【漫画のプロにオススメ漫画を聞いてみた】人生で4万冊の漫画を読んでいる“漫画ソムリエ”兎来栄寿さんの今イチオシの漫画とは!?

【漫画のプロにオススメ漫画を聞いてみた】人生で4万冊の漫画を読んでいる“漫画ソムリエ”兎来栄寿さんの今イチオシの漫画とは!?
     
元少女漫画大好き芸人。
少女漫画歴22年、生涯で10000冊以上、5000作品以上の少女漫画を読んでいます。
男りぼんっ子です。男目線で少女漫画の魅力を語ります。
   

世の中には無数の漫画が存在し、今もなお、新しい漫画が生まれ続けています。

そんな膨大な数の漫画の中から、自分が読みたいと思える漫画を探すのはなかなかに至難の業ですよね。

ものすごく売れていてみんな大絶賛しているような有名漫画もいいけれど、まだ自分が出会っていないだけで本当はすごく自分にぴったりな漫画があるかもしれません。

そういう漫画に出会うには、漫画のプロ(?)に直接オススメを聞いてみるのもいいんじゃないか! と僕は考えました。

そこで今回は、圧倒的な漫画の知識を持ち昨年末まで渋谷マンガサロン「トリガー」の店長を務めていた、通称“マンガソムリエ”の兎来 栄寿(とらい えいす)さんに、今イチオシの漫画を教えていただきました!

月間100冊以上の漫画を読むという兎来さんのオススメ漫画を是非参考にしてみてください!

 

【プロフィール情報】

兎来 栄寿(とらい えいす)
10歳の頃から神保町やまんだらけに通い詰め、ジャンプ作品からトキワ荘・大泉サロン作家まで読み漁っていた生粋の漫画愛好家。
少年青年少女漫画からBL・百合まであらゆるジャンルを愛する。
漫画を読むのは呼吸と同じ。
自分を育ててくれた漫画文化に少しでも恩返しすべく、日々様々な作品の布教活動を行うマンガソムリエ。

マンガソムリエ

 

昨年12月末に閉店してしまいましたが、兎来さんが店長を務めていたマンガサロン「トリガー」は、“マンガの聖地”と呼ばれ漫画好きの方にはたまらないサロンでした。

 

田舎: 「マンガソムリエ」という肩書をお持ちの兎来さんですが、人生でトータル何冊くらいの漫画を読んでいらっしゃるんですか?

兎来: ざっくりとですけど、3~4万冊くらいは読んでいるかと思います。

田舎: 3~4万冊!? 月間だとどれくらい読みますか?

兎来: 少なくても100冊以上は読んでいますね。

田舎: 本当にすごいですね……。いつ頃から漫画がお好きなんですか?

兎来: もう物心つく前から好きでしたね!

田舎: ええ!? 物心つく前から!?(笑)

兎来: 2~3歳くらいのときにはもう漫画の『ドラえもん』を読んでいた記憶があります(笑)

田舎: そんな小さな頃から……! 文字とか文章とかよくわからずに読んでいたということですか?

兎来: もちろん最初は全然わからなかったと思うんですけど、読んでいるうちになんとなく読めるようになっていました。漫画でひらがなも漢字も覚えましたからね。

田舎: 漫画の申し子みたいな人ですね!(笑) 今でも『ドラえもん』は読まれますか?

兎来: 今でも大好きで読んでいます! 僕の漫画人生は『ドラえもん』から始まって、『コロコロコミック』や『コミックボンボン』を読み始めて、そのあと『週刊少年ジャンプ』に移行するという王道なルートを辿っています。

田舎: なるほど! 昨年末まで渋谷のマンガサロン「トリガー」の店長さんを努めていらっしゃいましたが、それ以前も何か漫画関係のお仕事をされていたんですか?

兎来: その前は『咲-Saki-』という漫画の中に登場する舞台で働いていました。

田舎: “聖地”というやつですね!

兎来: そうです。ヒロインのひとりに奈良県の吉野山というところで旅館を経営している家の娘がいるんですけど、その旅館で働いていました。『咲-Saki-』が好きすぎて!

田舎: 聖地に観光に行くとかはよく聞きますけど、観光どころか働いちゃうくらい大好きなんですね!

 

トリガーの「店長・兎来栄寿のおすすめ」の棚の一番上には『咲-saki-』のコミックスがズラリ!

人生で1位の漫画!

 

田舎: そんな漫画愛に溢れている兎来さんは生涯で3~4万冊の漫画を読んできていると仰ってましたが、兎来さんにとって人生で1位の作品は何ですか?

兎来: 私の人生で一番の漫画はこちらです。

 

 

 

『火の鳥 未来編』

 

兎来: 『火の鳥 未来編』ですね。『火の鳥』の中でも一番衝撃を受けたのがこの未来編です。『火の鳥』は過去と未来を何度も行き来する構成になっていて、最初は古代を舞台にした“黎明編”というのがですけど、その次が急にこの“未来編”という超未来の話に飛ぶんですよ。未来編は西暦3404年から始まって、人類が一回滅びるところまで描かれて、さらに人類が滅びた後に繁殖していく種族の話まで描かれている遠大な未来の話なんですけど、そこで描かれる世界のスケールっていうのが凄まじく大きいんです。 これを小学生の時に読んで、「漫画ってここまで表現できるものなんだ」ということに感動して。本当に漫画の中で宇宙を見たというか。宇宙だけじゃなくてマクロな宇宙もですけど、微生物よりももっと極小の、素粒子よりもさらに微小な世界に行ってもそこにも宇宙があるという仏教的な考えが作中で描かれていて、今まで読んだ漫画の中でも本当に圧倒的なスケールの世界に魅了されました。漫画の深淵の魅力にどっぷりと浸からせられた作品でしたね。

 

田舎: すごいですね! 僕の小学校の図書室には漫画が『火の鳥』と『ブラック・ジャック』と『はだしのゲン』しかなかったんですよ。もちろん『火の鳥』も読んでいたんですけど、当時の僕には話が難しすぎてあまり理解できていないまま読んでいました。

兎来: 僕は今でもたまに読み返すんですけど、大人になってから読み返すことで新たな発見があったりして、やっぱりすごい作品だなって再確認しています。

 

30世紀半ばの未来。地下に永遠の都を築き生活をする人類。その中のひとつ「ヤマト」にて生活をするマサトは、「電子頭脳ハレルヤ」により抹殺を命じられたムーピーのタマミを救うべく地上に脱出し、そこで猿田(さるた)博士が暮らすドームに収容される。それは、長い長い物語の始まりだった……。火の鳥により永遠の命を与えられたマサトが、地球と生命の再生を担う「未来編」の他、エッセイ「『火の鳥』と私」を収録した「火の鳥」第2巻。

引用元:Comee.net

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今イチオシしたい漫画5選!

田舎: 続いて、兎来さんが今イチオシの作品の中から厳選した5作品を教えていただけますか?

兎来: かなり悩んだんですけど、こちらの5作品にしました!

 

 

 

『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』

“ジミ”な高校英語教師の本田紫織に、“ヘン”な世界一のギタリスト幽霊が取り憑いた!? しかも身に覚えのない“契約”のせいで「27歳が終わるまでに音楽で伝説を残さなければ死ぬ」ことに。現在、27歳の誕生日を迎えたばかりのアラサー女子、その運命やいかに──!?

引用元:Comee.net

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田舎: まず、こちらはどういう作品なんですか?

兎来: ものすごい地味で気弱な性格で、生徒からも無視されたりしてる27歳の女性教師が主人公の物語です。この主人公は学生時代には軽音部でバンドをやっていて、教師になってからもいつかまたバンドを組みたいという想いを抱えているんですよ。そんなときに『ヒカルの碁』の藤原佐為のような感じで、ジミ・ヘンドリクスが主人公に取り憑くんですよ。

田舎: もう面白そう!

兎来: ジミ・ヘンドリクスが憑依しているときだけはものすごいギターテクを発揮できるようになるという設定です。ざっくり言うと、ジミヘンが憑依したギターテクで生徒の度肝をぶち抜いて印象を改変させるところから始まって、生徒たちとバンドを組んで軽音部を発足させていくという物語です。ただ代償があって、上手くなる代わりに「27歳が終わる日までに音楽で伝説を残さないと死んでしまう」という……。

田舎: うわー、ロック好きはニヤリとしてしまう設定ですね!

兎来: そうですよね。しかも、ジミヘンだけではなく他にも世代を超えた有名なアーティストが憑依してる人たちが他にも出てきて、そういう人たちと対バンする展開などもあって、すごくアツい漫画なんです。

田舎: 主人公以外にもそういう人がいるんですね!

兎来: そうです。さらに設定だけではなくて、絵もすごい良いんですよ。音楽なんですけど、絵で表現されてる演奏シーンが、本当に音が聴こえてくるような感じで。音楽漫画でいうと『BLUE GIANT』なども今すごくアツいんですけど、それに匹敵するくらいの熱量があって、でもまだそれほどは知られていない漫画なんです。多くの人に読んでいただきたいですね。

田舎: なるほど! ちなみに今何巻くらいまで発売されていますか?

兎来: 今11巻まで出てます。特に10巻のアツさは、僕が2018年に読んだ中でもベスト10に確実に入るほどです!

『エルフと狩猟士のアイテム工房』

年上幼女×純朴ハンターたった二人の工房暮らし

森の小さな工房を営むエルフの職人マグリットと、彼女を慕う人間の専属狩猟士、ユラ。種族も寿命も異なる二人はそれでもより添い、依頼を受けて不思議なアイテムを次々創り出す。小さな工房で紡がれるたった二人だけの何でもない日常、少しのぞいてみませんか?

引用元:Comee.net

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兎来: 次は『エルフと狩猟士のアイテム工房』という今流行りのファンタジー系の作品です。この作者の葵梅太郎先生は、以前は『ゆずべんとう』という漫画を描いていて、人情モノが得意な方だったんです。そんな先生がいきなりファンタジー作品を描いていてびっくりしたんですけど、本当に何を描いてもすごく上手いんですよ。

田舎: そうなんですね! ちなみに物語はどのようなものですか?

兎来: ファンタジーの世界の中でも、冒険者の助けとなるアイテムを作る工房のエルフのお話ですね。見た目はすごく幼いんですけど実は何百年も生きているエルフの女の子とそれに仕える人間の青年、というちょっと変わったコンビの話で、実際に冒険しに行くというよりも誰かのためになるアイテムを作るという、ファンタジーの世界で起こるヒューマンドラマのような話で、読んでいてすごく心が温まる物語です。

田舎: なるほど、勇者とかヒーローじゃなくてどちらかといえばその裏方に焦点を当てた作品なんですね。

兎来: そうです。そして主軸の2人がお互いのことをなんとなく好意的な意味でちょっと意識し合っているんですよ。
ただ、エルフと人間なので寿命も全然違いますし、もし一緒になれたとしても人間のほうが圧倒的に早く死んでしまって、そのあとエルフには数百年の孤独が訪れてしまう、という切ない関係性も今後の見どころになっていくかなという感じです。

田舎: ファンタジーだけではなく切ない恋愛模様も描かれている作品なんですね!

兎来: はい、これはまだ昨年の8月に1巻が出たばかりなのでこれからも楽しみな作品です。

『きみを死なせないための物語(ストーリア)』

宇宙に浮かぶ都市文明「コクーン」。国連大学の学生で、幼なじみのアラタ、ターラ、シーザー、ルイの4人組は、宇宙時代に適応した新人類“ネオニテイ”のこどもたちだった。ある日、彼らは歓楽街の路地で緑の髪の少女に出会う……。

引用元:Comee.net

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兎来: 続いては少女漫画で『ミステリーボニータ』で連載している『きみを死なせないための物語(ストーリア)』という漫画です。これはけっこうあらすじが込み入っていまして難しい話にはなるんですけど……。地球に住めなくなった人々が宇宙に浮かんでいるコクーンというところで暮らしている時代で、恋愛をすることが禁忌になってしまっていて、人は決められた相手と社会的な契約を結ぶことで夫婦のようなものになるという世界観のお話ですね。その世界の中でもやっぱり禁忌とされている恋愛をしてしまう人もいて非常に心を揺さぶる展開もあるんですよ。主要キャラクターは見た目は少年少女なんですけど、何百年も生きられる新人類で内面は成熟していて。いわゆる古き良きSF少女漫画である萩尾望都さんや竹宮惠子さんの系譜を継ぎながらも現代的な要素も取り入れて深いテーマに取り組んでいる、現在では稀有な作風です。

田舎: たしかに今の時代ではけっこう珍しい世界観ですよね。

兎来: 恋愛以外にも物語を読むことも禁止されていたり、ディストピアが描かれていて。ただそんな中で人間が元々好きだったものや憧れていたものに対してすごく誠実な筆致で描かれているところにグッとくる漫画です。今4巻まで出ているんですけど、展開を追う度に、おぉっと思わされて。毎回コミックスを読み終えた後にその巻の表紙に戻ると、「あっそういうことだよな」って気づいてニヤッとしてしまうような仕掛けもあったり。

田舎: 表紙がその巻の話を物語っていたりするんですか?

兎来: はい。そういう隠れた楽しみ方もできる作品です。

田舎: 気になるー! 宇宙のことなども描かれているんですか?

兎来: そうですね。ちゃんと科学者の方が考証でついていて、現代の知識にしっかりと基づいて描かれているので、SFモノとしてもすごく面白いです。

『ブルーストライカー』

「このコップの酒を飲んだら、死のう」。かつて大人気だった戦隊ヒーローのブルー役だった根津田(ねづた)は、40代を目前にしてTV番組をクビになり、妻子にも捨てられ生きる希望を失っていた。しかしある日、強制的にストリートファイトさせられる謎のアプリゲームをインストールしてしまい・・・根津田の日々は一変する。

引用元:Comee.net

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田舎: あ、この漫画の原作、柴田ヨクサル先生なんですね!

兎来: そうです。『エアマスター』とか『ハチワンダイバー』などを描いている柴田ヨクサル先生がまさかの原作なんです。作画は沢真先生という方なんですけど。ただびっくりしたのが、柴田ヨクサル先生が描いてるのがネームだけだとしても、やっぱり圧倒的に柴田ヨクサル漫画だなってわかるような作品で、テンションがものすごく気持ちいいんです。『エアマスター』に続いてストリートファイトがテーマになっているんですけど、現代版ということでアプリを使ってストリートファイトをするんですよ。アプリでマッチングした相手とストリートファイトをするというゲームを38歳のおじさん主人公がやっていく漫画です。

田舎: おじさん主人公モノなんですね!

兎来: 主人公が元々戦隊ヒーローのブルーをやっていたおじさんで、でもそんな過去の栄光ももう遥か昔のことになってしまった無職のおじさんの第二の人生みたいな部分もあって。

田舎: なるほど、元ヒーローのおじさんの哀愁とかも描かれていたりするんですか?

兎来: そうですね、おじさんの哀愁であったりとか、あるいはもう一回この人生で何かをやりたいんだというパッションのほとばしりだとか、そういったものがヨクサル節で描かれている漫画です。僕が個人的に大好きなシーンは、主人公には余命幾許もない病人の友人がいるんですけど、主人公がその友人に面会したときに「おまえの人生っていうのは一日一日が神様から贈られた宝物なんだよ、すべてに勝る宝物なんだよ、それをおまえはなんにも気にせず享受してるけどそれは本当に素晴らしいことなんだからちゃんと生きろよ」というようなことを言われて涙するシーンがあって、僕はそこにぐっときて。

田舎: それはぐっときますね! ものすごくアツい漫画なんですね。

兎来: そうですね。ちょいちょい柴田ヨクサルさんならではのぶっとんだギャグとかも描かれていますけど(笑)

田舎: あはは(笑)

兎来: でもそれとのコントラストでアツいシーンがより感動できるようになっていて、ものすごく素晴らしい漫画です。是非読んでみてください。

『映画大好きポンポさん2』

なんで映画の続編「PART2」って名作が多いんだろう?
映画「MEISTER」を大成功させたジーン・フィニ監督に、アクション超大作の続編「マックスストーム2」のオファーが舞い込んだ! 潤沢な予算と豪華な現場にびっくりのジーンだったが……?

引用元:Comee.net

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田舎: 2というのは?

兎来: 2巻ということです。1巻はpixivに載せていたものがネットで話題になって書籍化されたんです。始めは作者さんは続編は描かないって言ってたんですよ。でも心変わりをなさって2を描くことになったんですけど、2も本当に面白いので、是非3も描いてほしいなと個人的に熱望している作品です。

田舎: なるほど、元々1巻で完結していた作品の2ということなんですね。こちらはどういうお話ですか?

兎来: 名前の通り、映画が大好きなポンポさんというヒロインがいて、このヒロインは映画配給会社の社長みたいなことをやっていて、脚本を書かせても映画を撮らせても一流みたいな天才少女なんですよ。で、もうひとりの主人公として映画が大好きでそれしか取り柄のないようなジーンという少年もいて、ジーンはポンポさんに出会って人生が変わっていくわけですよ。その2人以外にも俳優さんたちもいて、そういう才能同士が巡り合って素晴らしい映画を1本作るというのが1のストーリーだったんです。そこから2になって、主人公の映画マニアの少年・ジーンくんが映画監督として活躍していくんですけども、まさに現実世界でも有名な映画の続編って評価されにくかったり難しいところがあるじゃないですか。

田舎: そうですね。

兎来: っていうのをテーマにしていて、この漫画自体が人気のあった1巻に続く“2”という位置づけであるということをメタ的に作中で扱っているんですよ。2ってやっぱりより多くの大衆を満足させるために、ちょっと迎合してしまう部分とか、作品性よりもエンターテインメント性をどうしても重視しないといけないような部分があったり、そういったところでジーンくんがものすごく葛藤するんですよね。ちゃんと1本、大衆受けするエンターテインメント性の高い続編映画を作るんですけども、自分の中ではこれはもう完全にクソ映画だと思っていて「僕はこんなクソフィルムを撮ってしまったのか」ってすごく落ち込んで、葛藤して、吐いて、それをぶち壊すんです。ぶち壊して、本当に自分の中で納得のいくテーマ性を極限まで高めた一本を作っていく。それによってポンポさんに怒られちゃうんですよ。

田舎: あはは!

兎来: 怒られたけど、「でも面白かったよ」って言われるみたいな話が2なんですけど、本当に創作というもののテーマ性だとか業だとかそういったものが詰まっている漫画です。ある種、狂ってる人じゃないと本当に突き抜けた作品は作れないんじゃないかっていうテーマが詰まっていて、個人的にすごく面白いと思いました。漫画好きにも響く映画の漫画ですね。ものづくりをする人が読むと何かしら感じることがあるんじゃないかなと思いますね。それから、本当にキャラクターが魅力的で、漫画が上手すぎる作者さんなんです。「ここまでいい作品ってなかなかないよなぁ」っていう満足感に包まれる漫画です。

田舎: なるほど! たくさんの漫画をご紹介してくださってありがとうございます!

まとめ

マンガソムリエ・兎来さんの人生1位の漫画とオススメ漫画5選、いかがでしたでしょうか?

僕は取材した当時は、5選は正直言って全部知らない漫画でした!

ですが、どれもすごく面白そうな内容で、兎来さんが語ってくださる見所ポイントを聞きながらワクワクしていました。

後日早速読んでみましたが、どの作品も本当に出会えてよかったと思える漫画でした。
やっぱり漫画の申し子がオススメする作品だなと改めて兎来さんの凄さも実感しました(笑)
ちなみに個人的には『ブルーストライカー』が一番好きでした!

皆さんも、次に何の漫画を読もうか悩んだときは是非参考にしてみてください!

 

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