読書好きあるあるがたくさん! 『バーナード嬢曰く。』の魅力に迫る!

読書好きあるあるがたくさん! 『バーナード嬢曰く。』の魅力に迫る!
     

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サイトでは映画を中心に記事を書いています。

   

みなさん、活字の本は好きですか?
「漫画はよく読むけれど、字ばっかりの本は全く手に取らない!」
なんて方も多いのでは?

一昔前は電車やバスなどで本を広げる方をよく見かけましたが、いまではすっかりスマフォやタブレットを手にしている方が増えました。

確かに活字はタブレットでも読めます。
しかし、紙に印刷された本にしかない魅力もある!

今回は紙の本を愛する高校生たちを描いた『バーナード嬢曰く。』を紹介します!

作品紹介・あらすじ

引用元:Comee.net

『バーナード嬢曰く。』は2012年から『電撃コミックジャパン』で連載を開始し、連載終了後2014年から『月刊ComicREX』にて連載が再開され、今なお続いている作品です。
2016年にはアニメ化を果たしており、1話5分という短編アニメで原作の魅力的な世界を表現していました。

主人公の町田さわ子は図書室に通う女の子です。
ノーベル文学賞も受賞した文学者、ジョージ・バーナード・ショーにあやかって、自分のことを「バーナード嬢」と呼んでほしいようですが、周囲の友人たちは誰一人としてその名前で呼んでいません。

それもそのはず、さわ子は読書家に憧れてはいるものの、読書家ではないのです。
どうすれば読書通のように振る舞えるのか、カッコつけることができるのかばかりを考えており、友人たちを呆れさせる毎日です。

もっとも、友人たちの影響もあって物語が進むごとに少しずつ本を読むようになっていきます。
その読む本も歴史的名作も多く、「高校生でこれだけ読めば立派な読書家なのでは?」と思わせるものもありますが、残念ながら普段の態度から、読書家として扱われることはありません。

個性豊かな登場人物たち

本作の登場人物たちはそれぞれ、読書する作品の好みや本に対する価値観に違いがあります。

例えばひねくれた性格をしている男子・遠藤は少し前に流行した小説を読むのが好きです。
作中に登場しては「そういえばそんな本、◯年くらい前に流行ったなぁ……」と読者として思うこともしばしば。
しかし古典的な名作もしっかりと読んでいます。

神林しおりは作中でも最も読書家であり、本物の本の虫です。
特にSF小説が好きでSFについて語り始めると、止まらなくなります。
読むことだけでなく、装丁や海外作家の本であれば翻訳などにもこだわっており、すでに読んだことがある作品であっても翻訳が新しくなっていたり、カバーが新しくなっただけで新たに購入してしまいます。
特に好きなカバーは黒一色。かっこいいからという理由で好きなようです。

図書委員を務める長谷川スミカは密かに遠藤に恋をしています。
彼女はミステリーに特に強く、シャーロック・ホームズを語らせると特に熱くなるシャーロキアンです。
ミステリー作品のトリックなども詳しく、ちょっとした情報だけでもどのようなトリックか察してしまうほど!

本作は図書室を中心に、筋金入りの読書好きばかりが登場します。
それぞれ読書に対するこだわりやスタイルの違いに、あるあると読書好きならば思わず同意してしまうこと間違いなしです!

本から生まれる絆は青春そのもの

本作はさわ子を中心に図書室に通うキャラクターを通した、読書あるあるが多く描かれていますが、魅力はそれだけではありません。
1冊の本を巡って仲を深めたり、時には喧嘩をしたりします。

例えば神林は、さわ子に本を借した際、ジュースをこぼされたりクッキーかすをつけられたりと適当に扱かわれ、思わずきつい言葉をかけてしまいます。
(最も、この件で悪いのは完全にさわ子です)

さわ子は弁償も提案しましたが、神林の怒りはそんなことでは収まりません。
しかし一晩じっくりと考えて、そのジュースをこぼしている部分がが終盤のページであり、最後までちゃんと読んでいること。
そして自分から正直に話してくれたことから、許すことを決めました。

最初は読書家に憧れるだけで実際には本をあまり読まないさわ子に対して、怒りを覚えることもあった神林。
しかし、交流を重ねていくにつれて徐々に仲を深めていき、何かというとさわ子のことを気にする場面も増えていきます。

最初はただの読書好きのつながりだったのが、徐々に距離が近づいていき、いつの間にか相手のことばかり考えている。
本を基にしたコミュニケーションにて成り立つ人間ドラマも魅力の1つです。

まとめ

いかがでしたか?
今回は登場人物を中心に紹介しましたが、もちろん登場する作品も有名どころや通な作品も多く、活字に興味が湧きやすい作品です。
また、時には手塚治虫の『火の鳥』などの漫画も紹介しているので、固い作品に苦手意識がある方でも手を取りやすいのではないでしょうか?

ぜひ本作を読んで、紹介されている本にも手を伸ばしてみてください。

 

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(C)施川 ユウキ/一迅社
引用元:Comee.net

 

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