【インタビュー】『パパは漫才師』のよしもと芸人シャンプーハットこいでさん「家に帰ると子ども達が主役」

【インタビュー】『パパは漫才師』のよしもと芸人シャンプーハットこいでさん「家に帰ると子ども達が主役」
     
元少女漫画大好き芸人。
少女漫画歴22年、生涯で10000冊以上、5000作品以上の少女漫画を読んでいます。
男りぼんっ子です。男目線で少女漫画の魅力を語ります。
   

引用元:Comee.net

 

田舎はるみのインタビュー企画第7弾!

2018年8月9日に単行本が発売された『パパは漫才師』。

この漫画は、関西のテレビで見ない日がないほどの大人気漫才師・シャンプーハットこいでさんが奥様と3人の子ども達との日々を描いた家族エッセイ漫画です。

今回はこいでさんのお仕事場にお邪魔させていただき『サンデーうぇぶり』で現在も好評連載中の本作に関することや、漫画を描く上で思っていることなどをインタビューさせていただくことに!

こいでさんの仕事場では現在、同じよしもと所属の後輩芸人の森本大百科さん(背景担当)と“蛙亭”中野さん(トーン&色付け担当)がアシスタントとして働いています。

芸人さんということで、仕事の都合もありなかなか3人が揃って最後まで仕上げることはないそうで、この日はこいでさんと森本大百科さんの2人で作業をされていたのですが、お忙しい中たくさんの貴重なお話をしてくださりました!

 

そして今回も、こいでさんのサイン入り『パパは漫才師』が抽選で3名様に当たるプレゼントキャンペーンがあります!

最後までお見逃しなく!

 

【プロフィール情報】

シャンプーハットこいで
よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。
関西を中心に活動中の人気漫才コンビ“シャンプーハット”のボケ担当。
現在、テレビやラジオで『今ちゃんの「実は…」』や『うまンchu』など多数のレギュラー番組を持っている。
2018年3月から芸人活動と並行して、『サンデーうぇぶり』にて漫画『パパは漫才師』の連載を開始。

 

祝! 『パパは漫才師』単行本発売

元々はギャグ漫画を描くつもりだった

田舎: 本日はよろしくお願いします! 『パパは漫才師』第1巻発売から1ヶ月が経ちますが、改めましておめでとうございます!

こいで: ありがとうございます! 

田舎: まず最初に、漫画を描こうと思ったきっかけはありますか?

こいで: 元々は漫才のネタで「漫画で描いた方がおもろいな」っていうネタが何個かできたから、最初はゴリゴリのギャグ漫画を持って行って出版社の人に見せたら「最初は子育て漫画でいきませんか?」って言われたんですよ。でも、まぁ「子育て漫画を描けるのも今しかないか」って思って。それで「じゃあそれでいきましょうか!」ってすぐ決まったんですよね。

田舎: なるほど! ということは元々はャグ漫画を描きたかったんですね。

こいで: 元々子どもとのエッセイ漫画も3話くらい描いてたんですよ、単発みたいなのを。で、それ見せて「いいですね」って言われて、結構すぐ決まりましたね。小学館行って打合わせしたのが去年の10月ぐらいやから……。

田舎: じゃあほんとに結構すぐに動き出したんですね。『パパは漫才師』のネタはまだいっぱいあるんですか?

こいで: 今覚えてるだけでざっと毎週連載で計算したら、1年後にネタが尽きるぐらいな感じですかね。でも、新しく思い出したり、新しいエピソードが増えたり、描いてるうちに小さいことを思い出して5ページのつもりで描いてたのに10ページぐらいになったり、1話にしようと思ってた話が2話に分かれたりもするので、もうちょっと伸びるかなとは思ってます。

田舎: 『かくれんぼ』のエピソードも2話に分かれていましたよね。

こいで: それはね、担当の編集者が東京にいてほとんど会わなくて電話だけでやりとりしてたから、話が行き違ってたんですよ。最初は「隔週でやりましょう」って言ってて、3月17日に連載開始したんですけど、直前に「え、毎週って言ってませんでしたっけ?」って言われて(笑)

田舎: えー!大事件じゃないですか!笑

こいで: 「いや毎週は無理ですよ」って。でもちょうどそのときに編集長から「1話が長い。この漫画はいわゆる『サザエさん』とか『ちびまる子ちゃん』的な感じで見てもらえるように、短くしたほうがいいんじゃないか」というご指摘があって。だから、かくれんぼの話も最初は1話だったものを途中で2つに分けたんです。

田舎: そうだったんですね!

こいで: 序盤に描いたものは、全部そうなんですよ。だからそれのおかげで逆に毎週連載でも「このページ数やったらいけるかな」って思えましたね。

トーク番組で話したら普通にスベるような話も、漫画では良さが出る

田舎: 特にお気に入りのエピソードはありますか?

こいで: お気に入りというか、僕の中では舞台とかテレビで実際に喋った話を漫画にすることが多いんですけど、そうじゃないものもあって。子ども達と相撲をする『三角定規』っていう回があるんですけど、これはまさにもう漫画ならではの話で、僕が感じた感情をそのまま描いてるだけの回なので。テレビではする機会のない話です。

田舎: 最後に「何かしらんけど、泣きそうになりました。」っていう回ですよね。

こいで: そうです。感覚の話なので、漫画では描きやすいんですけど、あれをテレビのトーク番組で話したら普通にスベる話ですね。「なんやねんそれ」ってなりそうな話やから。それは漫画ならではの良さが出たかなという感じがしましたね。

田舎: なるほど。僕すごく好きな話です。「3人じゃないとパパ倒されへんぞ」っていうセリフとか。

こいで: あれトーク番組でしゃべる話じゃないでしょ、絶対(笑)

田舎: あはは(笑)あと最近公開された『ゲーム』という話も好きでした。

こいで: あ、それはさっき言った、連載決まる前に描いてた話の1つです。ゲームとかくれんぼとおならの3話を描いていたんですよ。

田舎: ゲームの話だけ今まで温存されてたんですか?

こいで: 季節とかシーズンによって描くもの決めてるので、あの話は時期を問わない話だからたまたま今になったっていう感じです。

『パパは漫才師』制作秘話

下書きをせず、一か八かで描いていた

田舎: 漫画を描いていて苦労したことはありますか?

こいで: そうですねー。今もですけど、漫画家さんが描くような綺麗な線を描くのが僕には難しいですね。みんなほんまに一発で描いてるのかなって思う。『パパは漫才師』の1話目を見たらわかると思うんですけど、僕の絵、顔がガタガタになってるんですよね。

田舎: いやいやそんなことないですよ!(笑)

こいで: 今は下書きをちゃんとするようにしてるんですけど、1話目はネームぐらいの下書きしかしなくて、一か八かで描いてみてたから、だいぶ後から修正しました。「顔やばない?誰かわからんくなってるやんけ」っていうのはありましたね(笑)

田舎: あはは(笑)

こいで: いきなり筆ペンに挑戦したから。最初の頃はたまに髪の毛がボーボーになってるところがあると思うんですけど、それは顔が横に広がりすぎたから、髪の毛ボーボーにして顔を削ったんですよ(笑)終盤になるにつれてそれが減ってきてはいるんですけど。

田舎: なるほど徐々にコツをつかんできたんですね。

こいで: いや、コツというか、下書きの大切さを知りましたね。あとは下書きをなぞるだけっていうくらいまでちゃんと下書きしとかなあかんねんな、って。

田舎: 何話目ぐらいで気づかれたんですか?

こいで: 1巻でいうと、最後の方でやっとじゃないですかね。

田舎: けっこう後半ですね!(笑)

こいで: 下書きよりペン入れが大事だと思ってたので。だから消しゴムもほとんど使わずに、多少下書きが変になってもそのままペン入れして、ペンで直接修正しようと思ったらうまく修正できなかったり。今はほとんど使うことないんですけど、序盤はホワイトをめっちゃ使ってましたね。

田舎: 最近はもうホワイトをあまり使われないんですか?

こいで: 最近は長袖と半袖を描き間違えたり、

 

一同: (爆笑)

 

こいで: 後ろから見たら右と左を間違えたりとか、大幅変更はもうそれくらいですね。あとはあまりに大きな失敗をしたら、パソコン上でアシスタントの中野に直してもらってます。

田舎: なるほど。それができるのは便利ですね。逆に楽しい作業や好きな作業はありますか?

こいで: 楽しいといえば、どの話を描くかを決めてる時ですかね。一応web上ではその季節に合わせたネタを描くようにしてて、運動会シーズンだったら運動会の話を描いたりしてるんですけど、ちょうどその時期にハマる話が見つかって、それをどう描こうか考えてる時は、しんどいけど楽しいですね。あとは関係ないところで小ボケをどう入れようかなって考えるのも楽しいです。

子ども達に将来聞かせようと思ったエピソードをネタ帳にメモしていた

田舎: 漫画とお笑いの両立はやっぱり大変ですか?

こいで: そうですね、でも今は芸人の方で週1〜2くらい休みがあるので、なんとか。夜の飲みの誘いとかは行けなくなりましたけどね。一応毎週描くペースなので、空き時間とかもネームを描ける用意を楽屋に持って行って描いてるから、休み時間に休めてないんですよね。あと移動中も。昨日も新幹線の移動中に2つネーム描きました。

田舎: 大忙しですね!

こいで: まぁ話のストックがあるからゼロから生み出す苦しみがあまりないので助かってますね。元々はネタと言うよりも、子どもが大きくなったときに聞かせようかなって思ってたエピソードをネタ帳に書いてたんですよ。3人の子ども達のエピソードを。それがあるから、考えなくてもネタがあるんですよ。それを漫画でどういう風に見せるかっていうのは考えないといけないんですけどね。どこをオチにするかとか。だから、考えなくても描くネタがあるというのは大きいですね。たまたまですけどね。

田舎: それがあと1年分くらいあるんですよね。子どもに将来話したいエピソードをメモしておくってすごい素敵ですね!ちなみに今お子さんたちはおいくつになられたんですか?

こいで: 漫画の中では、小学1年と幼稚園の年中、年小なんですけど、今もう上の子は中2ですね。

田舎: もうそんなにラグがあるんですか!じゃあ今新しいエピソードが生まれるのはなかなか難しそうですね。漫画の中でお子さんを成長させる予定はあるんですか?

こいで: 「数年後」っていう回を作る可能性はありますけど、徐々に成長させてく予定はないですね。徐々に大きくしていく画力がないから。アラレちゃんと一緒で、今描いてるのより1巻の方が子ども大きいですからね。

 

一同: (爆笑)

 

こいで: 徐々に身体縮んでいってるんですよね。

 

『パパは漫才師』発売後の反響

意外なところで泣いたほんこんさん

田舎: ちなみに発売から1ヶ月経ちましたけど、読者の方の反響はいかがですか?

こいで: 結婚してる人は「励みになります」って言ってくれますし、結婚してない人は「結婚したくなった」ってよく言ってくれます。

田舎: わかります。僕も結婚したくなりました!

こいで: おさむ師匠(ぼんちおさむ)も何回か連絡くれてべた褒めしてくださったり、やすえ姉さん(未知やすえ)もわざわざ「新幹線の中で読んで泣いちゃいました」ってLINEくれたり。

田舎: すごく嬉しい反響ですね! ちなみに漫画の中にも出てくる芸人さん達からはどういう声がありましたか?

こいで: ほんこんさんとか漫画の中ではだいぶ変な感じで描いたんですけど、「なんで俺タンクトップやねん」って言われました。

 

一同: (爆笑)

 

こいで: あと、ほんこんさんも意外と「泣いてもうたわー」って言ってくれました。どこで泣いたんかなと思って聞いてみたら、公園デビューの話の最後に、僕のサインを書いた葉っぱと石ころが転がってるシーンっていう意外なところで(笑)

田舎: 家族愛とかそういうところじゃないんですね(笑)ご家族の反応はいかがですか?

こいで: んーー、やっぱり子どもたちは、ちっちゃい頃の話なのでけっこう覚えてないんですよね。あと、一番下の子に関しては、自分のことを描かれているってことに気づいていなくて、漫画の中の自分のキャラの絵を描いて遊んでて、「それお前やん」って思いながら見てました(笑)

「家に帰ると子ども達が主役です」の真意

田舎: 可愛いですね!(笑)漫画の中で「家に帰ると子ども達が主役です」っていう素敵な言葉がありましたね。どうしてそう思うようになったのですか?

こいで: これはちょっと深い話になるんですけど、結局、自分が楽しいということが幸せじゃなくなってくるんですよね。遊園地とかでも、今は自分が乗りたいものに乗っても別に楽しくないし、子どもが乗りたいものに乗るんですよ。どこに遊びに行くとか何を食べたいとかも全部、子どもを中心に考えて、子どもが喜ぶ姿を見てることが親の幸せなのかな、と。さらに言えば、これって親と子どもだけじゃなくて、例えば恋人とか自分の親に対してもそうですし、周りの人が喜んでくれるということが本来の人の幸せやなって思いました。

田舎: すごく深くていい話ですね。お子さん達が喜ぶことを考えてお子さん達を中心に考えているから「子ども達が主役」なんですね。

こいで: もっと深いことを言い出すと、「じゃあ周りの人を幸せにしようとしたら周りの人が幸せになるのか」というと、そうじゃなくて。例えばうちの親は僕から仕送りを受け取らないんですよ。「受け取ってもらえへんくてどう幸せにしたらいいねん」って思ったんですけど、逆に周りの人たちも僕と同じことを考えてくれているならば、僕が幸せになることが周りの人を幸せにするということなのかなって思いますね。

田舎: すごくいい言葉をいただきました。たしかにそうだなって思います。他にもお子さんができてから考え方が変わったことはありますか?

こいで: 単純に、初めて親になったときってまだ親としては素人やから、わからんことが多いよなって思いましたね。わからんままやっていくから難しいですね。例えば、昔、男の子やからって長男にめっちゃ厳しくしてたんですけど、今思えば「3歳の子にそんなきついことを言ってもわかるわけないのに」って。今の自分が、3歳の子どもに厳しく指導している自分を見たら注意するでしょうね。

田舎: なるほど・・・でもその時はわからないからやってしまうんですね。

こいで: その時はそれがベストやって思ってたんですけど、徐々にわかってきました。子どもからすれば、小さい時より今の方がパパ怖くなくなってきたという感じじゃないですかね。しつけなあかんっていう思いが強かったけど、ちっちゃい子にする躾は最低限のことだけでいいのかな、と。

こいでさんと漫画

『北斗の拳』の哀愁と『Dr.スランプ』の空気感

田舎: 話は変わりますが、普段から漫画は読まれますか?

こいで: そうですね。子どもも漫画好きやから本棚は漫画だらけですね。

田舎: こいでさんはどんな漫画を読まれるんですか?

こいで: 僕は『北斗の拳』ですね。でもなんでも読みますね。子どもが買って読んでる『絶叫学級』とか、『こっちむいて!みい子』とか。あとは『からかい上手の高木さん』も。

田舎: お子さんが買ってる漫画も読まれるんですね! 昔からけっこう漫画は好きでしたか?

こいで: そうですね。僕らの時ってみんな毎週ジャンプを買ってた世代やから。

田舎: 子どもの頃から、いつか漫画描きたいなという気持ちは少しあったんですか?

こいで: 何回か描いたことはありましたね。小さい頃に家で遊びで。でもやっぱり無理やなって思いました。何年か前にも一回描こうとしたんですけど、無理やなって思ってやめました。

田舎: どういうところが無理だったんですか?

こいで: やっぱり描き方がわからん。車が走ってるところとか、自転車に乗ってるところ、あと背景のビルとか。「こんなん描かれへんやん。やめよ!」って思ってやめましたね。

田舎: そういうところでつまずいてやめちゃう人って絶対いっぱいいますよね!僕もそうでした。こいでさんが漫画を描く上で、影響を受けた漫画はありますか?

こいで: 『北斗の拳』の哀愁と、本当に悪い奴はおらんっていうところですかね。あとアラレちゃん(『Dr.スランプ』)の空気感ですかね。

「僕webでやってんのに……」

田舎: webで漫画を読むということに関してはジャンプ世代のこいでさんにとってはいかがですか?

こいで: いやー、正直やっぱり違和感はありますね。僕自身webであんまり読まないので。いろんな営業先とか舞台でも自分の漫画の告知とかするんですけど、webで読んだことある人って聞いてみたらやっぱり少ないんですよ。今までwebで読んだことがない人にとってはまだその文化がないんですよね。だから何回説明してもアプリをダウンロードしようとせえへん。「今やって、今!」「無料でアプリとって、そこで無料で読めるから!」って言ってもおばちゃんとかはwebもアプリも言葉の意味がイマイチわかってないから。「あとでやっとく」って言うけど、絶対やってくれへんなーって思う。

田舎: あはは(笑)こいでさん自身はもう使いこなせてますか?

こいで: 今は『サンデーうぇぶり』のおかげでだいぶ慣れてきたけど、逆にうぇぶりしかwebの漫画は読めないですね。基本的には今は、前からずっと買っている漫画の紙の単行本を買い続けているだけですね。電子は、一回買った本が携帯を変えたときにパスワード忘れちゃって、機械の中で紛失したんですよ。

田舎: 紛失!(笑)元々形のないものだから見つかる気がしないですよね!

こいで: あと、おもろい本って人に貸したいじゃないですか。それができないのも電子のよくないところかなって思いますね。

田舎: たしかにそうですよね。あと単純に部屋の本棚にズラッと並んでるのも嬉しいですよね。

こいで: そうなんですよ。パラパラとめくってこのページとこのページを見比べるみたいなのも紙でしかできないでしょ。あと、おっきく拡大しようと思ったら誤動作で前のページ戻ってしまったりするし。そういうので、電子はもうええわってなりますね。

田舎: 今後けっこうwebの方が主流になっていってしまう可能性もありますよね。聞いた話ですけど、最近の子どもの中には、電子コミックに慣れすぎていて、紙の漫画が重くて持てないという子もいるそうですよ。

こいで: へえ! でもたしかにコロコロコミックとか重かったなぁ・・・。

田舎: たしかにあれは特別重かったですけど!(笑)紙の文化が廃れてしまうのは悲しいですよね。

こいで: 雑誌は電子でもいいかなって思うんですけどね、漫画の単行本を電子で購入するっていうのが僕はよくわからないですね。単行本は家に置きたいけどなぁ。だって一個のアートとしてめちゃくちゃ絵上手い人の漫画って家に置いておきたいですよね。

田舎: たしかに、アートって考えると、小さいスマホとかパソコンの中で電子のものとして買えちゃうというのはなんか寂しいですよね。

こいで: そうですよね。まあ僕webでやってんのに電子をディスってるのもどうかと思うんですけどね。

一同: (爆笑)

これからの漫画制作活動について

「一番正解に近い感性と視点から描けるようになりたい」

田舎: 今後、漫画を描く上でこうしていきたいという野望とかありますか?

こいで: そうですねぇ……。まぁ野望というか、みんなに一番わかりやすく伝える方法は考えていきたいですかねぇ。

田舎: と言いますと?

こいで: 僕の漫画ではエピソードを描いてるんですけど、誰目線で描くかによってもだいぶ内容が変わってくるし。芸人同士もそうですけど、みんなが同じ場所で同じ体験をしたとしても、エピソードとして喋ったときにちょっとずつみんなの話が違ってると思うんですよ。それって、話を盛ってるとかじゃなくて、どこに重点を置いてるかとか、そういう風に見えてたんやーとかで感性が全然違うからなんですよ。だからみんなにわかりやすく伝えるようにするには、一番正解に近い感性と視点から描けるようにならなあかんなぁと思います。でもまぁわからないんですけどね。

 

田舎: それってめちゃくちゃ難しいことですもんね。これはうまく伝わったなって思ったことはありますか?

こいで: さっきも話に出たんですけど『三角定規』の回で、僕が最後に「何かしらんけど、泣きそうになりました。」っていうのを描いたときに、おんなじコメントをしてくれた人がいっぱいいたんですよ。「私も、何かしらんけど泣きそうになりました」とか。それは、「あ、伝わったなぁ」って思えて嬉しかったです。

田舎: 僕もすごく伝わりましたよ!ほんとに大好きな話です。

こいで: あれはほんまに感性の話やから、感性が違う人が読んだら「なんでこんな話描いたんや」ってなるかなと思ったんですよ。

田舎: なるほど、伝わらない人には伝わらないというか。

こいで: そう。別に大オチがあるわけでもないし、途中に小ボケがある話でもないので。ただのガチの話をストレートに描いただけですからね。

田舎: どう伝えていくか考えていかないといけないと仰っていたのが、うまくハマったエピソードだったということですよね。

巻末の描き下ろしエピソードを読んだ上でもう一度最初から読んでほしい

田舎: 最後に読者様に一言お願いします!

こいで: 人によってこの漫画を「あるあるだ」と思う人もいれば、「なんかすごい話やな」と思う人もいるかもしれないんですけど、多分それって誰に感情移入するかなんでしょうね。僕世代の男性は僕に感情移入するでしょうし、ママさん達は嫁の目線でも読むでしょうし、たまに「うちの小学生の子どもも読んでます」って言ってくれる人もいるから、子どもがまともに子ども目線で読んでくれてるんですよね。だから皆さんもちょっと目線を変えて、2回読んでほしいなあ。

田舎: そうですね、いろんな視点で楽しめる漫画だと思います!

こいで: あと、1巻の最後に載ってる描き下ろしの第0話が、これまたガチの話で、テレビでは話したことのない話なんですよ。この最後の話を読んだ上でもう一回1ページ目から読み返すと、全部のエピソードに“哀愁”が漂うんで、2回読んでほしいです。

田舎: こいでさん、お忙しい中ありがとうございました!

 

まとめ

お忙しい中、漫画の執筆中にも関わらずインタビューに応じてくださったこいでさん。

たくさん質問をさせていただきましたが、どの質問にも笑いを交えながら答えてくださって、終始あたたかい雰囲気ですごく楽しいインタビューになりました!

ジーンとする心温まるお話なども聞けて感動しました。

 

こいでさんの『パパは漫才師』は現在も毎週連載中です!

サンデーうぇぶり』にて最新話まで公開されていますので是非チェックしてみてください!

 

そして最後にはComee宛に色紙をいただきました!

 

こいでさんの顔に犬(?)の身体がついている謎のイラスト付きサイン色紙をいただきました!

 

元芸人である僕が、芸人時代には共演したことがなかったこいでさんとまさかこんな形でご一緒できるなんて。

アシスタントの森本大百科さんも一緒に、記念撮影。

 

(左)森本大百科さん、(中)シャンプーハットこいでさん、(右)田舎はるみ

 

こいでさん、そしてアシスタントの森本大百科さん、ありがとうございました!

(サイン本には森本大百科さんのサインも書かれています)

こいでさんサイン入り『パパは漫才師』プレゼントキャンペーン!

 

 

■キャンペーン概要
Comee公式Twitterアカウントをフォローし、応募方法に沿ってご応募された方の中から、抽選で名様にシャンプーハットこいでさんの初単行本『パパは漫才師』第1巻の直筆サイン本をプレゼント!(アシスタントの森本大百科さんの直筆サインも!)

■応募期間
2018年9月22日~2018年9月30日 23:59

■応募方法
(1)Comee公式Twitterアカウント(@Mr_Comee)をフォロー
(2)Comee公式Twitterアカウントがツイートする対象のキャンペーン投稿をリツイート

 

(対象のキャンペーン投稿にいいね・リプライをくれた方、当選率がUP?!)

■公式TwitterアカウントURL
https://twitter.com/Mr_Comee

■賞品
・2018年08月09日発売のシャンプーハットこいでさんの初単行本『パパは漫才師』第1巻の直筆サイン本 3名様

■抽選・当選者の発表
厳正なる抽選の上、2018年10月5日(予定)までに、ご当選者様のTwitterアカウントへDM(ダイレクトメッセージ)にてご連絡いたします。

■注意事項
・当選者の発表は商品の発送をもって代えさせていただきます。
・当選結果に関するお問い合わせにはお答えいたしかねます。ご了承ください。
・賞品の譲渡・転売・換金することを固く禁止させていただきます。
・本キャンペーンは予告なく変更・中止させていただく場合がございます。
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・弊社側で不正と判断した場合は、賞品進呈の対象外とさせていただきます。
・本キャンペーン及びComee mag.へのご質問は、下記のFAQをご参照の上、お問い合わせください。
https://mag.comee.net/contact/

 

浪速の人気芸人がおくる「家族の物語」!

人気漫才師「シャンプーハット」のボケ・こいで氏が漫画家デビュー!
3人の子供たちとの日々を描いた、ハートフルストーリー!

なんか笑えて、なんか泣ける!
たくさんの「なんかいいなあ」が詰まった一作!

(C)シャンプーハットこいで/小学館
引用元:Comee.net

 

 

【インタビューに出てきた漫画情報】

「北斗の拳」シリーズ第1巻:199X年、世界は核の炎に包まれた!! 文明は消え去り、世界は暴力が支配する時代になっていた──!
「週刊少年ジャンプ」に1983年~1988年まで、原作・武論尊、漫画・原哲夫により連載。最終戦争により、荒廃し弱肉強食の世界になった世紀末を舞台に、一子相伝の暗殺拳“北斗神拳”の伝承者・ケンシロウが、愛と哀しみを背負い救世主として成長していく姿を描き出す。強敵(とも)と呼ばれる男達とケンシロウの熱い戦い、婚約者ユリアとの愛、そして、同じ北斗神拳を学んだラオウ、トキ、ジャギの義兄弟との絆と別離。そのどれもが現在まで読者を魅了している。また、悪党達が「ひでぶ」「あべし」といった断末魔を残しケンシロウに倒されていく爽快感も魅力のひとつ。
連載当時、社会現象にまでなり、現在にいたっても、TVアニメや劇場版、脇役達をフィーチャーした外伝、ゲーム等へと新たな展開を続けている。

(C)武論尊・原哲夫/NSP 1983
引用元:Comee.net

 

天才科学者(?)の則巻千兵衛が作った人間型ロボット・アラレちゃんが暴れまくるパワフルGAGワールド! ペンギン村を舞台に、個性あふれるキャラクター達が続々登場!

引用元:Comee.net

 

ようこそ、恐怖の授業へ! 何気ない日常に潜む、もう1つの世界へあなたをご案内します。/1時間目「悪魔のゲーム」地獄のはじまりは、拾ったゲーム機だった… 2時間目「呪いの絆」「憎しみ」で結ばれた少女たちの、血塗られた復讐!! 3時間目「メリーの食卓」苦手なものを食べてくれる人形。敵か、味方か!? 課外授業「優しいママの家」ネットで知り合った理想の「ママ」。その正体は!? ほか、大反響を呼んだホラー計6編を完全収録!!

引用元:Comee.net

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