーを養成する学院にスカウトされます。
ゴルフ自体はまだまだ初心者ですが、プロに近い実力を持った他の生徒たちの影響を受けて、ガウェインも徐々に成長していきます。
最初はただ世界一の飛ばし屋になりたいという気持ちでゴルフを始めたガウェインでしたが、徐々にゴルフそのものの面白さと難しさを理解していき、プロゴルファーを目指すようになります。
ドライバーのみ得意な一点集中型の主人公
ガウェインは元々ゴルフの知識も経験もない子供でしたが、偶然出会ったプロゴルファーにショットを打たせてもらったことで、常人以上の飛距離を飛ばす才能があることに気がつきました。
ゴルフ初心者でありながら、ドライバーショットの飛距離だけはプロでも難しい300ヤード以上の飛距離を叩き出し、かつ正確にまっすぐ球を飛ばすことができるのが彼の強み。
しかし逆に球を曲げて打つことができない上、アプローチやパターの技術はからっきし。
物語が進むにつれ他の技術も成長していくものの、基本的にはドライバーという特技だけを活かして他の強敵たちと戦っていきます。
ドライバーのセンスは後半で更に目覚ましく成長し、最終的には450ヤードを越えるショットを打てるようになります。
得意なドライバーショットで他の短所を補うガウェインの豪快なプレイスタイルは見ていて気持ちが良いです!
3カ国合同の大会「キャメロット杯」が熱い!
キャメロット学院は主人公が所属する日本校以外に、アメリカ校とイギリス校があり、その3カ国合同で開催される「キャメロット杯」が彼らにとって最も重要な大会となります。
キャメロット杯は国対国の団体戦と、個人戦の二つがあります。
団体戦では他校の強敵たちとの戦いとなり、個人戦は日本校の生徒も含めた全生徒との戦い。
ガウェインを始めとして、日本校の生徒たちには他校の生徒と因縁があることも多く、大会を通して人間関係の変化、様々な葛藤が描かれます。
キャメロット杯ではガウェインよりもドライバーショットの飛距離が遙かに長い選手がいて、ドライバーにだけは絶対の自信を持っていたガウェインのプライドが粉々になってしまいます。
他の生徒も、他校の選手との実力差を見て壁にぶち当たっていきますが、それを乗り越えていく展開が丁寧に描かれているのが面白いです。
主人公だけではなく主要キャラクターの殆どが一度は壁にぶち当たり、そこから成長していきます。人間味のある心の弱さを持っているのが、キャラクターの魅力にもなっていると思います。
ライバル3人のトップレベルの戦いが最大の見せ場
ガウェインはドライバーに天賦の才を持っていますが、他にもガウェインのような才能を持ったキャラが二人います。
一人は同じ日本校のランスロット・ノーマン。彼はグリーン内に球があれば、100%パッティングを一打で沈めることができるという、パターの天才。
もう一人はイギリス校のトリスタン・リオネス。
キャメロット学院3カ国合わせても最強の選手であり、彼は120ヤード以内であればどんな状況下でも一打でチップインできるというアプローチの天才です。
この3人が熾烈なトップ争いをするキャメロット杯個人戦が本作最大の見せ場でしょう!
現実では考えられない強さを持ったキャラたちが、自分の強みを活かしたプレイでライバルと戦うのが面白いです!
まとめ
少年漫画らしく、現実離れした強さを持ったキャラたちが登場しますが、それを受け入れられる人には是非おすすめしたいゴルフ漫画。
キャラも深く作り込まれており、感動できるお話も多いです。
ゴルフを知らなくても楽しめますので、手にとってみてはいかがでしょうか?
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