ゲスに制裁でスカッと!漫画『怨み屋本舗』現代社会の裏仕事を描くクライムサスペンス

ゲスに制裁でスカッと!漫画『怨み屋本舗』現代社会の裏仕事を描くクライムサスペンス
     

考察が絡んだ漫画が大好きです。
謎解き、紐解き、伏線考察という言葉にはワクワクします!

   

のめり込み注意!

テンポのいい復讐劇に読む手が止まりません。

スカッとのあとに良心の苦さが残る絶妙なストーリー展開が、ツボにはまります。

『怨み屋本舗』とは?

栗原正尚の『怨み屋本舗』は、2000年3月『ビジネスジャンプ増刊エクストラ』で連載を開始しました。
2001年に『ビジネスジャンプ』へと執筆を移し、2003年からはレギュラー連載を開始。
2007年に終了していますが、続編となる『怨み屋本舗 巣来間風介』など、長期に渡って数々のシリーズを連載しています。

「あなたの怨み晴らします」のキャッチフレーズで、「怨み屋」と呼ばれる謎の女が、怨みの匂いを嗅ぎつけてやってくる。

多額の報酬と引き換えに憎い相手へ復讐してくれるのが『怨み屋本舗』なのです。

ターゲットはどこから見てもクズな人ばかり、しかしそれが逆にありがちとも思えるダークさが特徴で、依頼であればどんな相手もそのターゲットとなり、決して表沙汰にはならない綿密な計画にゾクゾクさせられるホラー性がクセになります。

『怨み屋本舗』キャラクター紹介

怨み屋/宝条栞(ほうじょうしおり)

本名を捨てているため、呼び名は怨み屋としています。

多額の報酬と引き換えに復讐代行である怨み屋本舗として活動していて、それ以外の年齢、出身地といった一切の情報が不明の謎の女です。

冷徹で非常にドライな性格をしていて、人前で弱みを見せることはありません。

怨み屋本舗を正義として行っているわけではなく必要悪と話していて、報酬は依頼人の財産を考慮したギリギリ捻出できる額を提示。

体術や語学など様々なスキルに優れていて、計算高く、主な復讐は怨み屋自身の策略により計画されます。

情報屋/獅堂詠示(しどうえいじ)

怨み屋の協力者として報酬と引き換えに情報を提供している男で、本名を捨てているので呼び名は情報屋としています。

冷徹な部分もありますが、基本は義理人情を重んじる性格です。

情報収集力はかなりのもので、金さえもらえば総理大臣の口座番号も調べてやると言うほど優秀で、ピッキングや電子技術にも長けているため、怨み屋本舗には欠かせない存在になっています。

怨み屋本舗の協力者及び工作員

怨み屋本舗には、多くの工作員がいますが、その中でも登場回数の多い一部の協力者及び工作員をご紹介します。

宝条脩(ほうじょうしゅう)は、怨み屋の弟でシュウというニックネームで呼ばれる人物。

怨み屋本舗の協力者という形で、ホスト風のルックスを生かし女性を惑わせるなどの役に付くことが多いのが特徴です。

十二月田猛臣(しわすだたけおみ)は典型的なオタクで、見た目とは裏腹に身体能力が高く、足の速さを生かした任務を任されることも多い人物。

オタク愛を持っていて、オタクをバカにする輩は許しません。

自身を認めてくれた怨み屋に敬意を持っており、忠実に従う工作員です。

杉河里奈(すぎかわりな)は、義父から性暴行を受けていた怨みを晴らすため怨み屋本舗に依頼しましたが、依頼料が払えず、働いて返済するという契約の元で怨み屋本舗の工作員になりました。

工作員として活動するなか、自身が受けた性暴行のような案件には感情が高ぶってしまい怨み屋の指示以外の行動が目立ちます。

怨み屋本舗では、女性の立場を利用した任務につくことが多いです。

寄木聡(やどろぎさとし)

怨み屋を追う優秀な刑事で、正義感ゆえに融通が利かず上層部から疎まれていますが、部下からの人望は厚い人物です。

怨み屋本舗がらみの事件に関わることが多く、取調べから得る情報から徐々に怨み屋本舗の実態を確信し、執着するように怨み屋を追います。

人を呪わば穴ふたつ『怨み屋本舗』の仕事

怨みによって変わってくる?いかようにも対応するメニュー

怨み屋本舗の請け負う依頼は、主に実質的殺害、社会的抹殺、人探しです。

人によって怨みの度合いは様々で「殺して欲しいとまでは思わないけど、ちょっとムカつくから懲らしめてやりたい」とか、「痛い目にあってほしい」、「人生めちゃくちゃにしてやりたい」など、それぞれに感情の入り方は違います。

そうした場合に使うのが、現在の地位からどん底に落として社会的に抹殺するという方法です。
また、依頼人がより深い憎しみを抱いている場合は、実質的殺害として相手を死に追いやることもあります。

このように、怨み屋本舗は依頼主の気持ちによって対応できるメニューに対応しているのです。

しかし高額な依頼料に怯んでしまう人も多いので、それで踏みとどめられるならその方がいいはず。

いくら復讐とはいえ、人ひとりを死に追いやるということは、自身も真っ黒に染まるということですから。
それでも依頼するというのはお金より憎しみの気持ちが上回った、いわば理性を失ってしまったということです。

このように、『怨み屋本舗』では人間模様の渦巻く裏社会事情が描かれていますが、ターゲットとなる輩がゲスいというのも特徴のひとつ。

ゲスに制裁を下すという意味ではスカッと感があるので、その爽快感が本作にハマる理由のひとつといえます。

計算高い計画、結果のドンデン返しにビビる

ここで少し触れたいのが、怨み屋の計算高さなので、イントロダクションとして1話を少しだけご紹介したいと思います。

新婚の妻を何者かに殺されてしまった男性へ近づく怨み屋。
今にも人を殺してしまいそうな彼に強気な態度で「人を呪わば穴ふたつ。下手な復讐は身を滅ぼすわよ」と告げて去って行きます。

胸のポケットに入った名刺に気づいた男は、当然のごとく犯人の特定と実質的殺害を依頼することに……。

怨み屋は、依頼人に犯人の情報を伝えますが殺人を行うには1年かかるといいます。
しかし、理性を失った男が1年なんか待っていられるわけがありません。

そこで男は、怨み屋から得た情報から犯人を見つけ出し殺害してしまうのです。
それを近くで見ていた怨み屋は呆れた顔で、復讐計画は一見失敗に終わったと思いました。

しかしこの話にはまさかの大どんでん返しがあったのです……。
自分の手を汚さず人の心理を利用し、使える者は利用するのも怨み屋の仕事。

計算高く冷酷と言われようが、仕事はきっちりこなす怨み屋の姿に圧巻です。

まとめ

謎の多い怨み屋の実態も気になり、どんどん先を急ぎたくなる作品です。

実際にあると思うと生きにくくなってしまうほど怖い裏社会。

当然ですが別世界として楽しんで頂ければ、ある意味スカッとした気持ちが味わえると思います。

 

今回紹介した作品を読めるサイトはComeeで確認できます。
作品を読んだ人の評価やレビューも見ることができるので参考になりますよ。
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「あなたの怨み晴らします。社会的抹殺・人探し・実質的殺害(価格応談)」…こんな名刺があなたのポストに投げ込まれたら、あなたはどうしますか? 謎の女「怨み屋」があなたに代わって制裁を下します。殺伐とした現代社会の暗部を抉る問題作!!

引用元:Comee.net

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