【インタビュー】子どもを持つ親に、そして親を持つ子どもにも読んでほしい……!  『ばぶらぶ』の作者、さやえんどう先生が作品に込めた想い!

【インタビュー】子どもを持つ親に、そして親を持つ子どもにも読んでほしい……!  『ばぶらぶ』の作者、さやえんどう先生が作品に込めた想い!
     
元少女漫画大好き芸人。
少女漫画歴22年、生涯で10000冊以上、5000作品以上の少女漫画を読んでいます。
男りぼんっ子です。男目線で少女漫画の魅力を語ります。
   

『ばぶらぶ』の今後の展開

田舎: 『ばぶらぶ』の作中で瑛太くんもどんどんと成長していっていますが、何歳くらいまで描き続けようっていうのは決めていらっしゃるんですか?

さやえんどう: 瑛太本人は「何歳まで描いてもいいよ」って言ってくれているんですけど、中学生の瑛太を描いてもそれはもう『ばぶらぶ』ではないと思うんです。中学生の頃に、瑛太をめぐって女の子同士がタイマンを張った話とか、ネタは色々あるんですけど(笑)

田舎: めちゃくちゃ面白そう!!(笑)

さやえんどう: 他にも、海外の学校と日本の学校の部活が全然違うっていう話や、小学生の頃にいじめられた話とか、描きたいネタは山ほどあるんですよ。でもそれは『ばぶらぶ』ではなく、何か違う形で発信していけたらなと担当さんと打ち合わせしているところです。

田舎: 読んでみたいです! 大きくなった瑛太くんのエピソードが『ばぶらぶ』で描かれるか、また新しい作品で描かれるかはまだ未定だけれど、何らかの形で作品にされるということですよね?

さやえんどう: そうですね。読者さんの求めてくださっているのが今の瑛太の成長なのだとしたら、そこには応えていきたいなって気持ちはあります。

田舎: 僕も一ファンとして楽しみにしています!

ベトナムでの生活

育児に関する日本と世界の様々な違い

田舎: さやえんどう先生はベトナム在住だということで、ベトナムでの暮らしのことも聞かせて頂きたいのですが、いつ頃から住まれているんですか?

さやえんどう: もう5年目になりますね。5年住んでいてもベトナム語が全く喋れないんですけどね(笑)

田舎: やっぱり難しいですか?

さやえんどう: 発音が中国語に似ていて、すごく難しいんです! 半年勉強したんですけど全然伝わらないので諦めました(笑)

田舎: あはは!(笑) じゃあ生活で必要なコミュニケーションはどの様にとっているんですか?

さやえんどう: 英語ですね。ベトナムは平均年齢が30歳と若く、英語を喋れる方がとても多いんですよ。なので、拙い英語でコミュニケーションを取っています(笑)

田舎: 英語なんですね! ベトナムで生活される中で感じる、日本との違いってどんなものがありますか?

さやえんどう: たくさんありますけど、ベトナムから日本に帰ってきて毎回驚くのは、みんな服の色が黒とかグレーとかベージュなんですよね。「なんでみんな同じ色の服を着ているんだろう」って。

田舎: 確かに言われてみればそうですね。

さやえんどう: 目立たないように生きる事が日本の中では美徳とされている部分があるじゃないですか。周りに合わせなきゃいけないというか。そういった意識が服の色にも出ているのかなって。私も日本に帰ってきたらちょっと地味な服を着ることが多いんですよ。ベトナムに戻ると派手な服を着ちゃいますけど(笑)

田舎: ベトナムは派手なイメージありますね。

さやえんどう: ベトナムは南北に長く北部のハノイには四季がありますが、ホーチミンは南国なんですよ。子どもって目立たないでいる事が難しいじゃないですか。生きるエネルギーが多いので。なので目立たない事を良しとする日本では、子どもにとっての環境としてはあまり良くないのかなって思っちゃう部分はありますね。

田舎: なるほど。

さやえんどう: 特にベトナムは平均年齢が若い分、子どもや赤ちゃんがいるのが日常風景なので、子どもに対して温かいんですね。なので、余計に感じちゃうのかもしれないです。ベトナムで子育てもしてみたかったですね。

田舎: ちなみにベトナム以外の外国にも住まれたことはありますか?

さやえんどう: ありますよ。

田舎: ベトナム以外の国と日本でもやっぱり違いはかなり感じられますか?

さやえんどう: 育児の観点から見ると、やっぱり日本は少し窮屈かなって思いますね。例えば香港に住んでいた時の話なんですけど、ベビーカーで地下鉄に乗ろうとしたら、周りの人が全員手を差し伸べてベビーカーを持ち上げてくれるのを手伝ってくれたり、赤ちゃんを抱っこして電車に乗ると周りの人達がみんな立ち上がって「あなたここ座りなさい!」って席を譲ってくれたり。それも1人2人じゃなく、みんなで席の譲り合い合戦みたいなのが始まるんですよ(笑)

田舎: 微笑ましい!(笑) 日本じゃあまり考えられないですね!

さやえんどう: そういった体験をしてから日本に帰ってくると「日本はなんて冷たいんだ!」って思っちゃって(笑) それがあまりにも衝撃だったので、『ばぶらぶ』を描く原動力の一部にはなっていますね。

田舎: そうなんですね。

さやえんどう: 私も若い時はそうだったんですけど、日本ってそもそも子どもに対してのイメージがあまり良くないと感じていて。子どもってうるさいし暴れるしワガママ言うし、はたから見ていたら「子育てって大変なんだ」って思っちゃうんですよね。でも実際に産んで育ててみたら、もちろん大変なんですけど、それ以上にものすごく面白いんですよ! 子どもは毎日成長していくので、私も成長していかなきゃいけないですし。子育てに対する社会的イメージがあまり良くないので、子育てをしている人がかわいそうって思われているのは日本のもったいないところかなって思います。

田舎: 僕に子どもはいないですけど、それはすごく思いますね。2歳と4歳と6歳の姪っ子がいるんですけど、姪っ子達が赤ちゃんの頃からたまに面倒を見ていて感じたりすることはありました。それこそベビーカーを押して電車に乗ろうとしたら白い目で見られたり……。

さやえんどう: そうなんですよね。田舎さんみたいに赤ちゃんと触れ合ってきた人とそうでない人だと、子どもに対する接し方や考え方が180度違っているなんてこともありますから。

田舎: 確かに言われてみれば僕も1番上の姪っ子が産まれて面倒を見るようになってからと、それまでの自分では子どもに対する考え方は変わったかもしれないです。

さやえんどう: やっぱりそうですよね。もう少し子どもに寛容な世の中になるようになればなと思って『ばぶらぶ』は描いている部分もありますね。

担当T: 私からも少しいいでしょうか?

田舎: Tさん!(さやえんどう先生の担当編集者さん) 是非是非!

担当T: さやさんの視点ってすごく多様性があって、切り口が面白いんですよ。それって転勤族として日本や世界を転々としてきたからだと思うんですね。まず、日本と世界の違いという大きな視点があって、更に日本の中でも地域によって違いがあるじゃないですか。さやさんはそれらを見てきて、実体験を基に漫画を描かれているんですね。そしてその多様な価値観を押し付ける訳ではなく、あるがままに描かれているので、ためになりつつ楽しく読めるんだと思っています。

田舎: なるほど。その通りだと思います。

担当T: こういったインタビューをキッカケに、新しい読者さんにも今までの読者さんにも、さやさんの考え方や作品の魅力を知って頂けると嬉しいです。

さやえんどう: ありがたいです!

田舎: 任せてください! バッチリ書いておきます!

担当T: よろしくお願いします!(笑)

今後の展開、読者さんに一言

田舎: 今後の展望として、エッセイ漫画以外も描いてみたいっていうのはありますか?

さやえんどう: 画力がないので、エッセイ漫画しか描けないですね……(笑) でも普通のストーリー漫画も描いてみたい欲はあるし、描かせて頂けるなら描きたいネタもあります!

田舎: そうなんですか!? もしよければ聞かせてもらってもよろしいでしょうか?

さやえんどう: ドロドロとした不倫漫画を描いてみたいんですよね。

田舎: 最近、不倫の話題はよく耳にしますよね。

さやえんどう: それはやっぱり、世の中に不倫に興味がある人がいて、不倫でしか満たされない人がいっぱいいるってことなんじゃないかなって。そこら辺を突っ込んだ話を描いてみたいなぁって気持ちはありますね。ネタ集めはチマチマとしてるので……(笑)

田舎: えっ、もうネタ集めもされてるんですか?

さやえんどう: 日頃から、世界から見た日本の夫婦のあり方も考えていたりするので。そこら辺はいつか自分の中で昇華したいことですね。

田舎: さやえんどう先生の描く不倫漫画も読んでみたいですね! どんな風になるのか楽しみです! 最後になるのですが、読者さんに一言お願いします!

さやえんどう: 本当に未熟な作品だと思っているんですけど、読者さんに読んで頂けるだけで幸せです。読者さんの支持のおかげでこんなに長く続ける事が出来ています。応援ありがとうございます! 今後ともよろしくお願いします!

田舎: さやえんどう先生ありがとうございました!

さやえんどう: ありがとうございました!

まとめ

さやえんどう先生は子ども達への愛に溢れているのがすごく伝わってくる方でした!

記事にはしていませんが、途中で話が脱線して僕のダイエット話になったのですが、さやえんどう先生自身もダイエットや筋トレを日課にしているということもあり、とても親身になってアドバイスをくれました!(笑)

『ばぶらぶ』の今後も気になるところですね!

ぜひ『comico』でチェックしてみてください!

 

さやえんどう先生の情報

Twitter(@mamepina

 

『ばぶらぶ』作品ページ:http://www.comico.jp/articleList.nhn?titleNo=4410
マンガ・ノベルサービス『comico』にて毎週火曜日に連載中

 

『ひっこしマニア』作品ページ:http://www.comico.jp/articleList.nhn?titleNo=37
マンガ・ノベルサービス『comico』にて掲載(完結済作品)

 

人気の最新作を無料で見るには

人気の最新作のアニメや漫画を見るなら、U-NEXTがおすすめです♪

今なら31日間無料アニメが見放題
さらに、U-NEXTは「ソードアート・オンライン」や「転生したらスライムだった件」などの人気アニメも含め、見放題動画が9万本配信されていて、漫画やラノベも35万冊以上のラインアップです!

今まで気になっていたアニメや、もう一度見直したい漫画を見たい人は、この機会にぜひ利用してみてくださいね。

U-NEXTはこちら

特集・インタビューカテゴリの最新記事