『NARUTO(ナルト)』に登場するうちはイタチと干柿鬼鮫といえば凶悪な犯罪組織・”暁”のメンバーであり、主人公のうずまきナルトたちの前に初めて現れた暁のメンバーです。
暁とは”抜け忍”と呼ばれる里を追放された忍10人からなる犯罪組織です。
二人の初登場時、ナルトに封印された膨大なチャクラ(忍術を繰り出す為の生命エネルギー)を持つ生命体・”九尾”を得るためにナルトを誘拐しようとしましたね。
イタチと鬼鮫の二人は作中で実際に戦ったことはなくどちらが強いのかハッキリしていません。
なのでうちはイタチと干柿鬼鮫が勝負したらどちらが勝つか今回は考察してみることにしました。
両者の戦闘力
ここで両者の戦闘力を軽く復習してみましょう。
うちはイタチの戦闘力
イタチといえばナルトのライバルであるうちはサスケの兄であり、”千手一族”と共に”木の葉の里”を創立したうちは一族の生き残りです。
イタチは自分が強くなるためならどんな事でもするような冷徹な男で、彼が持つ”写輪眼”と言う特別な目を万華鏡写輪眼にグレードアップさせる為だけに、親をはじめとしたうちは一族をほぼ全員抹殺しました。
抹殺して得た万華鏡写輪眼によって非常な強力な3つの忍術を駆使します。
1つ目が”月詠”と呼ばれる幻術で、右目の万華鏡写輪眼を見た相手の体感時間や空間を自由に支配できるものです。
はたけカカシとイタチが勝負した時にカカシが月詠を食らった際には、3日間ずっと刀で刺し続ける幻を見せられて、戦闘不能の状態まで追い込まれました。
カカシも写輪眼を所持しており幻術にはある程度耐性があったので被害が少なかったのですが鬼鮫の話では普通の忍なら精神崩壊を引き起こすそうです。
2つ目が”天照”です。
左目の万華鏡写輪眼に宿った能力で、視点を合わせた物体を黒い炎で焼き払うものです。
この黒い炎はイタチが術を解除するまで消えることはなく、たとえ”火遁”の忍術であったとしても跡形もなく消し去ります。
3つ目が”須佐能乎(スサノオ)”です。
自身の周りに人型の巨大な鎧を出現させる能力です。
両方の目に違う能力が宿った万華鏡写輪眼に発現します。
その防御力は作中で「絶対防御」と呼ばれるほど高く、イタチの持つ須佐能乎はサスケの切り札にしていた忍術”麒麟”をも無効化するほどです。
また須佐能乎は防御だけではなく攻撃にも使用することができ、右手に持つ剣”十拳の剣”は攻撃した相手を永久に幻術の世界に飛ばす効果を持っています。
それによりイタチはサスケの中に隠れていた”大蛇丸”の能力を完全に封印しました。
もちろん万華鏡写輪眼を使用しなくても非常に強い忍であることには変わりありません。
初登場した際には”火遁豪火球の術”などうちは一族の最も得意とする火遁の忍術や水遁の忍術で木の葉の忍たちと応戦していました。
万華鏡写輪眼を使わなくても幻術にはめる事が出来、風影奪還編でナルトとバトルした際には指一本でナルトを幻術の世界へ誘いました。
干柿鬼鮫の戦闘力
彼のチャクラ量は非常に膨大で「尾の無い尾獣」として他の忍から恐れられています。
人に流れているチャクラを可視できる白眼を持つ日向ネジが鬼鮫と相対した時には「 これほどのチャクラ量を持っている奴を見たのは(”九尾”が封印されている)ナルト以来だ」と言っていました。
鬼鮫の使用する大剣は”鮫肌”と言い、切った相手のチャクラ を奪う能力を持っています。
それにより自分のチャクラが切れてしまったとしても相手を鮫肌で切る事によりチャクラを回復させることが出来ます。
この二つの要素を合わせると鬼鮫のチャクラ量はほぼ無限と言っても良いでしょう。
また鮫肌は生物のように意思を持っており、相手から奪ったチャクラをの持ち主に還元して傷を癒すこともできます。
うちはイタチの有利な点
うちはイタチの”万華鏡写輪眼”は超強力
先ほどまとめたようにイタチの”万華鏡写輪眼”から放たれる術は超強力で一発当たれば勝負が決まるようなレベルです。
いくらチャクラ量が多く再生能力まで持っている鬼鮫だろうと”天照”を食らってしまえば体の一部を切断する必要があります。
再生の為に膨大なチャクラを消費するはずです。
それに万華鏡写輪眼の能力の発動条件は基本的に相手と目を合わせるだけでオッケーです。
比較的簡単な条件で相手に致命傷を負わせることが出来ると考えると作中でも高レベルな能力だと認めざるおえませんね。
うちはイタチの方が戦局を支配しやすい
イタチの須佐能乎は時と状況によって大きさを自由に変更することが出来ます。
屋外では”サスケ”の”麒麟”を防いだような人型の姿にしたり、洞窟の中で味方を守る際には”第4次忍界大戦”で”薬師カブト”と戦った時のように手の部分だけ出現させたりと、状況によって須佐能乎の形を変化させて戦況を優位に進めれるのです。
なので鬼鮫が鮫肌の能力を生かした近接戦に持ち込もうと思ったら須佐能乎を小さくさせて小回りを効かせたり、逆に忍術を使って牽制してきたら須佐能乎を巨大化させて防御力を上げたりと色々な戦闘パターンが考えられます。
なので鬼鮫は自分の好きな間合いで戦闘できなくなり攻撃すること自体が難しくなると考えます。
干柿鬼鮫の有利な点
干柿鬼鮫には幻術が効かない可能性が高い
ナルトの世界の幻術はかかった味方に触れてやり、チャクラを流してあげることで簡単に解除することが出来ます。
ナルトがイタチとの戦闘の際に幻術にかけられた時には”チヨ”と”春野サクラ”がこの方法を使い幻術を解いてくれました。
鬼鮫のもつ鮫肌は相手から奪ったチャクラを持ち主に分け与えて傷を癒す能力があります。
なので鬼鮫が鮫肌を持っているときは刀からチャクラを流してもらうことで直ぐに幻術を解除できるはずです。
長期戦になる程干柿鬼鮫が有利になる
先ほどもまとめたように鬼鮫のチャクラ量は膨大な上に彼の使う武器・鮫肌には相手のチャクラを奪う能力があります。
それにイタチは重い病に侵されており長きに渡る戦闘は不可能な状態でした。
その証拠にサスケとバトルした際には、もう少しで勝てるという所で体力的に限界が来てしまい、そのまま負けてしまいました。
もし長期戦になったとしたらチャクラが切れる危険性が低い鬼鮫の方が圧倒的に有利になります。
まとめ
イタチの戦闘力は
* 万華鏡写輪眼からなる強力な術
* 須佐能乎のおかげで戦局を自由にできる
* 万華鏡写輪眼無しでも戦える
* 病のせいで長期戦が出来ない
一方で鬼鮫の戦闘力は
* 幻術が利かない可能性が高い
* 膨大なチャクラ量を誇る
* 鮫肌のチャクラ吸収能力によってチャクラ切れの心配が少ない
比較してみると戦闘時間が短くなる程イタチが有利になっており、長期戦になる程鬼鮫が有利になることが分かります。
二人は長い間コンビとして一緒に行動していた上に、初登場時にて鬼鮫はイタチの月詠の能力を把握していたことから二人はお互いの能力を把握していると考えることが出来ます。
なので戦闘になった際にはお互いに”マイト・ガイ”がイタチ対策で行なった相手の”写輪眼”目を見ずに動きのみで行動を予測する、といったような対策案を出して来る可能性が高いです。
イタチと鬼鮫はお互いに暁メンバーであり実力も拮抗していることもあり、長期戦になるのは必定でしょう。
という事で長期戦になる程有利になる干柿鬼鮫が勝利すると考えました。
『NARUTO』はもう終了してしまいこの二人が戦闘する機会は無くなってしまいましたが、この記事を読んでイタチと鬼鮫が戦っている姿をもう一度見たいと思ってもらえたのなら嬉しく思います。
ここは木ノ葉隠れの里。忍術学校の問題児、ナルトは今日もイタズラ三昧!! そんなナルトのでっかい夢は歴代の勇者、火影の名を受けついで、先代を越える忍者になることだ。だがナルトには出生の秘密が…!?
引用元:Comee.net
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