最強の主人公が妖怪を軽くいなすコメディ漫画『奇異太郎少年の妖怪絵日記』

最強の主人公が妖怪を軽くいなすコメディ漫画『奇異太郎少年の妖怪絵日記』
     

自分のブログhttp://www.kujoyugo.com/)で漫画考察記事を書いています。
子供の頃からたくさんの漫画を読み漁ってきて、コミックスの買いすぎで実家は漫画喫茶状態でした。
同じ漫画好きであるみなさんのお役に立てる記事を書いていきます!

   

ここ数年、趣味でWeb漫画を公開しているアマチュアの漫画家が増えています。
人気が高いと出版社から声がかかって単行本化することも珍しくありません。

影山理一氏が運営するWebサイト『モルモル亭』にて連載中のWeb漫画『奇異太郎少年の妖怪絵日記』は、マイクロマガジン社にて単行本が発売されています。

2016年にはテレビアニメ化したので名前を聞いたことがある方も多いでしょう。

本作の特徴と魅力を紹介します!

あらすじ

 

マンガごっちゃやモバイルサイトでも大人気WEBコミック、番外編などの描きおろしを加えて電子単行本化!
霊感の強い“奇異太郎少年”と、座敷童の“すず”や妖狐“狐面の女”等、妖怪たちとの日常を描く、
妖怪なのに怖くない!?新感覚ホラーギャグコメディの登場です。

霊感の強い少年「奇異太郎」のまわりは、いつも妖怪だらけ。
立ち入り禁止の蔵に入ってしまったため、本宅を追い出され離れに住むことになった彼は、
その離れに住みついていた座敷童の「すず」と出会う。
奇異太郎から成り行きで掃除婦に任命されたすず。
この二人と奇異太郎の霊感に引き寄せられた妖怪たちとの
騒がしい日常のお話。
電子単行本にはWEB版では読めない新規描きおろしの「番外編」をはじめ、
登場する妖怪の解説を収録。
奇異太郎少年と、すずや狐面の女たち、様々な妖怪たちが繰り広げる、
新感覚ホラーギャクゴメディをお届けします。

 

(C)Riichi Kageyama 2011
引用元:Comee.net

立ち入り禁止の蔵に入ったことで叔父に本宅を追い出され、離れに一人住むことになった奇異太郎

一人暮らしになるかと思いきや、離れには座敷童子のすずという少女が住み着いていました。
奇異太郎は生まれつき霊感が高く、今までにも霊はよく見てきましたが、妖怪は初めてでした。

お互いに「自分が離れの主だ」と主張するため、かくれんぼで勝った方が主になると決めて勝負します。

かくれんぼに勝利した奇異太郎はすずを離れの掃除婦に任命。
すずと一緒に過ごす中、様々な妖怪たちと出会うことになります。

妖怪より遙かに強い最強の主人公・奇異太郎

本作は一話完結式で、一話ごとに新たな妖怪をメインに据えて話が展開されていきます。

妖怪は塗り壁や妖狐、雪女などの有名どころも多数登場し、良い妖怪から悪い妖怪までいます。
中には悪戯を仕掛けてくる妖怪や、凶暴な妖怪が現れることも。

ですが、本作の主人公である奇異太郎は年齢はまだ子どもであるものの、ただの子どもではないのです。

常識を越えるほどの霊感の高さを持ち、どんな妖怪に対しても臆せず対処します。
心を読む妖怪相手には、自分の思考を暗号化して解読できないようにしたり、ツバが弱点の妖怪にはとてつもない量のツバをマシンガンのようにはき出したりなど、人間離れした変な特技をいっぱい持っています(笑)

バトル漫画のような戦闘シーンはほぼありませんが、霊力もとてつもなく高く、不動明王の化身と素手で互角に渡り合う強さ。
普通の妖怪じゃ奇異太郎の前では軽くひねられてしまうほど強いです。

怖い妖怪が登場しても奇異太郎の前ではコメディ展開に

妖怪によっては怖い妖怪も登場し、奇異太郎たちに襲いかかってくることがあります。

本作は妖怪漫画ではありますが、ホラーやバトル要素は殆ど皆無で、コメディ漫画と言って良いでしょう。
怖い妖怪が登場しても、奇異太郎が強すぎて怖い展開にはなりません。

最初は悪いことを企んでいた妖怪も、奇異太郎にこてんぱんにされると反省し、償いに奇異太郎たちの役に立とうとしてきます。

ホラーが苦手な人でも安心して楽しめる作風です。
他の作品でも見るような有名な妖怪たちが奇異太郎とどんな風に関わっていくのかが本作の見所のひとつです!

人間と妖怪の垣根がない奇異太郎が魅力

奇異太郎は妖怪相手でも怖がったり差別したりしません。

迷惑をかける妖怪は懲らしめるし、良い妖怪とは普通に仲良くなるというように、人間と妖怪の垣根がない態度で接しています。

直接害を及ぼすようなことがない妖怪でも、普通は得体の知れない存在として怖がり避けてしまうものですよね。
妖怪にとってそういった人間の態度は悲しく映るため、差別をせずに接してくれる奇異太郎は妖怪たちに人気なのです。

一見怖い妖怪も優しく受け入れている奇異太郎は魅力的な主人公だと思います!
作中でも女性の妖怪からモテモテで、ハーレムのような構図になっています(ラブコメ展開はあまりないですが)。

まとめ

Web版ですと無料で読むことができますが、刊行本では描き下ろしも一部あるのでおすすめですよ。

筆者はWeb漫画で連載され始めた頃からのファンなので、人気が出て嬉しく思っています。
モルモル亭』では奇異太郎の青年期が描かれる『奇異太郎君の霊的な日常』も連載されており、こちらも面白いですので是非併せて読んでみてください!

 

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