ようこそ『走馬灯株式会社』へ!自分の人生見返してみたくはありませんか?

ようこそ『走馬灯株式会社』へ!自分の人生見返してみたくはありませんか?
     

考察が絡んだ漫画が大好きです。
謎解き、紐解き、伏線考察という言葉にはワクワクします!

   

生まれた時から今までの人生、振り返ったときになにが思い浮かびますか?
消してしまいたい過去や、自分自身が忘れてしまっている記憶がそこにはあるかもしれません。

ある意味ホラーな展開にゾクゾクしてしまう…そんな裏社会漫画をご紹介します。

『走馬灯株式会社』とは?

走馬灯株式会社。それは、自分の視点で記録された人生を観ることができる、不思議な会社。妻と子を失った男性、集団自殺希望の若者3人組、様々な人々が迷いこみDVDを観始めると、そこには、今まで知らなかった過去の真実、心の奥底にしまいこんだはずの秘密が。全てを観た後、彼らは…?新鋭漫画家が贈る極上ミステリー。

(C)菅原敬太/双葉社
引用元:Comee.net

『走馬灯株式会社』は、『漫画アクション』で不定期に連載されていた菅原敬太先生による漫画で、2012年7月には女優の香椎由宇さんの主演によるドラマ化で話題になった作品です。

一話一話主人公の変わるオムニバス形式で描かれたサスペンスで、物語後半で明らかになる真実には、ホラー、感動、奇妙、など様々な要素が取り入れられています。

毎回、主人公がふらっと行き着く先にあるのが走馬灯株式会社という場所。

しかしそこは、自分の人生がDVDに記録してあるという不思議な会社だったのです。

死ぬ間際に見るとされている走馬灯。

それが今見られるとしたら、人は一体何を思うのでしょうか。

ラストに待ち受ける衝撃の真実は、サスペンス好きを満足させてくれるはずです。

『走馬灯株式会社』主任:神沼とは

引用元:Comee.net

神沼は、『走馬灯株式会社』に勤め、訪れてきたゲスト(主人公)に人生を記録したDVDの存在を教える謎の女です。

ゲストが自分の人生のDVDを観ることに関して止めることも強要することもなく、必要であれば道具や薬を貸し出したりと寛容な一面のある人物。

黒縁のめがねを着用しており、誰に対しても変わらない対応をしているので、その表情からは彼女の感情を読むことはできません。

また、何十年も前から容姿が変わらず年齢は不詳で、男ひとり程度なら簡単にねじ伏せるほどの技量があります。

『走馬灯株式会社』の面白さとは

神沼は訪れた人に、「人がこの世に生を受け、生きてきた全てをかえりみて喜び、悲しみ、犯してきた罪を再確認する場所でございます」と話します。

例えて言うならば、こんなことあったなぁと人生を振り返る上での懐かしい出来事。

人間誰しも出会いや別れを繰り返している中で、喜びや悲しみを感じたりすることもあるでしょう。

その一方で、裏切りや浮気、嘘をついたことなど大なり小なりの罪を背負っているはずですが、都合の悪いことは忘れてしまうことも多いはず。

この走馬灯株式会社で注目していくのが、まさにその「犯してきた罪」の部分で、ゲストは人生のDVDを見ることで、自分が忘れていた罪を思い出すことになるのです。

『走馬灯株式会社』の流れを知って頂くため、第一話で描かれたエピソードを少しご紹介します。

妻と娘を亡くし仕事も失い、人生のどん底にいた杉浦の前に走馬灯株式会社の看板が飛び込んできました。
主人公は、その会社から出てきた人の満足そうな顔につられ、中へ入ってみることにしたのです。

ここでは自分の人生を記録したDVDを鑑賞することができるという神沼に、半信半疑の杉浦でしたが、次第にのめりこむようにDVDを見続けました。
そこには、あの日の幸せだった家族の姿が映っており、杉浦は嬉しい気持ちでいっぱいになります。

しかし、次に杉浦が目にしたのは、妻と娘の死の真実だったのです。
そして、その死は自分の犯した罪が招いた悲劇ということでした。

物語の結末はホラーとも思えるゾクゾクするもので幕を下ろします。

このように、見るものをハラハラさせて止まない『走馬灯株式会社』の結末には、常に想像もしていなかった大どんでん返しが待っている、それが本作最大の魅力なのです。

まとめ

運命だと思っていたものが、実は作られたものだったとしたら?
その反対に、誰かに支えられていたことを知るきっかけになったとしたら?

人生をかえりみることと、それを突き詰めるサスペンスな展開に、のめり込んでしまうこと間違いなしです。

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