本日紹介する『ブルーロック』の1番の特徴といえば、サッカー漫画なのにも関わらずプレイヤー全員が攻撃役のポジション・FW(フォワード)である点でしょう。
皆様もご存知だと思いますが、サッカーとは11人の選手がそれぞれ役割を持ち、力を合わせて、相手チームのゴールにボールを入れるスポーツ。
チーム全員が攻撃役のFWでは試合が成立しないはずです。
本作はサッカー漫画としてイレギュラーな設定になっているので、普通のサッカー漫画とは大きくかけ離れており話の流れも全く予想できません。
ですのでサッカー漫画の王道の展開に少し飽きてきた方や、一風変わったスポーツ漫画を読んでみたいと思っている人にピッタリな作品となっております。
この記事ではそんな『ブルーロック』の見どころポイントをお伝えしていきます。
『ブルーロック』の設定と、選手全員がFWである理由
どうして『ブルーロック』はプレイヤー全員がFWの選手になっているのか。
その理由は本作のタイトルの由来となった架空の施設・”青い監獄(ブルーロック)”の特殊な設定にあります。
青い監獄という施設は、世界一のFWの選手を育成するために設立された特訓場となっています。
そこには日本のW杯優勝のために雇われたコーチ・絵心甚八(えごじんぱち)の独断と偏見で選べれた18歳以下のFW選手300人が、特殊なトレーニングをこなすために集められています。
選手たちはその中で共同生活を行い、トレーニングや試合でチームを組むことになるので、本作はFWの選手しか試合に出ないのです。
もちろん試合中は役割分担として、GK (ゴールキーパー)などの他のポジションを担うこともありますが、どの選手も最も得意なポジションはFWです。
青い監獄ではFWの選手同士で過酷な生存争いが行われ、敗れた人は日本代表に入る権利を失い、サッカー人生が終わってしまいます。
しかし勝ち抜いた最後のひとりの選手は、世界一のFWになることができると断言され、青い監獄内で測定されるランキング上位の選手は、無条件で20歳以下の選手のW杯であるでU-20W杯のFW選手として登録されます。
敗退した時の条件は厳しいものの、上位の選手にはそのリスクにあった報酬が得られるのです。
本作では300人のFW選手たちが、サッカー人生をかけた熾烈な戦いが行われます。
『ブルーロック』の見どころ
サッカー漫画なのにチームプレイを推奨しない点
本作では世界一のFWの第一条件として、仲間よりも自分のことを最優先に考える「エゴイスト」であることが必要だと述べられておりました。
選手たちは青い監獄の特殊な環境で過ごすうちに、自分のことを第一に考える「エゴイスト」になっていくのです。
サッカー漫画の面白い点を挙げるとしたら、チームメンバー同士が力を合わせて勝利を得る瞬間を思い浮かべる人が多いと思います。
僕自身もそのような熱い展開を見て感動したという経験もありました。
本作ではチームプレイよりも個人の持つエゴが重視されます。
ですので僕たちが今まで熱中したサッカー漫画の熱い展開とは外れたストーリーが繰り広げられます。
例えば主人公の潔世一 (いさぎよいち)は、の入寮試験にて行われていた“オニごっこ”の最終局面にて、自分ことを気にかけてくれた友人である吉良涼介(きらりょうすけ)を狙ってしまいました。
このオニごっこにて最後にオニになっていた人間は、青い監獄から敗れ去ることになってしまいます。
本来、仲間を最優先に考えるはずの主人公が仲間を裏切るなど、普通のスポーツ漫画では考えられないような行為が作中では行われます。
主人公の能力が目覚める瞬間
潔はストーリー開始当初は、青い監獄内にいる300人の選手の中でつけられるランクが299位で、他の選手と比べると能力が劣っています。
しかし青い監獄内での過酷な生存争いに参加することにより、直感的にゴールを得られるプレイヤーが分かるようになる、ゴールの匂いを察知する能力を得ます。
潔はその能力を使い相手チームを倒すことで、勝利を得る快感を覚え始めました。
主人公である潔が強くなり、相手選手を倒す姿は爽快であり見ていて気持ちよくなってきます。
このように従来のスポーツ漫画のような選手が強くなる様子もしっかりと描かれておりました。
選手が強くなる過程に納得が出来るようになる上、王道サッカー漫画のような主人公が成長するワクワク感も楽しむことが出来るのです。
まとめ
今回は登場プレーヤー全員FWのサッカー漫画『ブルーロック』を紹介しました。
普通のサッカー漫画とは全く異なった設定やストーリー展開となっているので、読んでいて驚きの連続でした。
サッカー漫画が好きな方はもちろん、あまり読まない人にもぜひ一度読んでいただきたいです。
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2018年、W杯、日本代表ベスト16敗退…。これを受け日本フットボール連合は、W杯優勝のため、300人の高校生を集めた育成寮“青い監獄(ブルーロック)”を設立。コーチを務める男・絵心甚八は、日本に必要なのは「エゴイズムにあふれるストライカーだ」と断言。無名のFW・潔 世一たちは、己をエゴイストに変える蹴落とし合いの選別に挑む!
引用元:Comee.net