お金の怖さを思い知る『闇金ウシジマくん』はもう読んだ?

お金の怖さを思い知る『闇金ウシジマくん』はもう読んだ?
     

考察が絡んだ漫画が大好きです。
謎解き、紐解き、伏線考察という言葉にはワクワクします!

   

手にしたお金を大事に使えていますか?

闇金の世界なんて自分には縁のないただの読み物だと思うでしょう。
しかし一歩間違えれば自分の身にも起こりうる話なのかもしれません。

そんなお金にまつわる裏社会漫画『闇金ウシジマくん』をご紹介します。

『闇金ウシジマくん』の作品概要

丑嶋のもとを毎朝9時に訪れる「奴隷くん」と呼ばれる人々。それはパチンコ依存症の主婦たちのことで、丑嶋は彼女らに3万円の現金と引き換えに5万円の借用書にサインさせる。あらかじめ金利・手数料2万円を引いた上、1日3割もの暴利を課しているにも拘わらず、今日も彼の会社には哀れな訪問者が引きも切らない。

(C)真鍋昌平/小学館
引用元:Comee.net

『闇金ウシジマくん』は真鍋昌平による青年漫画です。
2004年より『ビッグコミックススピリッツ』にて不定期連載され、山田孝之主演の実写ドラマや映画としても広く知られる作品です。

”トゴ(10日で5割)”と呼ばれる違法な金利を設定している貸金会社「カウカウファイナンス」の日常、いわゆる闇金の世界をテーマにしています。

お金を借りにやってくる者の人間性や素行が詳細に描かれており、各エピソードタイトルは登場キャラクターやその回の特徴に”くん”をつけて表記されています。

『闇金ウシジマくん』キャラクター紹介

丑嶋馨(うしじまかおる)

丑嶋馨(うしじまかおる)は本作の主人公にてカウカウファイナンスの社長を務めています。

縁なしの大きな丸型の眼鏡に顎ひげの”ヒップホップ系”と呼ばれるファッションが特徴。
年齢はその見た目よりも若く、作中で1度だけ23歳と公表されたことがあります。

物怖じしない性格で、たとえ自分より上の立場の人間に酒を勧められても断り、その場の不穏な空気に流されることはありません。

冷静沈着に物事を判断し人間性を見抜くことに長けており、救いようのない者に容赦はしませんが、ひたむきに頑張る者や返済計画をしっかりもつ者にはストレートに褒め、仕事面でフォローすることもあります。

しかし、情に流されることはなく、返済額を減らす、期限を延長するといったことは一切しません。

闇金業というと一般的に理不尽なイメージを持ちますが、乗ったタクシーの運転手が取り立て相手だった際でもきちんと乗車料金を払うなど、暴利を取る割にはきっちり筋を通す性分。

作中の行動、発言から感情よりも自分の信念を曲げずに生きていることがうかがえます。

柄崎貴明(えざきたかあき)

柄崎貴明(えざきたかあき)はカウカウファイナンスのナンバー2で丑嶋とは同級生という間柄です。

中学の時は態度が悪いとの理由から丑嶋にリンチをしかけるも、そののちに回復した丑嶋からお礼参りを受けました。

その後、地元で手のつけられない不良・鰐戸三兄弟との抗争で丑嶋に助けてもらった恩から、丑嶋を心から尊敬し忠誠心を持っています。

電話のかけすぎで耳から膿が出たことがあるほど仕事熱心で、債務者への催促・新規の客への対応と、電話対応で同時に数々の顔色を使い分ける事に関しては才能とも呼べるほどの人物です。

カウカウファイナンスメンバー

カウカウファイナンスのメンバーとして他にも3人のキャラクターが登場します。

高田(たかだ)は、第1話に入社した元ホストの経歴をもつ男で、ホスト時代に顧客の女が自殺してしまったことから退職。
その顧客の女がカウカウの顧客だった縁から丑嶋と知り合いました。
カウカウの中でも美形なため、女性債務者を担当することが多いです。

加納晃司(かのうこうじ)は、連載当初から従業員として描かれていますが、過去について触れられることはほとんどありません。
丑嶋、柄崎とは中学の同級生で、クラスでは柄崎に次ぐ不良、丑嶋のリンチにも加担していました。

小百合(さゆり)は、カウカウの受付嬢で、愛想のいい美人。
当初と比べて登場回数は徐々に少なくなってくるも、会社のピンチには一役買っています。

ある意味ゾクゾクさせてくれる『闇金ウシジマくん』あえてこの作品を見てほしい理由とは

本当に怖いのは貸す方?借りる方?

幽霊よりも生きている人間の方が何倍もコワイと思わされる『闇金ウシジマくん』。

その笑えないほどのコワさに、読んだ人はお金と人生は大事にしようと思う人も多いかも?

作中で丑嶋は「債務者は怖い」と言っています。

えげつない取立てに、どえらい金額の利子。

十分貸す側の方が怖いと思いますが、これはどういうことなのか?

まず闇金と聞くと、「一度借りたら抜け出せない」、「金利が違法」、「取立てが尋常ではない」、そういったマイナスイメージが多くあがるかと思います。

普通の感覚ならば借りなければいいだけと思う方も覆いと思いますが、借りる人がいるから商売として成り立ってしまっているのです。

金利ははるかに高い、しかし「返せば大丈夫」と安易に借りると、返済すれどまた困って借りてしまうの繰り返しで、借金はどんどんふくらんでいく。
それが闇金の恐ろしさなのです。

そうなると今度は、「闇金は違法だから返さなくてもいい」と思うようになり、最終的には弁護士や警察に泣きつき始めます。

確かに闇金は犯罪です。

しかし、借りておいてそれはないだろって言われれば、確かにそうですよね。

丑嶋に言わせれば、「はなから騙し取ろうとする詐欺師や、違法だと騒いで恐喝してくるやつもいる。頭のぶっ飛んだ奴から金を回収するのは楽じゃない」ということです。

要するに、貸すのは簡単、それが回収できなきゃ意味がないのです。

カウカウファイナンスへやってくる客のほとんどは、どこかがぶっ飛んでる人達ばかり。

どちらが怖いかという目線で見たときに、最初にトゴだと説明している丑嶋より、わかったといいながら約束を守らない債務者の方が怖く見えてくるから不思議です。

納得しちゃう!胸に響く名言の乱舞

超アウトローな『闇金ウシジマくん』ですが、注目してほしい部分は、「なるほど!」と納得する名言の数々です。

毎日毎日債務者を見ている丑嶋、先ほども言ったように頭のぶっ飛んでるやつもいれば、中にはどん底に落ちたことをきっかけに前を向いて進もうとしている債務者も少なからずいます。

そんな人たちに投げかける丑嶋の言葉は、名言ともとれる納得のいくものばかり。

ほんの一例として、作中で丑嶋が言った「人は嘘を平気でつく、行動で示す奴しか俺は信用しねぇ。」という言葉(192話より)。

さすが筋を通す性分の丑嶋。
いくつもの修羅場をくぐってきただけあって、何をどうすればいいのか直感的に分かる、それがウシジマくんの魅力でもあるのです。

まとめ

この作品を読んで、改めてお金の怖さを感じる、そんな意見も多いと思います。
漫画から映画、ドラマと作品に触れるきっかけが多くありますので、アウトロー作品をまだ読んだことがない方も、ぜひ一度読んでみてほしいと思います。

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