無数に存在する膨大な数の漫画の中から、次に読みたくなる漫画を発掘するきっかけを作るこのインタビュー企画。
前回は“漫画ソムリエ” 兎来 栄寿(とらい えいす)さんに、今イチオシの漫画を教えていただきました。
今回は兎来さんからのご紹介で、看護師・漫画家という2つの顔を持つ漫画家の明(みん)先生にオススメ漫画を紹介していただきました!
おすすめ紹介だけではなく、先生自身のお話もたくさん聞かせていただき、内容も盛りだくさんとなってます!
ちなみに先生は、ファンタジー・ヒューマンドラマ・コメディ系のジャンルの漫画がお好きということですので、趣味が同じ方は特に必見ですよ!
【プロフィール情報】
明(みん)
2013年に「GANMA」にて『LICHT-リヒト-』で漫画家デビュー。
現在は「よみタイ」にて『漫画家しながらツアーナースしています。』の連載をしながら、自身のTwitterアカウントにてエッセイ漫画なども掲載している。
漫画家・明先生について
好きなことを仕事に
田舎: 明先生が漫画家を志したきっかけは何だったんですか?
明: 絵を描いたりお話を考えたりするのは昔から好きだったんですけど、実は「漫画家になろう!」と思った瞬間は一度もないんです。
田舎: えっ、そうなんですか!
明: 元々看護師をやっていたんですけど、3年目くらいのときに「看護師の仕事を長く続けていくためにはちゃんとプライベートも充実させて心を安定させた方がいいな」と思って、趣味で漫画を描き始めたんです。それをネットにあげていたら漫画編集さんから声をかけていただいて、そのときに初めて「あ、自分も漫画家になれるんだ」って思ったんです。せっかく声をかけていただけるんだったらやってみようかなって思ったのがきっかけですね。
田舎: それで生まれた作品が『GANMA』で連載されていた『LICHT-リヒト-』ですか?
明: はい、そうです。『LICHT-リヒト-』で漫画家としてデビューしました。
田舎: 現在はどのような漫画活動をされているんですか?
明: 今は、集英社さんの「よみタイ」というサイトで『漫画家しながらツアーナースしています。』っていうエッセイ漫画を連載しているのと、不定期ですけどTwitterにもたくさん漫画を載せています。
田舎: Twitterの漫画もいくつか読ませていただきました! 連載もしながらTwitterでも漫画を載せるって、かなり忙しいんじゃないですか?
家出をしたときの話。
届ける術もないのだけれど、お礼を言いたい人たちがいます。
中学生の時、家出魔だった私に、手を差し伸べてくれた二人の女性。あの時、ちゃんとお礼を云えたかどうか、覚えておらず、ずっと心の奥で公開しています。
ただ「ありがとう」と伝えたい。ありがとう。 pic.twitter.com/IsyrgyqiII
— 明@Ming (@rikukamehameha) October 27, 2018
明: 私は漫画を描くのはけっこう早いので、空いた時間でツアーナースに行ったり、教科書や医学書を作ったり、医学系の雑誌の挿絵を描かせていただいたり、漫画以外にもいろんなお仕事をやらせてもらってますね。
田舎: めちゃくちゃお忙しそうじゃないですか!
明: 忙しいというより、自分が本当に好きなことをやらせていただいているので、すごく楽しいですよ。
田舎: 素敵なことですね! 『漫画家しながらツアーナースしています。』も読ませていただいているんですけど、明先生が楽しく仕事をされているのが伝わってきます。
明: 楽しいですよ。子どもたちが本当にみんな可愛くて。本当は全力で甘やかせたいんですけど、ツアーナースという立場上、なかなかできないのが残念です……(笑)
SEKAI NO OWARIから受ける影響
田舎: そんなにたくさんお仕事をされていると、なかなかお休みも取れないんじゃないですか?
明: そうでもないですよ。スカイダイビングや、好きなアーティストのライブに行ったりもできています。「SEKAI NO OWARI」が大好きなんですけど、この前のツアーはチケットが取れた分は全会場行きました。一応、泊まりで遠くの会場まで行くときには、原稿を持って行ってホテルでも漫画を描いてたんですけどね(笑)
田舎: あはは(笑) 最高の人生ですね!(笑)ちなみに「セカオワ(SEKAI NO OWARI)」はどういうところが好きなんですか?
明: 世界観が出来上がっているところと、楽曲にストーリーがあるところがすごく好きなんです。〆切間近になるとセカオワを聴きながら気分を上げて原稿を描いています(笑)衣装とかも、漫画でキャラクターが着ている服を考えるときにちょっと影響を受けていると思います。
田舎: たしかに、明先生の作品のファンタジーな世界に通ずる部分がありそうですね!
明: そうですね。自分の描く絵になかなか落としきれてはいないと思いますけど、衣装や世界観はすごく参考にさせてもらっています。
絵を描かないということが一番のストレス
田舎: 先生は漫画は昔から好きだったんですか?
明: 大好きでしたけど、あまり家では読ませてもらえなかったんです。なので、子供の頃は『火の鳥』とか図書館にある漫画を読んでいました。
田舎: そのときに絵や漫画の業界に進もうとは思わなかったんですか?
明: 美術系の高校に通いたいと思ったことはあったんですけど、中学生のときに親に話したら反対されちゃって。反対を押し切るほどの熱意もなかったのですぐに諦めて忘れました(笑)でも絵を描くのは大好きで、これからもずーっと描き続けるんだろうなとは思ってました。
田舎: それが今ではお仕事になっているって素敵ですよね。大好きで描き続けていた結果ですよね。
明: 意識して「好きだ!」とか「やりたい!」とか思ったことはないんですけど、絵を描かないということが自分にとって一番のストレスだったので、基本的に1日に1回は絵を描いていました。友達みんなで旅行に行った時でも、途中で「ちょっと1時間だけお絵描きさせて」って言って私だけ1時間くらい机に向かったりしていました(笑)
田舎: あはは(笑) そんな明先生にとって、漫画や絵のお仕事は本当に天職ですね!
明先生が大好きな漫画6選+1!
田舎: これまでにたくさん漫画を読まれていると思いますが、どんなジャンルの作品が好きですか?
明: ジャンルで言うとファンタジーが圧倒的に多いと思います。ファンタジーの世界の中にヒューマンドラマがある作品が好きですね。
田舎: ファンタジー×ヒューマンドラマ、ですか。
明: はい。でもヒューマンドラマが前面に押し出されている作品より、コメディチックな空気の中にさりげなくヒューマンドラマがある作品が好きです。
田舎: なるほど! それを踏まえた上で本題に移りますが、明先生が特に大好きな漫画を5作品教えていただけますか?
明: それなんですけど……選ぶのが難しくて、6作品でもいいですか?(笑)
田舎: もちろんです! 僕としては、多ければ多いほど嬉しいですよ(笑)それでは早速、まずは1作品目からお願いします!
『精霊狩り』(※『10月の少女たち』に収録)
とある10月…。住む場所も、歳も異なる少女たちは、それぞれにかけがえのない「時」を迎え、とまどい、心を揺らしながら少しずつ大人になろうとしていた…、やがて少女たちに訪れるのは? 伝説のコミック専門誌「COM」に発表されたオムニバス作品をはじめ、「精霊狩り」「赤ッ毛のいとこ」「みつくにの娘」などSF、コメディーからファンタジー等バラエティーに富んだ作品群は「少女まんが」に於ける混迷と萌芽の時代・1970年前後のリアルな息吹を伝える。ほかに入手困難だった青年誌掲載作品等16作を収録する必携の傑作短編集。
田舎: 『ポーの一族』で有名な萩尾望都先生の作品なんですね! この漫画はどういう作品なんですか?
明: 人間が住む世界に陽気な精霊たちが存在しているという世界観なんですけど、精霊たちは狩られる存在なんです。だけどそれを気にも留めないくらい陽気な精霊たちが、「生きるってなんだろう?」とか「なぜ私達は狩られる存在なんだろう?」とかいろいろと考えていく様子がコメディとして描かれているんです。コメディの中にそのような命題を組み込んでいるのが素敵すぎる作品です! 3歳の女の子が、生きるということについて突然真剣に考え始めたりするんですよ(笑)
田舎: 面白そうですね!(笑)ということはこの作品には明先生の大好きな、コメディ、ファンタジー、ヒューマンドラマ、のすべての要素が詰め込まれているんですね。
明: そうです! 本当に素敵な作品なので是非読んでみてほしいです。
田舎: 特に注目してほしいポイントなどはありますか?
明: 主人公がダーナ・ドンブンブンっていう素敵な名前なんですけど……、
田舎: ダーナ・ドンブンブン?(笑)
明: はい(笑)そのネーミングセンスやキャラの生き生きしている感じもすごく魅力ですし、そして何より私はドンブンブンの美脚が大好きなんです!
田舎: なるほど! それでは、ダーナ・ドンブンブンの美脚に注目ということですね!(笑)
明: はい! もう本当に大好きです。
田舎: 僕は少女漫画が大好きなんですけど萩尾望都先生の昔の作品はまだ読めていないので、読んでみます!
『ボクが泥棒になった理由(ワケ)』
高台にある大きな家に、元女優の美人なママと2人暮らし。お嬢様育ちでわがままなママは贅沢が大好き。でも家にはお金がなく、ママは家の骨董品を売っては贅沢を。そして龍三郎がガールフレンドのリエちゃんからのあずかりものの指輪まで、骨董屋に売ってしまう始末。龍三郎はあわてて取り戻そうとするが、時すでに遅し。腹を立てる龍三郎にママは一言「盗めばいいんじゃない」とドロボウ宣言!不器用なママにはまかせられないと、龍三郎も盗みにいくのだが…!? ●収録作品 ボクが泥棒になった理由/パパが泥棒になった理由/ボクが王様になった理由/ボクが幽霊になった理由
引用元:Comee.net
明: すごくちっちゃい頃から好きなのが、田村由美先生の『ボクが泥棒になった理由(ワケ)』という短編集です。けっこう昔の作品なのでもう完結はしているんですけど、全部で7冊コミックスが発売されている人気シリーズです。
田舎: これは1話完結の短編漫画ですか?
明: 1話完結ではあるんですけど、別々の短編ではなく世界観は同じなんですよ。ある一人の小学生の男の子が主人公の作品集です。
田舎: すごく気になるタイトルですよね。
明: タイトルの通り、小学生の男の子が泥棒になるお話なんです(笑)
田舎: 小学生が泥棒に!? 面白そうですね!
明: 田村由美先生の作品なのですごく絵が綺麗なのと、感動するポイントへのストーリーの繋げ方がすごく上手で、自分が漫画を描き始めたときにもすごく勉強になりました。
田舎: 感動するようなお話が多いんですか?
明: そうです、心温まるし面白いんですよ。1話の中に面白さとか感動とか全部詰め込まれているような、そんな短編がたくさん入っているのですごくオススメです。
田舎: 一話完結なら忙しくてまとめ読みする時間がない人でも読みやすいし、お手軽に読めますね!
『紅色魔術探偵団』と『おぼろ探偵帖』
街中で小悪魔が出会ったのは、マッド・サイエンティストを名乗る錬金術師のドクター・フーとその助手の美少女・梨華。気絶させられている間に契約を結んでしまった小悪魔は、ともに探偵社を始めることに。小悪魔たちのもとに持ち込まれるのは、摩訶不思議な事件で……!?
引用元:Comee.net
時は明治―― 街にはガス燈が灯り、夜の闇がすいぶん明るくなった東京。とはいえ、巷には未だ妖怪が存在していた。狸穴法師とその弟子の尾百、そして化物の先遣・夜雀が挑む怪異とは!?
引用元:Comee.net
明: 次は、山田章博先生の漫画で大好きな作品が2作ありまして、『紅色魔術探偵団』と『おぼろ探偵帖』です。この2作は世界観は違うんですけどストーリーの雰囲気は似ていて、両方大好きです。
田舎: この作品も世界観が好きなんですか?
明: 世界観も大好きですけど、元々私は山田章博先生の絵が大好きなんです。
田舎: なるほど! 数ある山田章博先生の作品の中でも、この2作を選んだ理由は?
明: 山田先生の他の作品って、『ロードス島戦記』シリーズとか、けっこう重厚なドラマを描いた作品が多いんですよ。でもこの2作品はすごくコメディチックに描かれていて、「山田先生ってこんなお話も描くんだ」っていうのが新鮮で面白かったんです。あとはキャラクターが活き活きしているところも好きですね。
田舎: 作者さんがガラッと作風を変えられた作品って新鮮で面白くて記憶に残りますよね!
明: そうですよね。でも何よりもやっぱり絵が美しいんですよ! イラストレーターとしても活躍されている先生なので、美しい絵に注目してほしいです。
『3月のライオン』
その少年は、幼い頃すべてを失った。夢も家族も居場所も──。この物語は、そんな少年がすべてを取り戻すストーリー。その少年の職業は──やさしさ溢れるラブストーリー。
引用元:Comee.net
田舎: 『3月のライオン』はどういうところが好きですか?
明: 時々、心にグサッと刺さる台詞があるところがすごく好きです。特に印象に残っているのは、主人公が野球部の男の子と努力について話しているシーンですね。なぜ努力をするのかという話をしているときに、その野球部の子が、「バッターボックスに立つ時に監督から自分を信じろって言われるけど、自分の中に逃げたりサボったりした記憶があると自分を信じられない」というような話をするシーンです。この話を読んだときに、なんか自分の中にすごく綺麗にストンと落ちてきた感じがしたんですよ。モヤモヤと感じていたけど自分には表現できなかった気持ちや感覚を上手く表現してくれた感じがして、すごく嬉しいし心に響きました。
田舎: その感覚、すごくわかります! 自分がぼんやりと思ってはいるけど上手く言葉で表せないようなことを漫画や小説、映画なんかで綺麗に表現されているのを見たら、すごく心に刺さりますよね。このモヤモヤはそれだったんだ、みたいな。
明: そうですよね。私が今Twitterで描いている漫画は、それを目指してやっています。
田舎: なるほど! 明先生のTwitter漫画はRTもいいねも多いので、たくさんの人の心に響いているってことですよね!
明: そう言っていただけるとありがたいです。毎回、この漫画のどこにみんな共感してくれるだろうかっていうのをすごく考えながら描いています。1年くらいずっとTwitter上でバズっている作品のみんなが共感する部分を研究して「自分の漫画に一番近しい形はどういうものなんだろう?」と考えて、今はそれを実践しているところです。SNSで漫画を載せると反応がすぐ貰えるので、共感とか反応の形っていろいろあるんだなってわかってすごく面白いです。
田舎: すぐに反響を貰えるのはSNS漫画の強みですよね。
明: そうですね。私の場合、今のところは自分が理想としていた形の反応をいただけているので本当にありがたいです。でも母体の数が増えたらどうなるかわからないので、これからも研究と実験を繰り返しながら描いていきます。
田舎: すごく勉強熱心なんですね!
明: その原点はやっぱり『3月のライオン』や、さっきの『ボクが泥棒になった理由』を読んでいるときに共感の部分が自分の心に響いて刺さったことにあると思います。
『宝石の国』
今から遠い未来、宝石のカラダを持つ28人は、彼らを装飾品にしようと襲い掛かる月人に備えるべく、戦闘や医療などそれぞれの持ち場についていた。月人と戦うことを望みながら、何も役割を与えられていなかったフォスは、宝石たちを束ねる金剛先生から博物誌を編むように頼まれる。
引用元:Comee.net
田舎: アニメ化もされて話題になった作品ですね!
明: 『LICHT-リヒト-』を連載していたときに「月刊アフタヌーン」で連載が始まったんですけど、第一話を読んだ瞬間に思わず叫びたくなってしまったくらいすごく大好きなファンタジー作品です!
田舎: 叫びたくなるほどだったんですね! 具体的にどういうところに心を奪われましたか?
明: 線がすごくシンプルなのに、こんなにも美しい世界観を表現できるということがすごく羨ましくて。もちろんそれだけじゃなくてストーリーも面白いんですけど、何よりこの作品は線が面白いなと思いました。
田舎: 明先生の描く絵とは線が全然違うんですか?
明: はい、私は細部まで細かく描き込みたくなっちゃうので、私の作品は基本的に線がめちゃくちゃ多いんですよ。だから、線が少ないのにちゃんと大事なところをおさえつつ美しく描いてあることにすごく憧れます。実は『LICHT-リヒト-』を描くときに何度かマネしようとして大失敗を犯してしまったことがあるんです(笑)
田舎: あはは(笑) マネしたくなるくらい衝撃だったんですね!
明: マネしようとして失敗して原稿をまるまる描き直したこともあります(笑)それくらい好きです! 今もエッセイを描くときには線の引き方とかちょっと影響を受けていると思います。
田舎: なるほど! 他にこの作品の見どころはどんなところですか?
明: あとは、普通だと漫画の主人公キャラってシルエットだけでもキャラがわかるくらい特徴的だったりするじゃないですか。
田舎: そうですね。髪型だったり体型だったり。
明: それが、この作品では主人公が敵の攻撃で手や足を失ったりして継ぎ足しをして、どんどん姿が変わっていくんですけど、最終的に頭がまるごと変わっちゃうんですよ(笑) と言っても、恐ろしい描写ではなく綺麗な世界観なんですけどね。
田舎: えー! 主人公の頭が変わっちゃうんですか!?
明: 顔がまるごと変わるんですよ、主人公の(笑) それでも成立していて、どんなに姿が変わっても、これは主人公のフォスフォフィライトだなっていうのがわかるんですよ。
田舎: すごいですね! そんな漫画なかなかないですよね。
明: そうなんです。他にも台詞回しもすごく好きです。シンプルなセリフを言った後にすごい量の台詞を一気に言ったりするんですけど、その会話の回し方や会話の焦点がそもそも面白くて。市川春子先生の作品は全部そうなんですけど、その点がすごく好きです。
『道士郎でござる』
アメリカのネバダ州から突然、12年ぶりに日本へ帰ってきた男・桐柳道士郎。すっかりアメリカナイズされていると思いきや、なぜだか立派な(!?)武士になっていた!!通い始めた高校では、不良たちに「男の勝負」を挑み、大騒動。道士郎の主君にされてしまった同級生の健助は、いつ何が起きるか気が気じゃないorz ハラハラドキドキの最強爆笑学園コメディー!待望の第1巻配信。
引用元:Comee.net
明: あ、もう1本、大好きな作品を思い出したんですけど、いいですか?(笑)
田舎: もちろんです!
明: 『今日から俺は!!』の西森博之先生の『道士郎でござる』っていう作品も面白いです! 武士が普通の高校に転校してくるっていう物語なんですけど、すっっごく面白くて。
田舎: 武士が高校にって、タイムスリップものですか?
明: じゃないんですよ(笑) 普通の高校に普通にアメリカから武士が転校してくるんです。
田舎: それは全然普通じゃないですよ!(笑)
明: あはは!
田舎: どうしてそうなっちゃったんですか?
明: 主人公のお父さんが武士を育てたくて、日本の環境だと現代の文化につられてしまうからと言って、主人公はアメリカの僻地で武士道を教え込まれて育てられたんです。そんな人が普通の日本の高校に転校してきて不良たちと一緒に学園生活を送るんですよ。
田舎: めちゃくちゃ面白そうな設定ですね! 明先生、今日はたくさんの漫画を紹介してくださってありがとうございました! 時間かかるかもしれないですけど、全部読みます!(笑)
明: こちらこそ、ありがとうございました。どれも面白いので、是非読んでみてください!
まとめ
いかがでしたか?
好きな要素は、ファンタジー・ヒューマンドラマ・コメディという明先生が厳選したオススメ漫画6選+1は、面白そうな作品ばかり!
明先生は漫画以外にも、小説や絵本、児童書などもお読みになるそうで、実は先生が人生でもっとも影響を受けた作品は『クレヨン王国』シリーズという児童書で、こちらもファンタジー作品だそうです!
記事には書ききれませんでしたが、児童書や絵本、ツアーナースの話などをとっても楽しそうに語る姿から明先生の優しい人柄が伝わってきて、インタビューしていてとても温かい気持ちになりました。
ちなみに明先生の代表作『LICHT-リヒト-』が2月限定でGANMAにて全話無料公開中だそうです!
(https://ganma.jp/licht)
『LICHT-リヒト-』も心温まる笑って泣けるファンタジー作品ですので、明先生のオススメ7作品に加えて『LICHT-リヒト-』もこの機会に是非読んでみてください!
コミックス版の『リヒト 光の癒術師-ハイレン-』も全3巻絶賛発売中!
取材後にサインとイラストをお願いすると、何でも好きな動物のイラストを描いてくださるとのことで、僕の一番好きなライオンを描いていただきました!
素敵な色紙をありがとうございます!!
エドマンド王国デュラック州――そこに、病み傷つくすべての人に手をさしのべる癒者(いじゃ)の最高峰を目指す少女がいた。
「消えそうな命、私が引き戻す!!」超大型新人が描く異世界医療ファンタジー!!
引用元:Comee.net
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