『家庭教師ヒットマンREBORN!』の最終章『虹の呪い編』での衝撃的なイベントのひとつとして挙げられるのは、雲雀恭弥が自身のボスウォッチを壊してしまったことでしょう。
『虹の呪い編』ではアルコバレーノが自身の呪いを解くために、代理人を立てて代わりに戦ってもらう虹の代理戦争というバトルロイアルが行われました。
虹の代理戦争のプレイヤー同士は、決められた戦闘時間以外の戦闘が禁止されています。
虹の代理戦争に参加していた雲雀とXANXUS(ザンザス)は戦っている最中に戦闘時間が終了しますが、雲雀はXANXUSとの戦闘を続けたいが為に自分のボスウォッチを壊して虹の代理戦争から離脱してしまうのです。
XANXUSも雲雀に連れられて自身のボスウォッチを壊そうとしますが、部下たちに止められてしまいました。
この時もしXANXUSが自分のボスウォッチを壊して雲雀と戦っていた場合、どちらが勝っていたのでしょうか?
両キャラの特徴などを踏まえて、考察してみます。
XANXUSとはこんな人物!
ボンゴレの特殊暗殺部隊・ヴァリアーのボスを務める人物で、虹の代理戦争では部下である幻術使いであるマーモンの代理人として参加しました。
XANXUSの強さは異常であり、部下達や他の組織のボスからも恐れられています。
とても凶暴な性格をしており、機嫌が悪いと部下に物を投げつけて八つ当たりする事もありました。
XANXUSは当たった物体を風化させる能力を持つ死ぬ気の炎の一種・”憤怒の炎”と、そのエネルギーをチャージする特性を持つ銃を駆使して戦います。
銃の力は絶大であり、当たった建物一瞬で崩壊させてしまうような威力を持っています。
それに加えて虹の代理戦争ではその銃を強化する”形態変化 (カンビオ・フォルマ)”の機能を追加した”新生ヴァリアーリング”を装備。
ただでさえ強いXANXUSの銃の威力がさらに上がってしまいました。
凶暴な性格に合った破壊力のある攻撃を使用します。
雲雀恭弥とはこんな人物
ボンゴレファミリー10代目最強の守護者。
虹の代理戦争では雲雀そっくりの顔をしたアルコバレーノ・風 (フォン)の代理人として参加しました。
雲雀の戦闘能力は作中でもトップクラスであり、彼の活躍を見ていると主人公の沢田綱吉よりも強いのではないかと思ってしまいます。
非常に頼もしい人物であるにも関わらず、本人は常にひとりでいることを好み、他人と一緒にいること (=群れること)に極度の嫌悪感を抱いています。
虹の代理戦争で綱吉と同じチーム (リボーンチーム)に入らなかったのも、前章『継承式編』にて綱吉達と共闘しすぎたこと(=群れすぎたこと)によりじんましんが出たというのが理由でした。
雲雀はトンファーの中に沢山の隠れ装備を内蔵した”仕込みトンファー”と、それをさらに強化する”雲のVG (ボンゴレギア)”を使用して戦います。
通常のトンファーは近接戦闘用の武器なので、集団戦や遠距離にいる敵との戦闘時は不利になります。
しかし雲のVGを使用した状態ですと、トンファーの弱点を補う遠距離用の装備のチェーンを使用する事が出来ます。
雲雀が継承式編にてシモンファミリーの鈴木アーデルハイトと戦った際には、チェーンを使った広範囲かつ遠距離攻撃を中心にバトルをする事で、アーデルハイト生み出した分身”ブリザートロイド”500体を一瞬で消し去りました。
雲雀には群れるのが嫌いで協調性がないという弱点がありますが、それを帳消しにするような破格の戦闘能力を持っています。
どっちが勝っていたと思う?
考察ポイント①虹の代理戦争のルールでは雲雀の方が有利
虹の代理戦争では各チームのボス腕に”ボスウォッチ”という腕時計を装着する事が義務付けられており、ボスウォッチを壊されてしまうとそのチームは敗退してしまいます。
ちなみにボス以外のチームメンバーではない人(例えばマーモンチームのヴァリアー幹部など)には”バトラーウォッチ”というものか配られ、それを壊された人は基本的に戦闘に参加することが出来なくなります。
(ただしチームメンバーが少なくバトラーウォッチが余ってしまった場合は、残ったバトラーウォッチを付けて再び戦場に戻ることが許されています。)
虹の代理戦争で優勝するためには、全てのチームのボスウォッチを破壊しなければいけません。
雲雀は雲のVGを使用することで、トンファーにチェーンが内蔵されるようになります。
虹の代理戦争中にはそのチェーンを駆使することで、XANXUSの攻撃のわずかな隙間をかいくぐり、ボスウォッチを狙って攻撃しました。
しかしXANXUSがとっさに反応したおかげでその攻撃は失敗に終わっています。
ボスウォッチを壊した方が勝ちという虹の代理戦争のルール上では、チェーンにより狭い隙間でもボスウォッチを狙いにいける雲雀の方が有利だと言えるでしょう。
考察ポイント②XANXUSの方が破壊力は上
新生ヴァリアーリングの形態変化によって強化されたXANXUSの銃の威力を見た人物は、その威力に驚いていました。
雲雀は雲のVGの機能で球針態(棘がたくさんついたボールのようなもの)を大量に作り防御する事を試みますが、それらのほとんどが一瞬にして風化されてしまい消えて無くなってしまいます。雲雀の雲のVGではXANXUSの攻撃を防ぐのは困難です。
XANXUSの攻撃は周りを破壊することに特化しすぎており、一発攻撃が当たるだけ致命傷になってしまうでしょう。
確かに雲雀の攻撃能力も高いのですが、単発の威力で比べるとXANXUSに劣っている印象があります。
考察ポイント③雲雀の方が負傷している
雲雀はXANXUSと戦う前には風とふたりで、ヴァリアー幹部たち5人と戦っており、ダメージを負ってしまっています。
それに加えてタイムアップ終了後の直前にXANXUSの弾丸を体全体で受け止めてしまい、体に傷が多くあるような状態でした。
一方でXANXUSは雲雀のチェーンからボスウォッチを守るために右手を負傷させてしまいましたが、それ以外には目立った傷などはありません。
雲雀は戦闘によってかなりの体力を削られていますが、XANXUSの消耗はかなり少なくなっており、この状態で二人がバトルしたのならXANXUSの方が有利だと言わざるをえません。
まとめ
雲雀は形態変化によって上がったXANXUSの攻撃を防御するのは非常に困難です。
チェーンで反撃することは可能ですが、XANXUSを戦闘不能にするような致命傷を与えるのは難しいと思います。
その上雲雀はXANXUSと戦う前に行ったヴァリアー隊員との戦闘にて消耗していると考えたため、虹の代理戦争にてあの場面でXANXUSがボスウォッチを壊して雲雀恭弥と戦っていたらXANXUSが勝利すると予想しました。
仮に雲雀がボスウォッチを壊さずに虹の代理戦争のルールで改めてXANXUSと戦うことになっていたのなら、チェーンを使えてボスウォッチを破壊しやすい雲雀が勝利すると思います。
虹の代理戦争は本作の最終章ということもあり、雲雀VSXANXUS以外にもファンなら誰もが見たかった対決や共闘シーンが沢山あります。
もし時間があれば本作を読み返して見るのはどうでしょうか?
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引用元:Comee.net
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