『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』キルア=ゾルディックがサブ戦で恐れずに戦えたのは何故か ※ネタバレ含む

『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』キルア=ゾルディックがサブ戦で恐れずに戦えたのは何故か ※ネタバレ含む
     

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『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』の主人公・ゴン=フリークスの仲間であるキルア=ゾルディックは、ゴンと同じかそれ以上の才能と強さを持っていますが、戦闘においてひとつ欠点がありました。

それは格上の相手、または未知の相手に対して過剰な警戒心を抱き、常に逃げることを前提として戦うこと。

しかしグリードアイランド編ではボマーの仲間であるサブと一対一で戦って勝利しています。

サブの念能力は明かされておらず、キルアにとっても未知の相手だったはず。
どうして彼はサブ戦では恐れずに戦うことができたのでしょうか。

 

キルア=ゾルディックがかけられている呪い

キルアが勝ち目の薄い相手と戦うことができないのは、ただ臆病だからという理由ではありません。
キルアの兄・イルミ=ゾルディックに、幼少の頃から念能力で操作されていたためでした。
イルミは針を相手に刺して命令を与える念能力を持ち、キルアの知らない内にキルアの脳にごく小さな針を刺して操作していました。

針が小さいため完全にキルアの肉体や精神を操作できるほどのオーラが込められていたわけではなく、与えられていた命令は「勝ち目のない敵と戦うな」という一点だけだと思われます。

イルミはキルアをゾルディック家の正統な跡継ぎとして大切にしていたため(本人の意向は無視しているので身勝手な気持ちですが)、キルアを死なせないようにするための操作でした。

その呪いは非常に強く、キルアが逃げずに立ち向かおうと思っても、身体が言うことを聞かずに動けなくなってしまいます。
師匠のビスケット=クルーガーにもその悪癖を見抜かれ、いつかゴンを見殺しにするとまで言われてしまうほどでした。

格上のサブに対し恐れずに戦い勝利している

キルアはグリードアイランド編の終盤、ボマーの仲間であるサブと一対一で戦って勝ちました。

キルアはサブと直接戦った際、体術と筋力ではキルアがやや上で、オーラ量はサブの方が遙か上であると判断しています。
念能力者同士の戦闘では体術や筋力よりオーラ量の方が重要だと思いますので、基本的にサブの方が強いと言えます。

キルアもサブをかなり強いと評価し、「余裕こいてる暇はねーな」と考えています。
また、キルアは直前の戦いで両手を治療不可能なレベルで損傷しているため、その点においても不利だったことでしょう。

しかしイルミの呪縛がきいている様子はなく、キルアは新武器と念能力の実験をサブ戦で行いました。
特注のヨーヨーと電撃攻撃を実戦で使用できるか試し、危なげなくサブを倒しています。

サブはキルア戦で念能力を使った描写はありません。
特に戦闘で使える能力がなかったのか、披露する前にキルアに倒されてしまっただけなのかは不明ですが、キルアもサブがどんな能力を持っていたかは知らなかったはずです。

サブと戦う前からどのように戦うか、戦闘シミュレーションを予め行っていたためにキルアに分があったのだと思いますが、能力が未知数でオーラ量も自分より高い相手に臆せずに戦えたのは、他の戦闘描写と比べるとやや不思議なのです。

シュート=マクマホンとラモット戦では呪縛で動けなかった理由

キメラアント編では、プロハンターのシュート=マクマホンと一対一で戦闘し、敗北しました。

キルアはシュートの能力を知らず、オーラ量や実戦経験でもシュートの方が上だと思います。
格上で未知数の相手なので、キルアにとってシュートは最悪の相手。
ですが、キルアがシュートを倒さなければ、仲間のカイトを助けにゴンと一緒にキメラアントのいるNGLへ行くことができないルールのため、一人でシュートを倒そうと決意します。

ビスケからはいつかゴンを見殺しにする悪癖があるために、ここでシュートを倒せなければゴンの元から消えるよう忠告されていました。
キルアは逃げずにシュートと戦おうと必死になっていましたが、イルミの呪縛でなかなか真っ向から立ち向かえず、更に自分の能力が電撃であるとシュートにばれたことで、攻撃をやめて戦意喪失して敗北します。

ラモット戦では念能力が使えなくなっているゴンを護るために、ゴンに気付かれていない内にラモットを一人で倒そうとするのですが、ラモットがなにかしらの念能力を身に付けて強くなっていたために、未知の相手として怯えて動けなくなっていました。

サブ戦では格上相手でも戦えていたのにシュートとラモット戦では、未知の相手であることに過剰に怯えて真っ向から戦えなくなっています。
おそらくシュート戦、ラモット戦で警戒心が強すぎたのは、イルミの呪縛を意識しすぎたためだと思います。
直前にビスケから、「いつかゴンを見殺しにする」と言われていたため、自分はそんなことしない、逃げないと過剰に意識したのです。

特にラモットは実力的にキルアより断然劣ります。
ラモット戦でキルアがイルミの針を抜いた後は、ラモットに怯えることなく瞬殺しました。
それだけの力量差があるにも関わらず、能力が不明だからといって怯えていたのは、呪縛への意識が強くなりすぎていたためです。

もしキルアがラモットと戦わずに逃げていた場合、近くにいた念能力を使えないゴンが殺されることは明白だったということも、「ゴンを見殺しにする」に直結するためキルアを怯えさせる一因になったのでしょう。

サブ戦ではキルアが戦う心構えとシミュレーションがばっちりだったことと、イルミの呪縛への意識が高くなかったために戦えていたのだと思います。仮にあのとき、サブが能力を使ってキルアの想定外な局面に陥っていたら、どうなっていたかわかりませんね。

まとめ

キルアがサブ戦で恐れずに戦えたのは、呪縛への意識があまり高くなく、事前に想定していた通りの戦闘を行うことができたためだと考えます。

サブもなにか戦闘で使える能力を持っていてもおかしくなかったと思うのですけどね。
キルアを子供だと思い油断していたため、能力を出す前にキルアにやられた可能性が高そうです。
油断させたこと自体キルアの策なので、完全にキルアの術中にはまっていたと言えますね。

 

父と同じハンターになるため、そして父に会うため、ゴンの旅が始まった。同じようにハンターになるため試験を受ける、レオリオ・クラピカ・キルアと共に、次々と難関を突破していくが…!?

(C)POT(冨樫義博)1998-2018年
引用元:Comee.net

 

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