ついにエースナンバー!?『ダイヤのA』沢村の七色の変化球”ナンバーズ”の正体とは?

ついにエースナンバー!?『ダイヤのA』沢村の七色の変化球”ナンバーズ”の正体とは?
     
頭が封印解除(レリーズ)しているエンジニア。
子供の頃に「二重の極み」を練習して骨折する程漫画が好きです。
自分のブログでは、漫画の感想記事をゆるゆると更新しております。
   

夏といえば高校野球!
そして高校野球漫画と言えばこの作品!

今回テーマとして挙げるのは、週刊少年マガジンにて10年以上の連載を誇る『ダイヤのA』、筆者が最も愛している野球漫画です。

こちらの作品の主人公・沢村栄純は、連載開始当初は熱血系にしてやらかし系という危なっかしい選手でしたが、ライバルとの競い合いや投球イップスの克服を経て、今や監督に「お前がチームを引っ張れ」と言われるほど、頼れるチームの中心選手として成長を遂げています。

今回は、今まさにエースへの階段を駆け足で上り始めた沢村の武器、魔球「ナンバーズ」についてご紹介します!

ナンバーズとは?

そもそも青道高校に入学するまでは、ボールの握りを特に気にすることなく投手を務めていた沢村。
彼の特徴である身体の柔軟性と、しなやかな手首のスナップから繰り出される「くせ球」は、打者の手元で不規則に変化し、打たせて捕るピッチングを原動力となっていました。

そんな「くせ球」の進化系として、女房役の御幸和也と開発したのがこの「ナンバーズ」です。
1年生の冬期練習時にてボールの握りを試行錯誤し、まさに7色の変化球として意図的にボールを変化をさせることを磨いてきました。

「ナンバーズ」はその名の通り数字のカウントで表現され、その数字によってボールの変化が異なります。

ナンバー2 ツーシーム

いわゆるツーシーム、ボールの縫い目に指を沿う様にして握る直球系の変化球です。
ストレートに近い球速で、小さくシュート方向に変化したり、沈んだりするボールです。

メジャーリーグで主流とされていますが、高校野球ではあまり浸透していない気がします。
ストレートとほぼ球速が変わらないため、後述するフォーシームと混同されると打者側するとかなり厄介ですね。

カーブやスライダーと異なり、手首をひねったり抜いたりする訳ではなく、ただ握りを変えるだけで良いので、不器用な沢村にピッタリな気がします(笑)
なんとなく習得に至った経緯が見えてくる……。

ナンバー4 ストレート

基本中の基本、ストレートです。
4本の指をボールの縫い目にかけることから別名フォーシームと呼ばれ、野球を始めた時に誰もが最初に教わる技術です。

ちなみに沢村は、中学時代に真っ当な指導を受けていなかったため、フォーシームを投げずに、毎回適当にボールを握って投げていました。
逆にすごい(笑)

このナンバー4、「くせ球」から一転して今や沢村の一番の武器となりました。
基本的に打たせて捕るのが沢村のスタイルですが、しなやかな腕の振りが生む強烈なバックスピンのかかったボールは、夏大会前の練習試合にて強豪・西邦高校の打線を完全にシャットアウトしました。

ナンバー7 カットボール改

ここから面白くなっていきます。
数字は4から飛んで7、「カットボール改」です。
(※何故数字が飛んでいるのかは明かされていませんが1から順に試していった結果、ある程度試合で利用できると判断したものが生き残った、もしくは切り札として隠しているかもしれないですね……。)

現実では魔球と称されるカットボールですが、こちらもツーシーム同様ストレートに近い球速で、打者の手元でスライダー方向に鋭く変化するボールです。

もともと1年夏に習得したカットボールですが、冬の練習を経てその鋭さに磨きをかけてきた様です。
なんと言っても「改」ですからね!
女房役の御幸も決め球としてこのボールを要求しますが、空振りした打者が消えた様に錯覚する描写が多かったです。

ナンバー11 スプリット

さらに数字は飛んで11、こちらはスプリットと呼ばれる変化球です。

ボールを人差し指と中指で軽く挟んで投げることで、ストレートより回転数が抑えられ、打者の手前で沈む様な軌道をとります。
現実では田中将大や大谷翔平が三振を取るための武器としていますね。

こちらも夏大会前の練習試合にて、全国屈指の強打者・美馬に対して投じましたが、ゾーンに収まらずあえなくワンバウンド。
活躍するシーンは未だ公開されていません。

しかし、沢村の武器が三振を取れるストレートとなった今、このボールが完成すれば無双状態に……?

ナンバー? チェンジアップ

数字は明かされていませんが、こちらも今や沢村の代名詞である変化球、チェンジアップです。
指でOKサインを作る様にボールを握ることで、極力ボールに回転がかからない様にし、打者のスイングのタイミングを外す様な緩いボールです。

MAX135km/hのストレートに加え、直球系の変化球が多い中、唯一タイミングをずらす沢村のチェンジアップはまさに強力。
三振を取るための決め球、ファールを打たせるためのカウント稼ぎとしても使用されます。

ちなみにこの作品のチェンジアップは、まるで時が止まった様な描写になります(笑)

ナンバー? ナックル

御幸の発言により、沢村が練習していたことは明らかですが、具体的な握りの紹介や投球シーンはありませんでした。

一般的にナックルは、曲げた指の第1関部部分でボールを握り突き出すように投げ、ボールの回転を抑えることで、空気抵抗により不規則に変化するものです。
こんな扱いが難しい変化球を、今後沢村が試合で使う日は来るのでしょうか……。

ナンバー? FxxKボール

中指だけを立てて投げるボールで、どの様に変化するのかは不明。
様々なボールの握りを試し、試合で活用できそうな変化をすれば採用するといったナンバーズ開発ですが、このボールの握りは際どい表現だったためか、御幸に「封印しろ!」と一喝されて出番終了……。

最後に

さて、沢村の「ナンバーズ」を一通りご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
左投手というアドバンテージ、強力なバックスピンがかかったMAX135km/hのストレート、打者を翻弄する多彩な変化球……うん、もう沢村エースでいいんじゃない?というのが率直な感想だと思います(笑)

2018年7月現在、ナンバーズに磨きをかけた沢村はまさに無双状態ですが、果たしてエースナンバーは背負うことができるのか……乞うご期待です!

 

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