【インタビュー】ゲームファンも必見! 新連載の話も!? 山本さほ先生に『岡崎に捧ぐ』の制作裏話やおススメゲームなどたっぷりお話を聞いてきました!

【インタビュー】ゲームファンも必見! 新連載の話も!? 山本さほ先生に『岡崎に捧ぐ』の制作裏話やおススメゲームなどたっぷりお話を聞いてきました!
     

漫画と酒と日本語ラップをこよなく愛する人。漫画蔵書5000冊以上。漫画はオールジャンルなんでも読みます。お酒もオールジャンルなんでも飲みます。元よしもと漫画研究部副部長。現在は人生模索中。

   

今回は僕のお笑い芸人時代から懇意にしてくださっている、山本さほ先生にお話を聞いてきました!

昨年完結した『岡崎に捧ぐ』の制作裏話から、現在連載中の『いつもぼくをみてる』のことや、『無慈悲な8bit』からもわかるゲーム愛で先生のおススメゲームを教えていただきました!

気になる今後の新連載の話もあります!
そして山本さほ先生が愛してやまない『ブラック・ミラー』とは!?(笑)

全ての漫画ファン、ゲームファン必見のインタビューとなっております!!

 

【プロフィール情報】

 

山本さほ
2014年、代表作である『岡崎に捧ぐ』をウェブサイト「note」に掲載し評判となり、2015年1月より『ビッグコミックスペリオール』誌にてデビュー。
無類のゲーム好きとしても知られており、ゲームコラム漫画『無慈悲な8bit』を『ファミ通』誌にて連載中。
その他、『ヤングマガジンサード』誌にて『いつもぼくをみてる』も並行連載中。
好きな食べ物は静岡にあるファミリーレストラン「さわやか」のげんこつハンバーグ。

『岡崎に捧ぐ』について

『岡崎に捧ぐ』の完結! 2018年を振り返って

河野: さほ先生、昨年は大変お世話になりました。今日は『岡崎に捧ぐ』の話を中心に、さほ先生の作品とさほ先生自身の事など色々お聞かせ願えればなと思います。よろしくお願いします。

山本: よろしくお願いします。

河野: まずは2018年を振り返ってみてどんな年でしたか?

山本: 2018年は本当についてない年でしたねぇ(笑) 後厄だったんですよ。振り返ってみたら本当に厄年ってあるんだなって実感しました。

河野: そうだったんですね。例えばどんな出来事があったんですか?

山本: 本当にたくさんありますよ! ご存知の方もいるかと思いますが、ある件でTwitterが炎上したり、飼っている猫が病気になったり。車で事故って出費がかさんだり、ベトナム旅行中にお金をすられたりもしましたね……。あとは株で失敗しました(笑) お金がとにかく飛んだ一年でしたね。

河野: Twitterの件はかなり大規模な騒ぎに発展しましたよね。大変な一年でしたね……。でも2018年は『岡崎に捧ぐ』が無事に完結した年でもありますよね。

山本: それは確かにそうですね。ありがたいです。

河野: 描ききった今、心境はどうですか?

山本: 「やっと終わったー!」っていう安心感が大きいですね。連載中って長距離マラソン走ってるような感覚なんですよ。描いている時はいつゴールなのかハァハァ息切らしている感じで。

河野: なるほど。

山本: でも『岡崎に捧ぐ』は描き始めた時からゴールを一応設定していたんでまだなんとかなりましたね。だいたい4巻くらいかなって。途中で『まだ描き足りない事があるから1冊増やそう』ってなって全5巻になりました。『岡崎に捧ぐ』の場合はゴールが見えている状態で描いていたので、ゴールが見えない状態の長期連載されている他の漫画家さんは本当すごいなって思いましたね。

河野: そうだったんですね。失礼な質問になってしまうかもしれませんが、人気が出てきて、もっと長く続けようっていう気持ちは無かったですか?

山本: それは無かったですね。描き始めた時点で最後までの構想があったので、そこを引き延ばして変えるつもりは無かったです。編集さんもそこはわかってくれていたので綺麗に終わらせる事が出来ました。

河野: 続けようと思えば長く続けられそうな作品だと思うのですが、凄く綺麗に終わっていますもんね。

山本: そうですね。今のところ続編を描くつもりは全くありませんけど、気が変わるかもしれないので言い切りません!(笑)

『岡崎に捧ぐ』が生まれるまで

河野: 『岡崎に捧ぐ』の3巻くらいまでは学生時代のエピソードがメインですが、当時を思い出す作業って大変でしたか?

山本: そんなに大変じゃなかったです。というのも、岡崎さんがすごく色々細かいことを覚えているんですよ。「あの時こんな事があって、山本さんはこう言ったんだよ」みたいな話を飲み会の席とかで私に言い聞かせてくるので頭に刷り込まれていましたね。1人だったら忘れちゃってたかもなぁ。

河野: それは『岡崎に捧ぐ』を描く前にですか?

山本: 主にそうですね。飲みに行ったら思い出話ってするじゃないですか。『岡崎に捧ぐ』を描いていることが岡崎さんにバレてからは、たまにエピソードを聞いたりもしましたけど。

河野: 『岡崎に捧ぐ』は最初、サプライズで描き始めたんですよね? やっぱり本人にバレたくなかったですか?

山本: バレたくなかったですねぇ。ありがたいことなんですけど、ネットで話題になっていたのを友達が見つけて岡崎さんに連絡がいったみたいでバレちゃいました(笑) でも隠し通すのは無理だったかなぁとも思うので全然いいんですけどね!

河野: 『岡崎に捧ぐ』を描き始めた当初、プロになる意識はありましたか?

山本: 最初は全く無かったです。作中でも描いた通り、2月に岡崎さんから結婚の報告を受けて、4月くらいから漫画を描き始めたんですね。岡崎さんの結婚式が11月だったので、結婚式までの8ヶ月間だけ岡崎さんのために漫画を描いて、式が終わったら描くのをやめようと思っていました。話題にならなかったら今でも前の仕事をしていたと思いますね。

河野: まさに岡崎さんに捧げた作品なんですね。漫画を描くキッカケをくれた杉ちゃんさんは先見の明がありますよね。

山本: 本当にそうですね。杉ちゃんはマネージャーとして物凄く優秀でしたね。

河野: 『岡崎に捧ぐ』は最初『note』に掲載していたんですよね。

山本: noteが出来たばかりの時ですね。これも杉ちゃんの目の付け所が良かったんですよ。「noteっていうサイトが新しくできたからそこに漫画をアップしろ!」って言ってくれて。まだ活用している人が少なかったので時期もラッキーでしたね。

河野: 今でこそnoteはネットの媒体としてとても有名ですけど、noteの立役者だったんですね!

山本: ありがたいことに、最初は「noteを有名にした人」みたいなことも結構言ってもらえましたね。杉ちゃんの話で言うと、今でもTwitterにたまに投稿している『ひまつぶしまんが』を描けって言ってくれたのも杉ちゃんなんですよ。今ではTwitter上に漫画を載せることって当たり前ですけど、当時はまだやっている人が少なかったんです。これも時期が良かったんだと思います。

河野: 確かに今はTwitter上に漫画はたくさんありますけどその当時はTwitter漫画黎明期だったんですね。 さほ先生も最近また過去に描いた漫画をTwitterで再アップされたりしていますよね。おばあちゃんの漫画とかTwitterで初めて読ませて頂きました。

 

 

 

山本:  ちらちらと出していってますね。おばあちゃんの漫画は『ヤングアニマル』に掲載させてもらったんですが、単行本にも載っていないので何もしなかったら忘れ去られちゃうので。

河野: あれすごく良かったです!

山本: ありがとうございます。『ヤングアニマル』っぽい作風ではなかったんですけど、意外と好評で嬉しかったですね。

最終巻につながる伏線

河野: 『岡崎に捧ぐ』作中での山本さんの恋愛事情はあまり描かれていませんよね。学生時代にはちらっとだけありましたけど。何か理由があるのですか?

山本: あー、それはちょっと私が恥ずかしがり屋だからですね(笑)

河野: なるほど。20代の時の恋愛などはあえて省いた感じですかね?

山本: そうですね。隠している訳ではないんですけどね。私自身、自伝的作品で急に恋愛模様が出てくるのがあまり好きじゃないんです。ちょっと冷めちゃうというか。

河野: 凄くわかります(笑)

山本: それで言うと岡崎さんの恋愛の話もほぼ省いて描いていないですね。でも3巻で1回だけ高校生の時に岡崎さんに初めて彼氏が出来たエピソードは描かせてもらいました。それは作品の根幹に関わってくる部分だったからなんですけど。

河野: 詳しくお聞きしてもいいでしょうか。

山本: 最終巻で岡崎さんから結婚を打ち明けられて「あー、私は岡崎さんの1番の存在じゃなくなったんだ……」っていうシーンがあるんですけど、そこに繋がるんです。高校生の時に岡崎さんに彼氏が初めて出来たんですけど、その彼氏より私のことを常に優先してくれていたんですよ。「彼氏といるより山本さんといる方が楽しいから」って。高校生の頃の初彼氏の描写は現在とのギャップというか伏線になっているんですね。初めて私の誘いを断って婚約者を優先した部分は描きたいと思っていたので、岡崎さんにも許可を取って描かせてもらいました。

河野: そのお話を聞いてから読み返すとなおさら染みるシーンになりますね。

山本: 高校生の頃は本当に私を優先してくれてたんですよ!(笑) 彼氏といる時でも私が誘いの電話をしたら「今ヒマだからすぐそっち行くねー」って来ちゃうくらい(笑)そんな岡崎さんが大切な人を見つけたっていうのを描きたかったんです。

河野: 寂しいけど優しいエピソードですね。

先生の描きたいこと

河野: 『岡崎に捧ぐ』4巻あたりは結構ネガティブな時期のことを描かれていますよね。その時期の事を描くのは辛くなかったですか?

山本: 描いているときは辛くなかったですね。もちろんその当時は辛かったですけど、描いている時は暗い気持ちではなかったです。私はどちらかと言うとネガティブな事を描くのが好きなんですよ。ただ、読者さんから頂いた感想を見たら読んでいる方が辛いのかなって思いました。

河野: そうですね。僕も暗い話やネガティブな話は好きですけど、やっぱり感情移入もありますしそれまでが笑える展開が多かったので僕は読んでいて少し辛かったです。

山本: やっぱりそうなんですね。私は作者なので最初から後半に辛い展開が来るのはわかっていたんですけど、読者の方が『岡崎に捧ぐ』をギャグ漫画として読んでいたら悪いなぁって気持ちはありました。

河野: ギャグ漫画とは思っていなかったですけど、振り幅は大きかったですよね。辛かったっていうのはそれだけ共感して面白かったって事なんですけどね。

山本: ちなみに、次に連載する予定のものは『岡崎に捧ぐ』4巻の比じゃないくらいネガティブなものになると思います。具体的な事はまだ言えませんけど、新連載に向けて動き出しているので皆さんに楽しんでもらえたら嬉しいですね。

河野: 楽しみだなぁ!

作者が1番好きなエピソード

河野: この間「『岡崎に捧ぐ』読者が選ぶ傑作エピソードTOP10」のアンケートがありましたよね。

山本: はい。1位は夏祭りの話でしたね。

河野: 山本さんが初めて岡崎さんに謝る話ですね! あの話は僕も大好きです! さほ先生自身が1番気に入っているエピソードを教えてもらっていいですか?

山本: 私が1番好きなのは3巻の最後でプールに忍び込む話ですね。「今ってさぁ、バイトして好きに使えるお金があるでしょ? どんどんできることが増えていくのに、なんであの頃よりつまらないんだろう。」ってセリフがあるんですけど、これは本当に今でも思いますね。もちろん大人になってからの方が楽しいこともたくさんありますけど、お腹が痛くなるほど笑うこととか大人になるにつれ無くなっていくじゃないですか。子どもの頃は毎日あったのに。

河野: 本当にそうですよね。僕は去年までお笑いをやっていたので人より笑うことは多かったと思うんですけど、くだらないことで腹が痛くなるほど笑うっていうのはやっぱり子ども時代には敵わないですよね。あの楽しかった子ども時代を終わらせたくなくてお笑いをやっていた部分もあります。

山本: あー、なるほど。芸人さんはたしかに楽しそうですね。

河野: 本当にお笑いを辞めて「青春が終わったな」って気持ちはありますね。でもさほ先生は今も楽しんでいる感じありません?

山本: まぁたしかに楽しんで生きてはいますね(笑) でもやっぱり子ども時代には勝てないんですよ。大人になってから出会った人と子ども時代にやっていた様なバカみたいなことってなかなかできないじゃないですか。それに気づいた時にすごく悲しかったんです。「なんでこんなにつまんないんだろう」って。それが3巻の最後のエピソードで描けたかなと思っています。

岡崎さんと山本さん、お互いの呼び名

河野: 『岡崎に捧ぐ』は岡崎さん視点で読んでも面白いですよね。岡崎さんにエピソードを聞いて描いていた部分もあると先程おっしゃっていましたが、そういった意味では岡崎さん目線でもあるわけですよね。

山本: そうですね。 岡崎さんに漫画を描いていることがバレてからは「この時岡崎さんなんて言ったっけ!?」って聞いたりしてから描いていた部分もあります。『岡崎に捧ぐ』ってタイトルですけど岡崎さんにはだいぶ手伝ってもらいましたね。

河野: ちょっと気になっていた事があるんですけど、お互いの呼び方はずっと「岡崎さん」「山本さん」なんですか?

山本: 出会った時から未だにずっとそうですね。

河野: 呼び方が変わった時期とかも無く?

山本: 全く無いですねぇ。ずーっとです。なんでなんだろう? 結構言われるんですけどずっと変わらないですね。岡崎さんは他の友達からは下の名前とかあだ名で呼ばれたりもしてるんですけど。なんか今更呼び方変えるのも恥ずかしいですし(笑) 岡崎さんと杉ちゃんと私は3人ともずーっと作中の呼び方ですね。

河野: 素敵な関係ですよね。

山本: ありがとうございます。なんか私岡崎さんの前ではカッコつけちゃうんですよね。

河野: 作中で読む限りは岡崎さんは山本さんをヒーロー視してる部分がありますよね。その期待に応えたいってことですか?

山本: あー、それはすごくあります! だから岡崎さんの前ではちょっと冷たくしちゃうというか……。クールな自分を演じている気がしますね。

河野: あはは!(笑) ヒーローで居続けるのも大変ですね(笑)

『いつもぼくをみてる』について

テーマは子どもの頃の罪悪感

河野: 『いつもぼくをみてる』のお話を聞かせて欲しいんですが、この漫画もさほ先生自身の体験を落とし込んでいる部分もありますか?

山本: ありますね。『岡崎に捧ぐ』で描けなかった話をフィクションだから描いてもいいかなと思って描いている部分はあります。小学生の頃とかゲームを持って帰っちゃう人とかいたじゃないですか。あるあるですよね?(笑)

河野: あー、ありましたねぇ! 作中にもあるような手癖の悪いって噂がある友達が家に遊びに来たら物が無くなってたり。

山本: 『岡崎に捧ぐ』で使わなかった物を要素として描いている部分はあります。

河野: フィクションの中に実体験も盛り込まれているんですね。作品の主軸といってもいい存在の”あいつ”は見えていたんですか?

山本: さすがにあいつは見えてなかったです(笑) ただ、あいつ自体はずーっと昔から私の中であるキャラクターなんですよ。17歳くらいに描いたのが初めてかな。すごく気に入っているキャラクターなので”あいつ”を使って漫画を描きたいなと思っていました。

河野: ”あいつ”は子どもがちょっと悪い事をしたら出てくる存在ですよね。構想はその当時からあったんですか?

山本: そうですね。「罪悪感」をテーマに漫画を描きたかったんです。子どもの頃にしてしまったちょっとした悪事ってみんなありますよね。

河野: ありますね。

山本: 子どもの頃にした悪事って意外と大人になっても覚えているものだと思うんですよ。そういったものに「エモさ」を感じるんですよね。河野くんはなんか子どもの頃の悪事なんか覚えてます?

河野: 小学生の頃、水風船を凍らせて作った氷の塊を隣の家の壁に投げまくるっていうイタズラをしていましたね。バレて苦情が来ましたけど、「そんなことやってないけどなぁ……」ってしらばっくれました。今思うとなんでそんなことしてたのかわからないですけど。

山本: それって今「悪いことしたな」って思ってます?

河野: めちゃくちゃ思ってますね。「なんであんなわけわからない事したんだろう、申し訳なかったな」って。

山本: やっぱりそうなんですよね。氷の塊を投げ込まれた家の人は「隣の家の悪ガキはろくな大人にならない! きっとヤンキーになってるはずだ!」って思っていると思うんですよ。でも河野くんは大人になったら当時の事をこうやって反省していて、ちゃんとした大人になっている訳じゃないですか。それってなんか面白いなって。そういった話を描いてみたかったんですよ。

河野: なるほど。言われてみればエモさを感じますね。

みんなも心当たりがあるはず! カイテルさんのモデル

河野: カイテルさんってめちゃくちゃ既視感があるキャラクターなんですけど、モデルとかいるんですか?

山本: 明確なモデルはいないんですけど、いわゆる近所の変なおじさんですよね(笑) なんか小学生の輪の中に入って一緒に遊んでたりする大人いませんでした?

河野: いましたね! それがまさに僕がカイテルさんに既視感を覚えた理由です! カイテルさんより全然年上ですけど、地元では「セニョール」って呼ばれていたおっさんがいました! 野球やってたら「構えがなってないよ! 一回俺に打たせてみろ!」とか言って輪の中に入ってくるんですよ(笑)

山本: あはは!(笑) セニョールって!(笑) カイテルさんはそこまでいかないですけどね(笑) 町に1人はいる子どもに優しいちょっと変なおじさんというか。あとは、子どもの視点だけじゃなく大人の視点も入れたいなと思って登場させていますね。

河野: 『いつもぼくをみてる』は基本的にはきっちょんが主役ですけど、話によって主役が変わったりもしますよね。

山本: そうですね。子ども視点と大人視点では物事の見方が変わるかなと思って意図的にそうしています。

河野: そうだったんですね。1巻がとても気になる終わり方をしたので2巻が楽しみです!

『無慈悲な8bit』について

今おススメのゲーム

河野: 『無慈悲な8bit』は本当にゲーム愛の詰まった作品ですよね。

山本: ありがとうございます。ファミ通の歴史のある2ページ漫画を担当させて頂いて本当に光栄です。

河野: せっかくなので色々とゲームのお話も聞かせてもらいたいんですが、その前に僕のPS4購入の相談に乗ってもらってありがとうございました! (以前PS4を買うべきか相談させてもらいました。) おかげで最近楽しいゲームライフを送ってます!

山本: どういたしまして。ソフトは結局何買ったんですか?

河野: 『Detroit: Become Human』(デトロイト ビカム ヒューマン)と『Marvel’s Spider-Man』(スパイダーマン)と『Dead by Daylight』(デッド バイ デイライト)と『ワンダと巨像』と『人喰いの大鷲トリコ』です。大鷲トリコだけまだ手をつけてないですけど。

山本: あっ! 『Dead by Daylight』買ったんですね! 私もめちゃくちゃやってますよ!

河野: そうなんですか! すごい下手くそですけど『Dead by Daylight』めちゃくちゃ楽しいですね! 今おススメのゲームありますか?

山本: んー、なんだろうなぁ。私は人と対戦するゲームが好きなんで『Dead by Daylight』とか『オーバーウォッチ』とかすごい好きなんですよね。FPS系だったら『フォートナイト』もオススメだしなぁ。友達と盛り上がるゲームなら『Overcooked 2』(オーバークック2)は楽しいですよ! みんなで厨房の中でわちゃわちゃ料理を作るゲームなんですけど、昨日も深夜に友達とオンラインでプレイしてめちゃくちゃ盛り上がりました! 後はPSVRになっちゃうんですけど、『TETRIS® EFFECT』(テトリス・エフェクト)ってゲームがあるんですけど、これは凄いヤバいですよ!

河野: 普通のテトリスとは違うんですか?

山本: テトリスはテトリスなんですけど、音とか視覚から得られる情報がとにかく凄いんですよ! ドラッグはやったことないですけど、ドラッグでトリップする感じです! テトリスって縦棒を入れて4列一気に消すじゃないですか。もうあの瞬間なんて映像と音が本当にすっごい気持ちよくて未知の世界ですよ! おススメです!

河野: へぇー! テトリスは得意なのでがぜん興味が湧きます!

山本: 体験しないとわからないと思うのでPSVRを手に入れて是非やってみてください!
あとはなんといっても『ASTRO BOT』(アストロ ボット)ですね! 私『ASTRO BOT』は死ぬほど人に勧めまくってます! なんなら漫画でもおススメしましたからね! 『ASTRO BOT』をやるためだけにPSVRを買う価値ありますよ!

河野: 知らないゲームなので後で調べてみます! さほ先生はそこまでゲーム愛があって、『無慈悲な8bit』でもゲームの事を描いているじゃないですか。 ゲーム配信などはしないんですか?

山本: 実はしてるんです。大々的に宣伝してやっている訳ではなくコソコソとですけどね(笑) 編集さんにゲームやってるのバレたら嫌じゃないですか(笑) 結構漫画家の友達も観に来てくれたりしますよ。

河野: へー! 観たいです! アーカイブとか無いんですか?

山本: 無いです! 証拠は全部隠滅してます!(笑)

河野: どんなゲームの配信しているんですか?

山本: 最近だと『Undertale』(アンダーテール)を3周目までクリアしたりとか『Dead by Daylight』もやりますよ。河野くん『Undertale』おススメですよ!

河野: 今積んでるゲーム終わったらやってみます! 『無慈悲な8bit』を描いているさほ先生にとってゲームをする事は一種の仕事でもある訳ですよね。ゲームをする時に仕事をしている感覚はありますか?

山本: 0ですね。単純に好きだからやってます。ただ、ゲームをする時の言い訳としては「これも仕事だしなぁ」って自分に言い聞かせてます(笑) あとは新しいゲームを買うときも「仕事に必要な物だからなぁ」ってボヤいてみたり(笑)

河野: あはは!(笑)まぁたしかに仕事ですもんね!(笑)

愛してやまない海外ドラマ『ブラック・ミラー』

河野: せっかくなんで僕らが愛してやまない海外ドラマ『ブラック・ミラー』の話もしましょう! 布教活動として!(笑)

山本: あー! いいですね! さわやかのハンバーグと『ブラック・ミラー』は普段から人に勧めまくって布教活動してますから!

河野: 今年新作が来るって噂ですよね!

山本: それまでは死ねないです(笑) 本当に私は『ブラック・ミラー』の新シーズンを生きる楽しみの1つにしてますからね。ブラック・ミラーが続く限りは死ねないです。

(同席していたComee.mag編集田舎はるみ)
田舎: ブラック・ミラーってどんなドラマなんですか?

山本: すごく簡単に説明するとSF要素や近未来要素の入った海外版『世にも奇妙な物語』ですね。完全1話完結型なんですけど、1話1話がめちゃくちゃ良くできてるんですよ! それも1話だいたい1時間未満で。

田舎: 僕『世にも奇妙な物語』大好きなんで凄く見てみたいです!

山本: もう本当に最っ高ですよ! 『世にも奇妙な物語』が好きなら絶対観たほうがいいです! 『ブラック・ミラー』は面白すぎてちょっと悔しいんですよ。

河野: 悔しいというのは漫画とドラマという媒体に違いはありますけど、嫉妬を覚えるという事ですか?

山本: そうですね。あんなに面白い漫画を作りたいなって。漫画家や映像を作っている人に限らず、全ての作り手が嫉妬する作品だと思います。このインタビューを読んでいる人でまだ観てない人はNetflixに加入して是非観てみてください!

河野: 僕からもお願いします!

2019年の抱負と読者さんに一言

河野: いやぁ色々とお話を聞かせて頂きました。雑談もかなりさせて頂きましたけど(笑)

山本: 本当ですよね(笑)

河野: 最初に2018年を振り返ってもらったので、2019年の抱負を教えてください。

山本: とにかく生き残りたいですね。ただ生きていたい(笑) 去年が辛い年だったので今年は良いことあるといいなって感じですね。

河野: 新連載も始まるであろうとのことなので挑戦の年でもある訳ですね。

山本: そうですね。また1からの挑戦なので不安も大きいですがその分楽しみも大きいですね!

河野: 最後に読者さんに一言お願いします!

山本: 見捨てないでください! ポイしないでください! 謙虚な気持ちで頑張りますのでどうにか応援お願いします!

河野: 山本さほ先生ありがとうございました!

まとめ

山本さほ先生インタビュー、いかがだったでしょうか。

会話の半分以上は雑談でしたが、『岡崎に捧ぐ』の裏話など気になるところも聞けたかなと思います。
終始和やかな雰囲気でとても楽しい時間でした!

そして! Comee宛に素敵なサイン色紙を描いて頂いたんですがハプニングが!(笑)

2019年になったばかりということもあり、サイン色紙の日付を2018年と書いてしまったんです!
その斬新な修正方法がこちらになります!(笑)

 

 

斬新!(笑)
さほ先生はいつも人を楽しませようとしてくれる素敵な人です!

さほ先生、本日は貴重なお時間をありがとうございました!

 

【山本さほ先生書籍情報】

2014年にWEB上で公開され始められるや、各界著名人の称賛を浴びるなど瞬く間に話題を呼び、短期でページ1000万ビューを記録した人気エッセイ漫画がついに単行本化!!

作者・山本さほさんが、実際の幼馴染み・岡崎さんとのちょっと特殊な友情を描いた“超プライベート”なふたりの歴史。

出会いは小学生時代の1990年代。スーパーファミコン、たまごっち、プレイステーション……懐かしいたくさんのゲームやおもちゃ、笑いと涙のエピソードが、私たちみんなが持つ普遍的な記憶を呼び起こします!

「新しい世代の『ちびまる子ちゃん』」だと評す人もいる注目作、ぜひご一読ください!!

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