『七つの大罪』は凶悪な7人の犯罪者から結成された騎士団「七つの大罪」を描いたファンタジー漫画です。
本作のテーマは「愛」であり、主人公・メリオダス率いる「七つの大罪」は自分たちが愛している人たちを守り抜くために、強大な悪と戦っているのです。
聖戦などの3000年前に行われた出来事と現在の出来事が複雑に絡まり合い、次の展開を予想するのは困難なので、ラスボスを予想するもの難しいと思います。
物語も終盤になる中、僕は本作のラスボスは女神族を束ねている最高神 (さいこうしん)になるのではないかと予想しました。
本記事ではその理由を説明したいと思います。
最高神 (さいこうしん)とはこんな人物
女神族を束ねている人物であり、女神族の先鋭部隊である「四大天使 (よんだいてんし)」に対して、恩寵という強力な魔力を与えました。
恩寵は光を操り、破壊力のあるレーザーのような攻撃が出来る「閃光(せんこう)」など、戦局を変えてしまうほど強力なものばかり。
このことから最高神自身も非常に高い戦闘力を持っていることが予想できます。
作中での最高神の出番は少ないため推測になってしまいますが、最高神が恩寵を与えた理由は魔神族を確実に滅殺するためだと思います。
最高神は敵対する魔神族を滅ぼすという目的に対しては決して手を緩めることはありません。
その証拠に自分の娘であるエリザベスが3000年前に魔神族の幹部である「十戒(じっかい)」の命を救った時には、その罪を罰するために人間として何回も蘇り最愛の人であるメリオダスの前で何回も死ぬという呪いをかけました。
最高神 (さいこうしん)がラスボスになると考えた理由
今から最高神がラスボスになるのではないかと思った理由を解説していきたいと思います。
エリザベスに呪いをかけた本人だから
最高神は3000年前に本作のヒロインであるエリザベスに、死んでも前世の記憶をなくして人間として蘇り、メリオダスの目の前で必ず死ぬという呪いをかけた人物であります。
魔神王は息子であるメリオダスを自分の後継者にすべく、永遠に歳をとらない体にした後、死亡した場合魔神王に不要な感情を取り除き蘇生させる呪いをかけております
それによりメリオダスは歳をとらない永遠の生を手にしてしまっているので、107人のエリザベスと出会い、106人のエリザベスの最期を看取っております。
本作の主人公メリオダスは、最高神によってかけられたエリザベスの呪いを解くことを目的としており、その為なら自分の命を懸ける覚悟を決めております。
メリオダスがエリザベスの呪いを解くという目的を達成する過程で、呪いをかけた本人である最高神と戦う可能性が非常に高いと思われます。
女神族は善良な種族ではない
女神族の先鋭・四大天使のリーダーを務めるリュドシエルは、3000年に行われた魔神族との戦いである聖戦にて、魔神族の幹部「十戒 (じっかい)」を誘き寄せるために魔神族の非戦闘員を拉致して生かさず殺さずの状態にするなど残虐なことをしています。
その上女神族は、人間が一人の魔神族を介抱したというだけで、村人を皆殺しにしたことがありました。
このように最高神が束ねている女神族は魔神族を滅ぼす為だとはいえ、他の種族に対して酷いことをしております。
作中で最高神は絶対的な正義の象徴としては描かれていないのです。
ただ、女神族の人物で強力な戦闘力を持っているのは、最高神を除くと四大天使ぐらいしかいないのですが、彼らは3000年前に魔神族を封印するために「常闇の棺」を発動した影響で、自身の体を失ってしまい何者かに憑依しなければ戦闘を行うのが不可能な状態です。
そのため本来の実力を出すのが難しい四大天使たちがラスボスになるとは到底思えません。
魔神族側にはラスボスを務まりそうな人物がいない
他のラスボスの候補として魔神族のリーダーでありメリオダスとゼルドリスの父である魔神王の名前が挙がると思います。
魔神王は自身の息子であるメリオダスを時期魔神王にさせるべく、メリオダスが死亡するたびに魔神王を務めるにあたり不要な感情を奪ったのち、再び蘇生させるという呪いをかけております。
メリオダスと深い因縁がありラスボスにピッタリな人物ですね。
しかしメリオダスは自分が魔神王にかけられた呪いを解くよりも、エリザベスの命を救うことを優先しています。
ですのでメリオダスが魔神王のいる煉獄に行って戦いに挑むとは思えません。
他に強力な実力を持つキャラクターとして、メリオダスの弟であり魔神王の息子であるゼルドリスがいます。
しかしゼルドリスは自身の持つ魔神王の力の一部である「戒禁」メリオダスに渡してしまい弱体化してしまいます。
ゼルドリスが急激に強くなる可能性は考えにくく、彼がラスボスになることはないと言えるでしょう。
魔神王の呪いによって感情を失い、魔神族側に寝返ったメリオダスもラスボスになる可能性は考えられます。
七つの大罪のメンバーであるバンは団長であるメリオダスの感情を取り戻すために煉獄に向かいました。
メリオダスの感情が元の世界に戻れば再び七つの大罪のメンバーの元へ帰ってくるでしょう。
最後に、上位魔神の「おしゃぶりの鬼」・チャンドラーと「うたたねの死神」・キューザックも非常に高い戦闘力を持っていましたが、チャンドラーはメリオダスの、キューザックはゼルドリスの従者であるため、ラスボスになる物語があるとしたら、それなりの伏線が出てくるはずだと考えます。
このように魔神族側の多くのラスボス候補が弱体化してしまっているので、ラスボスとして考えられる人はいない状況です。
まとめ
今回は本作のラスボスが最高神になると思う理由を解説していきました。
七つの大罪のメンバー達と魔神族との戦いも激化し、その過程で本作の多くの謎なども判明するかと思います。
伏線などを再確認する為にも本作を読み返してみるのはどうでしょうか?
かつて王国転覆をはかったとされる伝説の逆賊〈七つの大罪〉。今もなお執拗に、そのお尋ね者を追うは、王国の要・一騎当千の聖騎士たち。しかし、切なる想いを胸に秘め、〈七つの大罪〉を捜す一人の少女が現れた時、世界の様相を一変させるとびきりの冒険が始まった! 痛快無比のヒロイック・ファンタジー、開幕!!
(C)Nakaba Suzuki/講談社
引用元:Comee.net
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