キメラ=アントには、軍団長に次ぐポジションとして師団長という役職があります。
師団長は約30匹ほど存在しますが、作中で登場した師団長は限られています。
中でも戦闘描写があった師団長は6匹程度。
一流の念能力者とも互角に戦えるほどの実力者揃いでした。
師団長によってはサポートに長けた能力を持つ者もいるため、今回は作中で戦闘描写があった師団長の中で、単独で戦う際の戦闘能力が高いキャラベスト3を考察します!
第三位:ヂートゥ
第三位はヂートゥ。
チーター型のキメラ=アントで、女王の下を離れて自由気ままに人間を殺し回っていました。
その際にキメラ=アント討伐隊のモラウ=マッカーナーシとナックル=バインと遭遇して戦闘したことで、二人を倒すことに執着することになります。
非常に足が素早く動体視力も良いため、モラウとナックルの攻撃を全て避け、二人が反応できない速度で攻撃することができます。
反面、攻撃力は低く、ナックルには「何万発殴っても俺たちを倒せない」と馬鹿にされていました。
スピードは作中でも群を抜いて高く、ほとんどのキャラクターがヂートゥを捉えることは難しいと思います。
弱点は単純な攻撃力の低さと、単細胞で知能が低いこと。
モラウには戦術で敗れたものの、念空間を作り出して8時間鬼ごっこで相手から逃げ続けるという新能力を編み出しました(逃げ切れた場合は相手に何らかのペナルティを与えられる能力)。
作中ではその後も”紋露戦苦(モンローウォーク)”と呼ばれる能力を編み出したようですが、その能力は披露されることなくシルバ=ゾルディックの不意打ちにより死亡しました。
モラウは自分の能力を使って時間をかけて鬼ごっこを攻略しましたが、単純に脚力でヂートゥを捕まえることは非常に難しく、能力者によってはヂートゥを捕まえることができないと思います。
攻撃力は低いものの、作中トップクラスのスピードを活かした能力を編み出せば、脅威的な強さになると思います。
第二位:レオル
第二位はレオル。
ライオン型のキメラ=アントで、女王の下を離れて自ら王となることを画策していました。
ヂートゥとは違い知性的で狡猾であり、勝ち目が薄いと判断した敵には無理に挑まず、常に自分が有利に立ち回れる状況を作ることを意識しています。
また仲間にも自分の能力を隠し、仲間を信頼せず利用しているだけでした。
念能力の”謝債発行機(レンタルポッド)”は、恩を売った相手の念能力を、回数と時間制限付きで一時的に借りることができる能力。
レンタル時間は一時間で、レンタル中は他の能力を発動できません。
レンタルポッドで状況に合わせた能力を発動することで、有利に戦うことができます。
作中では用意周到の上でモラウと戦い苦しめましたが、モラウの機転で逆に追い詰められて死亡しました。
ある程度自由に能力を選べるのは強いですし、本人の性格的にも有利状況を作った上で戦闘するため、相性が良いと思います。
ヂートゥよりも戦略立てて戦うことができる分、評価を高くしました。
欠点はレンタルする能力が本来の自分の能力ではなく回数制限もあるため、練度が足りず能力を完全には扱いこなせないことですね。
一流の念能力者は自分の能力の欠点をカバーする戦い方を身につけていますので、使用する能力の経験が足りないレオルは能力を応用しにくいと思います。
第一位:ザザン
第一位はザザン。
サソリ型のキメラ=アントで、女王の死後に流星街に居城を置き、自ら女王と名乗って世界征服を企んでいました。
作中では幻影旅団のフェイタンと交戦しました。
非常に高い耐久力を持ち、フェイタンが”硬(こう)”でオーラを一点集中させて攻撃しても剣が折れてしまい、ザザンに傷一つつけられませんでした。
ヂートゥには劣るでしょうがスピードもかなり速いです。
フェイタンは幻影旅団の中でもスピードに長けた人物ですが、スピードでもフェイタンと良い勝負をしていました。
フェイタンが本調子ではなかったことと、調子を上げてきてからはフェイタンにスピードで負けるようになっていましたが、それでもザザンはかなり速いキャラクターではあると思います。
念能力の“審美的転生注射(クィーンショット)”は操作系の能力で、尻尾の針を突き刺すことで相手をキメラ=アントに変形させて仲間にできます。
一対一であれば一撃で勝利できますが、フェイタンに対しては全て避けられたため発動できませんでした。
パワーも高くフェイタンの腕の骨を折るほどですので、身体能力はとても高いと思います。
念能力も相手に当たりさえすれば一撃で勝てますし、仲間を増やして戦闘で有利になることもできるため、師団長の中でも最も戦闘向きのキャラクターだと判断しました。
フェイタンには、辺り一面を灼熱地獄に変える”太陽に灼かれて(ライジングサン)”という技で全身を焼かれてしまい死亡しました。
しかし肉弾戦やオーラを放出して戦うタイプの念能力者であれば、かなり苦戦するキャラクターだったのではないでしょうか。
まとめ
筆者が考える師団長最強のキャラクターはザザンでした。
今回考察した3匹は作中でも戦闘描写が多くあったため、考察しやすかったです。
まだ生存している師団長は、今後も登場する可能性があります。
能力が明かされていないキャラクターが活躍するのを期待したいですね。
父と同じハンターになるため、そして父に会うため、ゴンの旅が始まった。同じようにハンターになるため試験を受ける、レオリオ・クラピカ・キルアと共に、次々と難関を突破していくが…!?
(C)POT(冨樫義博)1998-2018年
引用元:Comee.net
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