矢沢あいの描く元祖色っぽい作品といっても過言ではない!
優等生の女子高生が、ある日華やかなモデルの世界へ飛び込んだ!
彼女を導いたのは、服飾デザイナーとしての才能あふれる色男。
一人の少女のシンデレラストーリーに、どっぷりハマってしまうかも!?
『Paradise Kiss』とは?
塾と学校の往復だけだった受験生の紫(ゆかり)が、はじめて足を踏みこんだ場所はパラダイス!? あの「矢澤芸術学院」とアトリエを舞台に繰り広げられる、恋とミシンとステージのハッピーストーリー。2011年、待望の実写映画化!
(C)矢沢漫画制作所/祥伝社
引用元:Comee.net
『Paradise Kiss』は、ファッション誌『Zipper』で1999年5月号から2003年5月号まで連載され 、2005年にアニメ化、さらに2011年には実写映画化された作品です。
矢沢あい前作『ご近所物語』のその後を描いた作品で、今作もヤザガクと呼ばれる芸術学院で、服飾について学習している学生たちの活動を中心に描いています。
ヤザガクの生徒達が、服飾デザイン、制作など、演出のすべてを担う学園祭。
ある日、嵐達がその学園祭でのモデルを探していたところ、通りすがりのゆかりに目をつけます。
このことがきっかけで、一人の男に出会い、優等生だった女子高生の人生が華やかに変わっていくのです。
『Paradise Kiss』キャラクター紹介
早坂紫/ゆかり
親の望むままに勉強し、親の望む進路を選んできた高校3年生。
大学受験を控えピリピリしているところを嵐に学園祭のモデルとしてスカウトされました。
同じ高校に通う徳森君を好きでいる反面、ジョージのことも気になり、のちにジョージと付き合うことに。
ジョージと付き合っていくうちに、触発されるように自分の人生を考えるようになります。
ジョージに「俺を翻弄させるためにこの容姿と性格で生まれてきたよう」だと言わせるほど容姿端麗。
実和子からは、勢いで呼ばれたまま「キャロライン」と呼ばれ、イザベラからは「キャリー」と呼ばれています。
小泉譲二/ジョージ
ヤザガクに通う3年生。
Paradise Kissというブランドで衣服製作、委託販売をしています。
集まって服飾制作をしているアトリエでは、デザイナーとしてみんなをまとめています。
はじめて見た時からゆかりを気に入っていて「生意気そうな目がそそるな」とも言っています。
紳士な一面、手が早い。
つかみどころのない雰囲気で、とても18歳とは思えない色気を放っています。
デザイナーとしての才能に富んでいるが、ニーズを考えないため日の目を浴びることはありませんでした。
服飾に関してのこだわりは強く、ほぼ妥協はしません。
永瀬嵐
ヤザガクに通う3年生で、『ご近所物語』に登場する神崎リサの子供。
アトリエでは、ジョージのデザインする”Paradise Kiss”の衣服を制作しています。
バンドも組んでいるので、パンクロックな容姿をしています。
実和子、徳森とは幼馴染で、実和子とは恋人同士。
街で偶然見かけたゆかりに声を掛けた本人で、受験でピリピリしていたゆかりと衝突するも和解。
ジョージの無茶なデザイン案に文句を言いつつもこなすなど、気のいい性格です。
櫻田実和子
ヤザガクに通う3年生で、『ご近所物語』に登場する櫻田実果子の妹。
ぱっと見で判別は難しいほど姉妹の見た目がソックリです。
アトリエでは、Paradise Kissの衣服製作を担当しています。
18歳より幼く見えるふわふわした雰囲気、無邪気な性格。
徳森と嵐とは幼馴染で、嵐とは恋人同士。
ゆかりのことを勢いで「キャロライン」と呼んでから、そのままキャロラインと呼んでいます。
山本大助/イザベラ
ヤザガクに通う3年生。
ジョージの才能のほれ込んでいて、Paradise Kissのデザインを型紙におこすパタンナーを担当。
また、アトリエでの調理などもこなしています。
容姿、言葉使いから一見女性のようだけれど性別は男性。
ジョージがリーダーとするなら、副リーダーのような立ち居地で、そっとフォロー、助言してくれる存在。
徳森浩行
ゆかりと同じ高校に通う3年生で『ご近所物語』の徳ちゃんの息子。
大人な落ち着いた雰囲気で、ゆかりを応援、陰ながらフォローしています。
元々当たりが柔らかいせいか少しわかりにくいけれど、ゆかりに対して好意をもっています。
実和子と嵐とは幼馴染で、昔は実和子のことが好きでした。
『Paradise Kiss』にハマるエピソード
本気だと思ってもいいんだよね?ジョージの愛情表現がたまらない
ジョージの家の一室にある洋服部屋、レディースはすべてジョージの作品でお店を開けるほど素敵な服ばかり。
ですが、すべて思い入れのある大事なものだから売らないと言います。
しかしゆかりにその服を好きに着ていいと伝えてきます。
服への思いを聞いたゆかりは戸惑いますが、「(大事な作品)だからおまえに着て欲しいんだ」 と言うのです。
大事に思っている作品を、大事に思っているからこそ着てほしいなんて、直接愛を伝えられるよりもドキッとしてしまう展開ですよね。
遊びなれているような雰囲気を感じるジョージから、自分だけが特別だと感じざるを得ない愛情表現にごっそり心奪われてしまいます。
受け止めてくれるかっこよさ!イザベラが恋?に落ちた瞬間
男であることに疑問を感じていたイザベラ。
幼少の頃から同級生であるジョージにその悩みを打ち明けます。
すると数日後、ジョージが誕生日プレゼントを持ってイザベラを訪ねてきました。
イザベラの誕生日はとっくに過ぎていたのに。
この間は”山本君”の誕生日だというのです。
プレゼントの箱を開けると、すみれ色のドレスと帽子が入っていました。
それはジョージがイザベラを思って作ったもの。
嬉しくて、心からの笑顔になれた瞬間でした。
その時からイザベラは、生まれ変わったつもりで春に誕生日を祝うようになったのです。
そしてイザベラは自身の経験をもって今まで「素敵な装いは勇気や自信をくれる」、そう信じて”ジョージ”と共に服を作り続けたのです。
着るものに魔法をかけるように。
イザベラの悩みを笑うことなく正面から受け止めてくれるジョージ。
打ち明けた方が冗談とも思ってしまうようなことを、さらっとやってのけてしまうところにかっこよさを感じずにはいられません。
まとめ
ジョージに惹かれる気持ちはどこか夢のようでドキドキするもの。
『パラキス』を読んだ人を片っ端から虜にする悩殺キャラクターなのです。
そして、矢沢あいのどこか現実的な作風が印象に残ります。
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